漫画家・写真家玉地俊雄紫煙のゆらぎ

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2012.01.14

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　たかが大阪のオーケストラ

　　　　　　大阪ジャランジャラン　・　大阪交響楽団合唱団携帯音と観客の携帯音の怪差

昨日のネット上では観客の携帯呼び出し音が会場に鳴り響き指揮者は音楽を止めた。

ヴァレリィーギェルギエフがマーラーの交響曲を第二楽章で止めて、
補聴器のハウリング音に関しての場内放送をサントリーホールに求めて、
第三楽章を開始した話は有名である。

僕もザ・シンフォニーホールと大阪交響楽団双方に因果を含めて、
補聴器によるハウリング音に関してＨＰの書き換えとプログラムへの明記を実現させた。

今日は何を演奏できるのか分からないまま演奏会へゆく。

惑星は人数が足らないので演奏できません。
春の祭典は変拍子が難しくて大阪で呼べる指揮者では演奏できません。

観客の携帯が音楽を止めたがどうしたというのだ。

大阪市交響楽団は昔ヴェルディのレクイエムで合唱団員の携帯が、
会場内に鳴り響き彼は譜面を落っことして慌てふためいたが、
ブーイングしようにもアッケにとられたまま演奏は中断されなかった。

ボロヘボルト・カラヤンはドンファンを振ろうと、
お嬢さん２人に手をひかれ指揮台で、
今にも死ぬかと思うばかりのゆっくりとした動作で指揮棒を振り下ろしたのを、
僕は２階席でいぶかったが直ぐに音楽が泊まった。

謝罪も無くベルリンフィルハーモニカーが勝手にドンファンを演奏して、

ティルオイレンシュピーゲルと勘違いして指揮棒を振り下ろした実話は有名である。

怪人ハンスクナッパーツブッシュ氏は自ら演奏を止めこう言った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　すまん　今間違えたのはわたしだ　」

たかが大阪のオーケストラそんな豪傑は誰ひとり居ないのか。
大阪市室内管弦楽団はバロックにシフトすべきである。

マーラーやブルックナーは禁じ手である。

世界エァーコンダクター協会家元

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　玉地俊雄

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