漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

2017.03.09
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カテゴリ: 殺人病棟漂流記
なつかしいものたち






       大阪回性病院脳神経外科病棟からの脱走 後編




火焔土器にさまざまなお気に入りたちがわんさかと勢ぞろいしている。
いいなあ。
大阪回性病院であわや殺されかけた時はもうこれらとは合えなかったかもしれない。
生きていて良かったとつくづく思う。

だいたいが脳梗塞が固定化してるのに何んで入院が長くなっているのか。
最初の1発目から130時間を経過して何んで入院やねん。



テディウスモルフォ蝶




もう入院はテゲテゲにしたらばよかろうもん。

何故なら後遺症もあまり無く5体満足でほぼ健常人だからアトリエまで脱走してきた。

もう1曲聴いてゆこう。




ESOTERIC






モーツァルトのコンチェルト・フォア・フルート・アンド・ハープ・ウイズオーケストラ。
ヤフオクで超高価の1万6千円お釣りが少々。

エソテリックのSACDは中低域が分厚く高域が魅力に乏しい。
ジャン・ピエール・ランパルの吹く黄金のフルートはまるで鉛のフルートのように聴こえる。
リリー・ラスキーヌ嬢の弾くハープの響きは超高域のパチンピリン感か全く無い。

XPのMp3のほうがはるかに良い響きだという事をアトリエで再確認した。
そうだグズグズしてないで、
サッサと本格退院すべきだと確信して地下鉄御堂筋線東三国へと向かう。





新大阪駅俯瞰




腹案は在る。
問題はその切り札をばいかに有効利用するタイミングを切り出すか。


日1日入院費が積み重なるのは、
無意味に大阪回性病院を儲けさせるだけで空しいと今日つくづく理解した。
さてどうしてやろうか

つづく


                                   玉地 俊雄





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最終更新日  2017.03.09 00:16:49


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