漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

2020.06.13
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欧米ではアルコールを飲む映像はCMに使用できない。
日本は酒類に対する規制が甘く日本たばこ産業  JT のように出来ないワケでもあるのである。

飲酒が過ぎると毒となりやがて肝硬変から死にいたるのにである。
糠漬けの茄子を土に埋めても、
もう芽をだして茄子の実をつけないのと同じようにアル中は不治の病である。
アル中患者は自分の意思でアルコールをやめることが出来ない。
朝おきて飲み昼にも飲みコンビニでかつて飲み夕食後にも飲む。
眠れないのでまた飲み続けるとアルコール中毒症となりアル中病棟に入院させなければならない。


僕は肝臓がアルコールを分解する酵素を持っていないのでいわゆる下戸である。
飲めるのは快楽であり人間の3大欲望のひとつを持たない不幸モノと飲む知人から言われた。

ある年の正月越乃寒梅という名の日本酒1升を買いくさいのを我慢してのみはじめた。
心臓かバクバクした。
気分が悪くなった。
体が真っ赤になってしまった。
こんな不味い水を何故飲むのか馬鹿らしくなった。

結局ビンの上から10cmほどでキブアップし後は料理酒にもならなかった。
アル中病棟のお世話にはならない生活ではあるが糖尿病患者でもある。
糖尿とアル中がくっ付くと大変な悲劇である。

                                      玉地 俊雄





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最終更新日  2020.06.13 00:00:09


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