18日は、山形のそば会。いろいろな催しに出るが、この会は雰囲気がとても好きで、毎月楽しみにしている。しかも、今月は「お話当番」。あるSNSに連載している「人生二山説」をテーマに話そうと決め、資料を集め準備を進めてきた。井上ひさしが唱えた「一身にして二生を経る」、つまり、一生を2回経験するほどの、後半人生の充実した送り方についてである。
いつもなら、山形に向かうバスでは眠ってしまうが、今回だけは多すぎる材料をどう短時間でメリハリをつけてまとめるか、そのことで頭がいっぱいで、眠らずに組み立てを考えた。導入部を決め、あとは成り行きにしようと心を決めた。一方で、脳出血で危篤状態の次兄のことはから離れず、気分は沈んだまま。
会は、テーブルに座りきれない盛況。司会者が、前年度の会計報告をするなどの開会手続きをしている間、家内から携帯に電話。「次兄が危機を脱した」という連絡だ。そこで精神が弛緩したのだと思う。電話機をどこにどうしまったのか、明確な記憶がない。
そのうれしい知らせのせいもあっただろうか、話はわれながらうまくいった。最大20分と主宰者から聞いていたが、15分ほどで起床転結をつけ、うまくまとまることができた。さっそく質問が出るほどで、つかみを入れ、飽きあせない話になったと思う。
それからは、飲みながらの歓談、そしてそば、と楽しい時間を過ごした。午後8時30分ころだろうか、終了。不覚にも脱いでいた上着を着る際、いつもやる携帯の確認をしなかった。いつもはバスで帰るのだが、マイカーで来た人がいて、乗せていただいて、自宅に戻った。紛失した可能性があるのは、そば店を出て車に乗るまでの5,6メートル、わが市に戻り車を降りて自宅まで歩く13,4分の間だけである。そば店に無いというのだから。
地元と山形の警察には届けた。利用停止の手続きも取った。自宅に戻って気付き、自分の電話に掛けたらベルの応答音はしたのに、昨日になって掛けたら「電波の届かないところにあるか電源が切られています」の応答。誰かの人為的行為が入っている。
今朝は諦め切れず、散歩は車から降りて自宅までのコースの再確認となった。無論、見つからなかった。
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