漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

2015.01.04
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カテゴリ: こんな夢をみた


登山用ピッケル











              こんな夢をみた








本格的登山らしいのだが装備品はピッケルだけしかない。

リュックサックその他が見当たらない。
氷河のトレッキングなのだろうか。
タイランドには氷河のあるような標高の高い山はないはずだけれど。

バンコックは猛烈に暑いがチェンマイまで来ると標高差が800mほどあって涼しい。
トゥクトゥクという50ccバイクに乗客席をつけた乗り物で夜に走ると寒い。

どこの何という山に登るのだろう。



山岳民族




それにしてはタイの山岳民族の子供たちが両替してくれる様子である。


サワディッカーと言っているからやはりタイなのだろうか。
たしかに日本人よりあさぐろい肌の色をしている。

しきりにジュースを買って欲しいと声高に主張している。
物売りの時には英語の発音になるのが亜細亜諸国の習慣であるのがどの国でも変らない。

最後の楽園バリ島ウブドでしゃらんじゃらんしている時デワワルンで仏蘭西語を聞いた。
コマンタレヴー。
リエゾンと言う発音も正確だった。
フランス人観光客に教わったと言っていた。




バーツ



タイのバーツは千円で330バーツほどだろう。
10バーツはいくらなのだろう。
表側にはプミポン国王の肖像がありSNSで公開すると不敬罪で訴追されるかもしれない。


国王が宮殿に戻られたので観光客は全員目に触れないよう物陰に隠れなさい。

命令口調の放送であったが国王の姿は隠れたりし無い僕には見えなかった。
僕は王が大嫌いだ。



みっくちゅじゅーちゅ



両替したバーツでガイドさんにジュースを買ってあげよう。

なによりも水分補給が大切である。

しかもヨーグルト味が微妙なところがとても素適だからガイドさんも喜んでいる、

コップンクラップと言うのだから男性のガイドさんらしい。
顔は見えていないし判別不可能なガイドさんである。



白いテント



細い山道の斜面は礫岩でザラザラとして崩れやすい。

道の脇がガケになって僕の白い簡易テントがズリ落ちそうになっている。
影の下は暗い。
数多くのテントが落っこちそうになっているが僕のテントはかろうじて止まっている。
引っ張りあけねばならない。

斜面だから腰を低くおとして慎重に引き揚げよう。
斜面での作業は上からの落石と斜面下側への転落に備えた行動が必要だ。



リュック



最後の最期まで慎重に。
あやまちはやすきところにてつかまつるものにそうろう心してひきあげよう。

リュックが出てきた。
長年使用したフランスのミレーのザックだ。
槍穂高連峰を単独でしかも地図なしで雲上散歩した時からの長い付き合いである。

こんなところに居たのか。



まぐろ



リュックの中には寿司が入っている。
ガイドさんがまぐろを2つ口に咥えているのが妙だ。

僕は最近まぐろが好きではなくなっている。
ハマチのほうが美味しい。
エンガワも美味しいな。


こんな夢をみた








                             玉地俊雄





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最終更新日  2015.01.04 11:50:44
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