平成竹取物語

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忘れな草9404

忘れな草9404

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July 16, 2006
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カテゴリ: 生き方のスタイル
 死は、必ず思いがけない形で私たちの前に登場する。
 きょう、脳出血で倒れ意識が戻らない次兄を見舞った。脳梗塞を併発、左半分は完全に壊死状態。現在は自発呼吸をしているが、いつ容態が急変してもおかしくない状態だという。6月初め、心臓近くの動脈瘤手術を、カテーテル術で成功して自宅に戻って1週間で倒れた。動脈瘤手術で血液をさらさらにするなどの措置が、遠因になっているらしい。もしこの山を越したとしても、意識が戻ることはなく、植物状態となる、というのが医師の説明だ。
 動脈瘤手術をしなければ、後1,2年は生きていたかもしれない。でも、あることを知ってしまった以上、放っておくのは、これまた勇気がいる。
 次兄は、われら一族のリーダーだった。村で初めて「大学」という所に進み、おかげで末っ子の自分も大学に進めた。彼が道を開かなければ、後ろの者も進めなかった。学費の一部も負担してもらった。社会人となってからも、節目節目で相談し、指示を仰ぎ、方向性を指し示してもらった。職業上は、一生平で終わった高校教師であったけども。でも教え子の支持は厚かった。
 74歳。せめて日本人の平均まで、あるいは80歳まで。でも、何歳までいきても「もう十分だ」という考えないはなれない。これが、寿命の不思議なところだ。結核、胃がん、心臓など数々の大病を乗り越えてきたが、今度ばかりはむつかしそうだ。最後に義姉が「もう仕方ないよね」と私に語る。やり残したことはたくさんあるが「十分生きたのでないか」というニュアンスだった。「旅行も、大体は行ったんでしょう」と、私は応えた。
 自発呼吸の力強さにいちるの望みを託し、病院を後にした。





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Last updated  July 16, 2006 11:38:41 PM
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Comments

忘れな草9404 @ 思わせぶりですみません  時間がなくて、途中のまま登録しました…
忘れな草9404 @ Re[1]:そうだったのか-ベッドの起源(07/02) ふゆゆんさん >いきなりお邪魔致しますm…
忘れな草9404 @ Re[1]:そうだったのか-ベッドの起源(07/02) ふゆゆんさん >いきなりお邪魔致しますm…
ふゆゆん @ Re:そうだったのか-ベッドの起源(07/02) いきなりお邪魔致しますm(_ _)m >欧州…

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