August 24, 2004
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カテゴリ: Long Trip
5回目のアイリッシュブレックファストを終え,

今日はバレン高原をドライブする予定だ。

標識に従い,廃墟や砦跡の横を通り,「巨人のテーブル」という
古代の石遺跡に向かう。飛鳥の石舞台古墳のようなモノだが,
舞台というほど大きくなく,「テーブル」というニックネームが良く似合う。
出会った日本人観光者が言っていたとおり,ストーンヘンジなどを
想像してくるとがっかりするかもしれない。が,DriesとNotenは,
相当気に入った。まず,このテーブルのデザインが美しい。

巨人のテーブル


視界の限り石,石,石。見えるもの全てが灰色の石灰岩なのだ。
そして全ての石の表面は溶解・侵食されて不思議な様相をしている。
はじめて見る景色だ。地獄というべきか,異星というべきか。
ここが「火星です」と言われても納得してしまう。とにかく凄い。

この地面,火星のようでしょ。

次の観光場所のAillwee Caveに行く途中も,この地獄絵図の中をドライブ。
Aillwee Caveは,バレン高原に数ある洞窟の中で,唯一公開されているものだ
ということだ。チケットを買って自分のツアーの時間が来るまで待つ。
が,待つ場所が土産物屋の隣だ。よって,みんないろいろとみやげ物を
買ってしまうという作戦らしい。見事な作戦だ。

どこの土産物屋に行っても気になるのはアイルランド料理の本だ。
なぜか,どこの土産物屋にもアイルランド料理本のコーナーがある。

美味しいと思う。アイルランドのパブでハズレくじを引いたことは
ほとんど無い。イモばかり食べている印象があるかもしれないが,
それはつけあわせで,シチューやローストなどのメインは美味しい。
また,デザートも結構種類が豊富で美味しい。ということで,
ぜひとも美味しいアイルランド料理をマスターしたいと思っている。

アイルランド人と付き合うにあたって,冗談のひとつも知っておいた方が良いし,
冗談から国民性を知ることも出来るかなと思ったらしい。
料理本はちょっと重いのでダブリンに帰ってから買うとして,
ジョーク集は今買うことにした。別に洞窟観光のついでに買うものでもないが,
土産物屋の作戦に
はまってしまったようだ。オスカーワイルド格言集と迷ったが,
アイルランドウイット集を買うことにした。

そうこうしているうちにガイドツアーの時間が来た。
この洞窟が見つかった経緯や,特徴を説明してもらう。
が,説明が洞窟に反響してちょっと聞きづらい。洞窟の中の
滝や鍾乳石や石筍はとても神秘的だった。特に面白かったのは,
完全なる闇の世界体験だ。入口から曲がりくねった道を300mほど来た地点で,
ガイドがライトを消すと,どこからも光が入ってこず,完璧なる闇の世界を
体験することができるということだった。ライトを消すと,本当に真っ暗で,
目が慣れる,ということも無かった。いつまで経っても闇のままだった。
あとから聞いたところだと,Notenはこの完璧な闇を体験できなかったようだ。
というのも,Driesの腕時計の文字盤の蛍光塗料がぼんやりと光っていたそうだ。
失敬。

洞窟見学を終え,駐車場に戻った。別の場所にある駐車場に,
このあたり特産のチーズや蜂蜜を売っている売店があるというので,
ちょっと寄ることにした。というのも,試食が出来るからだ。
うーん,5種類以上あるチーズはどれも絶品。昼食どきということもあり,
たくさん試食をしてしまった。

ちょっと早いながらも,B&Bに向かいつつドライブを楽しむ
ということで今日の行程を終了させることにした。
それにしても,どこまでもどこまでも火星のような台地が続く。
次の山を越しても,海沿いを走っても。見渡す限り灰色の景色。

どこまでも続く石の世界

大小さまざまな石が転がっていることもあり,みんな車を止めて
石を積んで遊んでいる。よく見ると,遠くの方まで積まれた石が見える。
DriesとNotenも石を積んで作品を作ってみた。

半島をぐるっと回ったところにあるDoolinという街で車を止めた。
今回は見送ることにしたが,ここからアラン諸島という島々に船が出ている。
小雨が降っており,どんよりしていたこともあるが,ココの海岸線は
どこよりも「最果て感」を感じる。地球の果てまで来たような感じだ。

車に戻り,隣町のBallyvaughanという街辺りでお茶でも飲むことになった。
海に面した喫茶店は,真っ白の建物に真っ赤な扉がかわいらしい。
中にはいると,ずらっと並ぶケーキやスコーン。どれも美味しそう!

喫茶店のケーキ。全部食べたい!

そして,ガラス張りの温室のようなテラス席も良い感じだ。
残念ながら小雨は降っているものの,窓の外の花や緑が綺麗だ。
スコーンを食べたが,自家製のジャムは絶品だった。こんな田舎町なのに,
人気の店のようでお客さんは一杯入っていた。アイルランドでは,
紅茶は紅茶で,メニューに数種類載っている店に出会っていない気がするが,
この喫茶店は紅茶の種類も数種類あった。

今日のB&BはCoole Parkという公園のそばだ。
到着し,呼び鈴を鳴らすが応答なし。しかもハエがブンブン飛んでいる。
ひょっとしてハズレのB&Bか!? 「若干到着が早かったかなあ」と,
車に戻ろうとしたとき,おじさんが出てきた。ひとまずチェックインは出来た。
部屋に案内されると,とても機能的で清潔な部屋で安心した。
相変わらず窓の外ではハエが騒いでいるが,部屋の中には2匹しかいなかった。
なぜこのB&Bは,綺麗にしているのにハエがいるかは不明だが,
Notenがこの二匹を退治し,平安を手に入れた。

テレビを見ながらボッ~としていると,今日も夕食の時間が来た。
車で15分くらいのところにある街に食べに行くことにした。
特筆すべきモノは何もなさそうな,特に綺麗でもない街で,
食べるところもあまりなさそうだった。一軒のパブに入ったものの,
そこは食事を出していないパブだった。「道路の向こうのパブの料理はNO.1だ!」
と言われたので,そこに行くことにした。ローストチキンとスープを頼んで
一緒に食べたのだが,チキンの盛り付けはパブというより,
ちょっとしたレストラン風だ。フライドポテトと茹野菜は別の皿で出てきた。
満足満足。にしても,店員全員が女性だったのにはちょっと驚いた。

B&Bに帰ってから少しだけ近所を散歩してみたが,やはりハエが多かった。
きっとハエの多い地域なのかもしれない。もしくは,最近大量に
孵化したしたのかもしれない。まあ,ここのB&Bに限ったことではなさそうなので,
気にしないようにしよう。(代筆)








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Last updated  September 13, 2004 06:48:09 PM
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