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これも絶対以前読みました。
読んだことありそうなタイトルだな~と思ってましたが
最初のページで気がつきました。
こういった わかりやすい ちょっぴりほろ苦いノスタルジーもの
結構好きです。![]()
短編集なのですがそれぞれのエピソードにながれる
やさしい時間 は共通です。
特に好きなのは
江戸っ子ちゃきちゃきで、ちょいボケの祖父とのエピソードや同じくいなせで美人だった祖母とのエピソード。
おじいちゃんのエピソード、”青い火花”
では
"ベトナムのカメラマンはうめえよ。俺よりゃちょいと下がるが、おめえよりかはうめえ。"
と言うおじいちゃんに弟子で義理の息子である
お父さんが
"当然です、おやじさん。"
と返すところなんか、家族愛と師匠に対する尊敬が
にじみでていて、これが本当の話だったらおじいちゃん幸せな人
だったんだろうなぁ、って思います。
おばあちゃんのお話のでは"雛の花"で
"いいかい、みんな肝をくくっておきき。あたしゃァ癌だ。霞町のお師匠さんに、いいお医者を紹介してもらったから、そこで往生する。痛いの辛いのと、そりゃあ多少はじたばたするかもしらないが、お天道さんの決めたことだから、おまいさん方も孝養おさめだとおもって了簡しておくんない。"
とおばあちゃんが家族に宣言して次の朝誰も起きてこないうちにさっさと一人で家を出てしまうところ。
見栄っ張りが身上の江戸っ子ってやつでしょうか、
やせ我慢の中に見える家族へのいたわり
やら
それでも自分の美徳を貫こうとするおばあちゃんに拍手。
こういうお話、よわいんですよね~。
何回読んでもなみだ目になります。
なんだか知らないけど泣いてすっきりしたいときとか、
家族に優しくしたくなったときなんかに
最適。
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