2004年09月16日
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カテゴリ: ジュズ19&20&21
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において

アッサラーム アライクム

最も大事なことは、アッラーを唱念〔ズィクル〕することである。(29:45)

もうすぐマグリブです。金曜日が始まります。

8時半から30分ズィクルの時間としましょう。


「ズィクル」とは、

アッラーを思い出し、アッラーに気持ちを傾け、アッラーを想い、アッラーに浸ることを意味します。具体的には一定の文句を心と舌に唱えることで、「念仏」ならぬ『念神』とでも言えるでしょうか。

至高のアッラーは、『まことにそれ(魂、自我)を清める者は成功し、それを汚す者は滅びる。』(聖クルアーン第91章太陽章第9・10節)と仰せられ、自我を清めることが私たち人間にとって真の成功を得る鍵であるとお教えくださっています。では「何によって?」その答えが、ズィクルというわけです。『言いなさい。「まことにアッラーはお望みの者を迷うにまかせ、悔悟してかれに返る者を導かれよう。これら信仰した者たちは、アッラーの唱念によって心の安らぎを得る。アッラーを唱念することで、心の安らぎを得られないはずはないのだ。」と』(第13章雷電章第27・28節)

他にもズィクルの徳を教えてくれる御言葉は数多くありますが、『アッラーを唱念(ズィクル)することは、最も大切である。』(第29章蜘蛛章第45節)、『信徒たちよ、アッラーを唱念しなさい。数多く唱念しなさい。朝晩、かれを讃えるのです。』(第33章部族連合章第41・42節)という御言葉があれば、ズィクルの大切さを知るには十分のはずです。アッラーのしもべとしてムスリムが行う行為には、数限りない恩恵を与えてくださっている唯一真主アッラーに感謝を表明するその証しとしての行為には、多種多様なものがありますが(礼拝、喜捨、斎戒、巡礼など)、どれひとつとってもアッラーを真に思うこと(ズィクル)なしには達成し得えないという事実を共に考えてみたいものです。ズィクルなしには、純粋なイバーダー(崇拝行為)にはなりえない、と言っても過言ではないかもしれません。どんなにイバーダーを重ねても、どんなにイルム(知識)を高めても、ズィクルによって自我を清めることを怠った者が、真の意味で救われることはないでしょう。至高のアッラーは、預言者イブラーヒームさまの口を通して、仰せられています。『その日(審判の日)には、財産も子供たちも役に立ちません。ただ汚れのない心を、アッラーに捧げる者だけは別ですが。』(第26章詩人たち章第88・89節)



『ファ=ズクルーニー アズクルクム ワ=シュクルー リー ワ ラー タクフルーン:だからわれを念じなさい。そうすればわれも汝を思うであろう。われに感謝し、恩を忘れてはならない。』(第2章雌牛章第152節)

「 アナ インダ ザンナ アブディー ビー、アナ マアフ ヒーナ ヤズクルニー:われはわがしもべが思うところにある。しもべがわれを思うとき、われはしもべと共にあろう。」(大ハディース学者アル=ブハーリーやムスリムの伝える預言者さまの伝承)と仰せになるアッラーに、日ごろの感謝を念じてみようではありませんか。

もし人に良く見られてたいがために、良い行いをしたとしても、周りの人が尊敬の眼差しでその人を見たなら、その行いの報奨はアッラーからはいただけないでしょう。それはその人が、すでの自分の望むもの(尊敬の眼差し)を得てしまったからです。また礼拝をするとき、何の礼拝を何ラクア(礼拝作法の一単位)するのか。ラマダーンのサウム(斎戒)のカダー(埋め合わせ)をするのか、ナフル(任意)のサウムをするのかといったニーヤをはっきり持つことも技術的に大切ですが、より大切なのは、「誰のためにするのか」「アッラーのために」という自己問答を繰り返すことで私たちの気持ちを常に高めることではないかと思います。

心がけ次第で、日々の日常生活すべてがイバーダー(ト)(崇拝行為)となるのです。願わくは至高のアッラーが、私たちの心持ちを純粋で誠実なものとしてくださいますように祈るばかりです。



ズィクルは本来は心の中で思うものです。キブラの方を向いて、唱念します。灯りは落としてください。自我は恥ずかしがりやなので、暗くしたほうがアッラーへ向かいやすくなります。但し、真っ暗にはしないで下さい。暗闇はシャイターンが好むものです。

ズィクルの方法は様々ですが、これはブラザー・アハマドから教えていただいたひとつの方法です。参考までに。ひとつひとつのフレーズを何回も言います。(5分弱ぐらいでしょうか。)



=ラジーム)
(ビスミ=ッラーヒ=
=ラフマーニ= =ラヒーム)
(ワ マー タウフィーキー イッラー ビ=ッラーヒ=ル=‘アリーイ=ル=’アズィーム)
(アスタグフィル=ッ=ラーハ=ル=‘アズィーム)
(アッラーフンマ サッリ ‘アラー サイイディナー ムハンマディ=ニル=ヌーリ ワ アーリ(ヒ))
(ラー イラーハ イッラ=ッラー)
(ヤー ザ=ル=ジャラーリ ワ=ル=イクラーム)
(ヤー ラヒーム)
純正章を三回、
開端章を1回唱える。

アッラーのご加護と祝福がありますように
ワッサラーム





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最終更新日  2007年11月25日 09時14分35秒
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