アウトドア親爺の徒然日記

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まるのんちゃん777

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2020.08.23
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カテゴリ: 旅行




今日は久し振りに涼しい一日。
我が家の周りでも纏まった雨が降り、ぐっと気温が下がりました。

それにしても、昨日までは暑い日が続きました。
皆様におかれましてはお元気でお過ごしでしょうか。

あまりにも暑いので気象庁の website で我が町のデータを確認してみました。

7月の日照時間は合計でたったの49.3時間。 
これに対して、8月は昨日までの合計は210時間。 一日当たり約9時間半ほど。

ほぼ毎日、朝から晩までお陽様カンカンということになります。


気温の比較では+6.9℃ほどですが、お陽様カンカン効果で数字以上に暑く感じるのでしょう。

今週からやや過ごし易くなるとの天気予報が出ていますね。 期待大です。


日記は北陸旅行の六日目。
この日は梅雨の真中にも関わらず、9時頃から雲が取れ暑い一日となりました。

お宿の朝食をいただいた後、早速出発です。

お泊りだけで敦賀を素通りというのも味気ないので、
お宿の女将さんに教えていただいた「気比の松原」に寄りました。





「気比の松原」は「虹の松原」、「三保の松原」と並び、日本三大松原の一つとされ、
万葉集や日本書紀にも登場するほど、古より愛でられてきた名所です。

「一夜の松原」とも呼ばれますが、これは聖武天皇の時代の伝承に由来します。
聖武天皇といえば東大寺の大仏を建立した方として有名です。


氣比神宮の神の使いである白鷺が、松の頂に多数とまったそうなのですが・・・。

白鷺の群れを大軍勢の旗指し物と勘違いした異民族は、
恐れをなして逃げ帰ってて行ったのだということなのですね。

日本海側には古代の伝承が多々有り、長い歴史を感じることができます。

これで今年は日本三大松原を全て訪問することができました。






この地は50年近く前に、家族で訪れた思い出の場所。 よく覚えてはいませんが。

道の両側にはお土産屋さんが並び、今でも昭和の時代を彷彿とさせます。
雰囲気は神奈川県の江の島と似ていました。 COVID-19の影響か人影は疎らです。





お土産屋街を抜けると目の前に絶景が広がります。





海も穏やかなので、大好きな遊覧船に乗ることにしました。
船着き場は崖の下。





階段を降りると船着き場があります。
かなり狭い入江です。 船長さんは腕利きですね。





入江の出口も狭いです。





「東尋坊」は、輝石安山岩の柱状節理からなる奇岩。

大規模なものは世界でも3か所しかないというもので、
地質学的にも非常に貴重であり、国の天然記念物に指定されています。





「東尋坊」とはまた不思議な地名なのですが、
昔々、永平寺にいた暴れ者の僧の名前に由来があるそうです。





沖合に浮かぶ島は雄島。 赤い橋で陸地と繋がっています。
橋を渡り徒歩で上陸することも可能。 これも江の島と似ていますね。





雄島に近付くと、やはり発達した柱状節理が観察できます。
この奇岩は「蜂の巣」と呼ばれているもの。






もっと近付くと真にアシナガバチなどの巣にそっくりです。
下側は荒波による浸食で欠けてしまったのでしょうか。





時計回りに更に回り込んでいくと、
傾いた上に上面がスパッと切り取られたような形状の岩が見えてきます。





東尋坊の柱状節理は上述の通り輝石安山岩ですが、雄島の柱状節理は流紋岩とのこと。
どちらも火山活動で流れ出た溶岩が冷えて固まったものです。

二酸化ケイ素の含有量によって流紋岩、安山岩、玄武岩と別れるそうですが・・・。





雄島の北端にはこれまた形が異なる岩が見られましたが詳細は不明です。





この小屋は海上保安庁所有の監視小屋。
何を監視するのかといいますと、対象は密入国者なのだそうです。

今より約30年前、元号が平成になった当時、
ベトナム難民を偽装した中国からのボートピープルがが多数押し寄せた事件がありました。

今でも密入国者がいるのでしょうか。





遊覧船は雄島から東尋坊に戻ると、東尋坊の名所を案内してくれました。
ここが東尋坊を代表する大池。 永平寺の悪僧、かの東尋坊が突き落された場所だとか。

少し前までは「ちゃちゃちゃちゃーん、ちゃちゃちゃちゃーん」
のオープニングテーマソングで始まる2時間ものドラマに良く出てきました。

15年ほど前に放送が終了してしまいましたら今の若い人は知らないかもね。
犯人が追い詰められるラストシーンの定番でした。

たぶん東伊豆の城ヶ崎海岸も良く登場していたのでは・・・。

話は戻りましてと。

この日は波が静かなので、船は大池の奥まで入ってくれました。
下から見上げる断崖も迫力があります。





この他、ライオン岩や夫婦岩、蝋燭岩などの名所があります。

下の写真はライオン岩。
ライオンが伏している姿に似ていることから。





後ろ姿の方がそっくり、という声もあります。





遊覧船を降りてから、今後は大池を上から覗き込みます。
海面までおおよそ25mほど。 吸い込まれそうな気分になります。





間近で見る柱状節理がきれいです。
空も海もきれい。 海外のリゾート地に来たようですね。

しかしうっかり前進すると奈落の底に落ちてしまいます。
すぐ前は大地の割れ目。

ところで、東尋坊は自殺の名所でもあるとのこと。
最近まで年間で何十人も飛び込んでいたそうですが・・・。

今でも2か所ほど電話ボックスが設置されています。
これは自殺を思いとどまらせる、「救いの電話」とか「命の電話」とされています。





近くで見かけたイソヒヨドリ。 たぶん今年生まれの幼鳥です。
全体的にフワフワの産毛(幼羽)が残っています。





さて、「東尋坊」とは永平寺の悪僧・東尋坊のことだということが分かりました。

ということでこの後、永平寺の見学に向かいました。
永平寺は曹洞宗の寺院であって、総持寺とともに曹洞宗の大本山です。

開山は1940年代の古刹。 趣がありました。





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Last updated  2020.09.03 16:21:37


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