2004年09月15日
XML
カテゴリ: ジュズ25&26&27
بسم الله الرحمان الرحسم

السلام عليكم

第54章(صورة القمر)です。

第1節の

اقتربت الساعة و انشق القمر
時は近づき、月は微塵に裂けた。

から章名になりました。マッカ初期の啓示と言われています。当時のアラブでは「月」は力の象徴でしたが、真理を認めないマッカのクライシュ族の「力」も全能なるアッラーの前では「月が微塵に避ける」ごとく破滅する外はないという意味です。

اقتربت
「イクタラバティ(近づいた)」は「قرب(近づく)」の第八型の3人称女性単数完了形で「فاعل主語」は「الساعة」。「معرف(定冠詞)」の「ا」は前に語があると発音されないهمز الوصل(ハムザト=ル=ワスル)で「ل」はスクーン(子音)なので、動詞の語尾は「ت」のスクーンでありながら音の調整のためにカスラになっています。


「サー‘アトゥ(時間)」は主語です。

و انشق
「ワ=ンシャッカ(そして微塵に砕けた)」の「و(そして)」は接続詞。「(砕く、粉々にする)」の第七型の3人称男性単数完了形で「فاعل主語」は「القمر(月)」。第7型の「ا」は前に語があると発音されないهمز الوصل(ハムザト=ル=ワスル)です。「ن」と「ش」の間はタジュウィードのルール「اخفى(隠蔽)」で2拍伸ばします。

ムスリムのハディースにアッラーのみ使いsawsの在世中にも「月が避けた」ことが書かれています。

アナス・ビン・マーリクrauhによると、マッカの人々は、アッラーのみ使いsawsに、何か(奇蹟の)徴を見せるように要求した。み使いは月が裂けるのを二度お見せになった。

至高なるアッラーからムハンマド様sawsがアッラーのみ使いであることへの(奇蹟の)徴には次のものがあると言われています。

1.聖クル‘アーン


انا نحن نزلنا الذكر و انا له لحافظون
本当にわれこそは、その訓戒を下し、必ずそれを守護するのである。(15:9)

2.月が裂けること(ムスリム・アル=ブハーリー)

3.ナツメヤシの幹が泣くこと(アル=ブハーリー)
イブン・アナスrauhrauhが次のように言うのを聞いた。
最初、アッラーのみ使いsawsはなつめやしの幹の上に立って信徒達に話(金曜日のクトバ)をしていたが、説教台が新たに作られると、そのなつめやしの幹は腹に十ヶ月の子をもつ牝駱駝のような声を立てた。そこでアッラーのみ使いが説教台から下りて幹の上に手を置くと、その鳴き声は止んだ、と。

4.指の間から泉のように水が出ること(アル=ブハーリー)
ジャービル・ビン・アブドッラーrauhによると、アル・フダイビーヤの日に信徒達が渇きに苦しんでいたとき、アッラーのみ使いsawsは自分の前に器を置いて浄めを行われた。すると彼らが彼のもとへ駆け寄ったので、「どうしたのか」と尋ねると、「あなたの前にある器のほか、私達には浄めの水も飲み水もありませんので」と彼らは答えた。そこでアッラーのみ使いsawsは手を器の中に入れると、指の間から水が泉のように湧き出し、彼らは飲み、また浄めを行った。その人数はどれほどであったか、と尋ねられたとき、ジャービルrauhは千五百人であったが、たとい十万人であったとしても、十分であったであろう、と答えた。

5.祝福を受けた食べ物が少なくてもたくさんの者が満腹になる(これは長くなるのでインシャーアッラー次回紹介します)(アル=ブハーリー)

6.マッカの小道をアッラーのみ使いsawsが通る時はいつも石が挨拶した。(聖クル‘アーン解説:Al-Hilall&Khan)

7.棄教した元キリスト教徒の屍
アナスrauhによると、或るキリスト教徒がイスラームに改宗し、聖クル‘アーンの「牝牛」の章と「イムラーン家」の章を唱え、アッラーのみ使いsawsの書記をしていたが、その後またキリスト教徒となり、「わたしが書いたこと以外、ムハンマドは何も知らない」と言った。そこで至高なるアッラーが彼を死なせたので葬り、翌朝になると、その屍は大地に放り出されていた。これを見て彼の仲間は「これはムハンマドとその教友達の仕業で、我々の仲間が彼らから逃げたことへの仕返しとして屍を掘り起こし投げ出したに違いない」と言ってさらに深く掘って屍を埋めたが、翌朝また地上に投げ出されていた。そこで彼らは「これは、まさしくムハンマドとその教友達の仕業で、我々の仲間が逃げた仕返しに屍を掘って投げ出したのだ」と言って出来る限り深く地面を掘って埋めたが、翌朝また屍が投げ出されていた。ここで彼らは、それが人間によるものではない、と解り、屍をそのままにした。

8.アッラーのみ使いsawsが用を足す時は木が陰を作り彼の姿を隠した。(聖クル‘アーン解説:Al-Hilall&Khan)

9..涸れた井戸の水が湧き出す。
アル・バラーゥrauhは言った。アル=フダイビーヤの日、我々は千四百人で井戸の水を一滴も残さず汲み尽くしてしまった。そこでアッラーのみ使いsawsが井戸の縁に座って祈り、口に水を含んで井戸の中に吐き出すと、忽ち水が湧き出し、我々は十分飲んで渇きを癒し、駱駝にも飲ませることができた。(アル=ブハーリー)

10.ナツメヤシの山をひとまわりすると量が増えたこと。
ジャービルrauhは言った。父が負債を残して亡くなったとき、「父は負債を残して死にましたが、わたしには父のなつめやしの収穫のほかに何もなく、またそれも数年間の負債の額に到達しません。どうか私と一緒においでになって債権者が私にひふどいことを言わないようにさせて下さい」と求めた。するとアッラーのみ使いsawsは行ってナツメヤシの山をひとつのまわりを巡り祝福してから他の山に移り、その上に座って債権者たちに「これを持って行きなさい」と言って彼らの貸しをすっかり支払ったが、その後でなお彼らに与えたと同じほどのものが残った。(アル=ブハーリー)

11.狼が人間の言葉を話すこと
アビー・サイード・アル=フドリーrauhによると、突然狼が羊を襲い、奪っていった。羊飼いは、羊を奪い返そうと後を追った。狼は、自分の尾の上に座り、羊飼いに向かってこう言い放った。「アッラーを畏れよ。至高なるアッラーが私にお与えになった分配物をお前は私から取ったのだ。」羊飼いは「何て驚くべきことか。狼が尾の上に座り、人間の言葉で私に話し掛けてくるなんて」と言うと、狼は更にこう言った。「これよりもっと驚くべき事をお前に話そうか。アッラーのみ使いであるムハンマドがヤスリブ(マディーナ)におり、かつての消息を人々に知らせているのだ。」それで羊飼いはアル=マディーナの街まで羊を引率して行き、羊を角のひとところに集め置いてから、アッラーのみ使いsawsの許へ行き、事の次第を全て述べた。アッラーのみ使いsawsは、集団礼拝をみんなに知らせるようにお命じになり、それから出てきて羊飼いに人々にその話を告げるように頼まれた。羊飼いは人々にその話をした。アッラーのみ使いsawsは言われた。「彼は本当のことを述べた。私の魂を手中になさっているアッラーにかけて、肉食獣が人間の言葉を話すまで、むちひもや人の靴紐が人に話し掛けるまで、太腿が彼の後で、彼の家族に何が起こるかを知らせるまで、復活の日は確定されていない。」と。(イマーム・アハマド)

12.ミ‘ラージュ(昇天)

アッラーのご加護と祝福がありますように
و السلام





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年09月15日 22時17分53秒
[ジュズ25&26&27] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ふぁーてぃま

ふぁーてぃま

コメント新着

ファーティマB @ Re:アッサラームアライクム(03/06) スマイヤさま ワ アライクムッサラーム …
スマイヤ@ アッサラームアライクム とても素敵なお話だったので その場で息…
ファーティマB @ Re:分からなくても(03/06) zuka0506さま >思わずうなずきました …
zuka0506 @ 分からなくても 思わずうなずきました やはり私にとって…
ファーティマB @ Re:聖クルアーンを読むとどうなるか(03/06) もず、さま 始めまして。レスありがとう…

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: