December 21, 2004
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カテゴリ: Long Trip
【予 定】


【日 記】
朝8時過ぎ,パルマにあるとても美しい舞台を見学に行った。
(観劇に行ったわけではなく,観客席等の建築内装を見学に行った。)
室内にあるその舞台と観客席は,ローマ建築のように荘厳なのだが,
石製ではなく全てが木製である。柱も木で出来ており,その曲線は特に美しい。

帰り際に肉屋でパルマハムとチーズをパンにはさんで食べた。
やはりやめられない美味しさだ。


レッジオエミリアという小さな街に向った。駅前には中国人や
中国系の店が多く,「中世の趣深き街」という印象からは遠いものだった。
そして改めて,こんな小さな街にも中国系の人が住んで居るのか,
と思わざるを得なかった。

街の中心までは徒歩で10分ほど。
中心部は中世イタリアの雰囲気を色濃く残すとても美しい街だ。
この街では火曜と金曜にマーケットが開催される。ということで,
広場にはたくさんの露店が並んでいた。売っているものは服や靴が中心だった。

レッジオエミリアの中心広場

街の中心の広場から,一本路地を入ったところに今日宿泊予定のホテルがある。
入口が狭い路地に面しているため見つけにくいのだが,
そのこじんまりとした感じがとてもいい味を出していた。

Max Maraである。(注)小洒落ている理由がうなづける。
いや,それだけではなく,実はこの小さな街,アキーレ・マラモッティにより
Max Maraが創業された発祥の地,そして本拠地なのである。
(といいつつ,Max Mara好きなわけではない。)

Max Maraの本店です。

レセプションで,「新婚旅行か?」と聞かれた。本気か!? 

クラシックな宮殿調なホテルというより,ミニマルなデザイン系
アパートメントホテルといった感じ。
パリで泊まったベラミに通ずるものがある。通された部屋は,
良くまとまった最上階の部屋であったのだが(といっても4階建て。),
ちょっと可愛らしすぎる。Max Maraというより,ローラアシュレイ
といった感じか。早速Notenがレセプションに行って交渉開始。
「あの部屋もいいが,実は今日はもう少しシックな部屋に泊まりたい気分なのだ。
他の部屋も見せて欲しい。」ということで,リストを持った係りの人と部屋めぐり。
このホテルの中には,色々なテイストの部屋があるため,
ホテルツアーも楽しかったようだ。「コチラの部屋は,
私の一番好きな部屋です。」などと,今日の宿泊に関係ないような
高級な部屋も見せてもらったり,ちょっと得したNotenでした。
その結果,ちょっと狭いながら,とてもシンプルでシックな部屋に引越し成功。
ベージュと茶色を上品に配した,Max Maraらしいお部屋だ。

さて,チェックインも済んだし,ちょっとお腹もすいたし,
ぶらっと街を見て歩きますか。街の中心部のお店はどこを覗いても楽しい。
ココの街もパルマハムとパルメザンチーズ屋さんが多い。一軒入ってみる。
ほっほー,おいしそうだ。そして日本よりも安い(と思う。)
ということで,大きなパルメザンチーズから500g分だけ切り分けて
買うことにした。いい買い物が出来た。美味そうだ。大事そうに
カバンにチーズを入れて,また散歩。角にあるパン屋さんはとても繁盛している。
ちょっと入ってみよう。テイクアウトで「エルバッツォーネ」という
惣菜パンを買い,街角で食べた。そしてそのままBARへ。

そうこうしているうちに街中の店がバタバタと店じまいを始めた。
昼休みの開始である。昼休みの間は,街は静まり返っている。
美術館ならやっているかな,と思い,数少ない街の観光スポットの
美術館に行ってみると,「改装中」。では,劇場は? 
「今日は一般公開していない」とのこと。
結局,これといった観光スポットに行くこともなく,街をブラブラ。
まあ,ココの街はそれが一番!

そして再び営業開始。街に活気が戻ってきた。
本屋に入ったり,靴屋を見たり,あっという間に夕方になった。
さて,日が暮れてから夕食まではいつものように寝ることにしよう,
とホテルに向っていると,やっぱり気になる生ハム屋さん。
入ってしまいました。あまりの種類で何がなんだかボーっと見ている二人。
頑固そうな店主に「ドレガオイシイ」と聞くDries。
「全部だ,全部だ!」という店主。会話終了。再び途方にくれる二人。
すると,接客を終えたさっきの主人がハムをスライスし始めた。
「私たちの分よ!試食させてくれるんだわ!」と,ずうずうしいDriesとNoten。
が,,,,スライスすること4枚,5枚,6枚,7枚。
「あんなにくれるはずないよね。残念。」とNoten。
と,その時,「プロシュート,トウキョウ?」と紙の上に
綺麗に薄切りにされた生ハムを差し出す店主。
まさに「オー,マンマミーヤ」状態である。レストランの一皿分。
思わぬ前菜となった。結局,DriesとNotenはfioccoという豚の内腿のハムを
買うことにした。幻のハムの一種だと勝手に思っている。美味そうだ!

棚と天井の生ハムは奥の奥まで続きます。

ホテルでお昼寝をしたあとは,,,いよいよ夕食万歳!今夜のレストランは,
Max Maraの本店の裏庭にある「Arti e Mestieri」というレストラン。
コチラのオーナーもMax Mara。実はココのレストラン,
この店以外に世界に一つだけ支店があるのです。
それはどこかというと,,,日本。それも名古屋なんです。
DriesとNotenは,この名古屋支店に数回行ったことがあり,
今回是非本店で食べてみたいなって思っていたわけでして,,,。

9時に予約をしていたのだが,待ちきれずにちょっと早めの8時半に到着。
予約をしておいてよかった。店内はお客さんで一杯。
クールに決めている人から,カジュアルに決めている人まで。
いずれにせよお洒落な客層だ。店内の雰囲気も良い。
シーンとした高級感ではなく,みんな自分のペースで楽しく食事をしている。
壁にはMax Maraのものと思われる型紙が額縁に入れられ飾られている。
ウエイターの対応も良く,満足のいくサービスだった。

料理ももちろん美味しかった。バルサミコやチーズ,ハムなど
地元の食材にこだわり,それらをふんだんに使う。
古典的なイタリアンに留まらない新しい料理を楽しむことが出来た。
DriesとNotenが頼んだワインは,店で一番安い赤ワイン。
安いから頼んだわけではなく,この赤ワインにはちょっとした特徴があり,
それを一度試してみたかったからだ。実はこの赤ワイン,
シャンペンのように炭酸が入っているのだ。DriesもNotenも
あまりワインには詳しくないので,こういうワインは
特に珍しいものではないのかもしれないのだが,はじめてみる
スパークリング真っ赤なワインを頼まないわけにはいかなかった。
見た目は甘そうなのだが,全く甘くなく味は全くの赤ワイン。
そしてしっかりとした発泡。想像以上に美味しかった。

食べきれないほどのボリュームで,大満足。
11時を過ぎ,クリスマスイルミネーションだけが静かに輝く。
誰もいなくなった街をホテルに帰る。パルマに引き続き,
ココも取り立てて観光するものはない街だが,十分満足だ。(代筆)


注)最近,ファッションブランドが服飾の枠を超えて事業を広げるのが,
一つの流行にもなっているようだ。ブルガリ(ミラノ)や
フェラガモ(フィレンツェ)もホテルを持っているそうだし,
アルマーニもリゾートホテルをプロデュースしているらしい。


【メ モ】
宿泊:ALBERGO delle NOTARIE 
食事:Arti e Mestieri(夕食)







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Last updated  December 31, 2004 09:48:09 PM
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