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2010.11.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
きょうの1冊は、昨日につづきウイリアム・スタイグを紹介します。
“Sylvester and the Magic Pebble”は、
スタイグが児童文学に挑戦しはじめたころの作品で、
この発想はスタイグの原点になっているように思います。






Sylvester and the Magic Pebble
by William Steig
サイズ:235×308 P.30 ハードカバー
1969年  アメリカ


ロバのシルヴェスターは、めずらしい形や色の石を集めるのが大すき。

夏休みの雨がふる土曜日、
シルヴェスターは、赤く光る丸い小石を見つけました。
でも、シルヴェスターは、雨でびしょぬれです。
「雨がやめばいいのに・・・」
小石を手にしてシルヴェスターがつぶやくと、
驚くことに、一瞬のうちに雨がやんだのです。

「この小石は魔法の石なのだ!」
シルヴェスターは喜んで、
両親を驚かそうと、急いで家に帰ることにしました。

帰る途中でした。
草の茂みからライオンが、じ~っとうかがっているのです。
シルヴェスターは慌てていました。
とっさに「ぼくは岩になりたい!」と言ってしまったのです。
シルヴェスターは、大きな岩になってしまいました。

シルヴェスターは魔法の小石を手にしていたので、
ライオンを、ちょうちょにも、ヒナギクにもできたし、
ライオンを消すことだってできたのです。

シルヴェスターは、後悔しました。
ロバにもどれなくなってしまいました。
魔法の小石がそばにあるのに、
岩になってしまったシルヴェスターは、小石をにぎることができません。
もう、ずっと岩でいるしかないのです。
だれかが魔法の小石を見つけても、
『この岩、ロバになれ!』
なんて言うはずがありません。

やがて秋が過ぎ、一面に雪が積もりました。
シルヴェスターのお母さんは、
泣いて暮らす毎日がつづいています。

両親は、春になって、元気を出そうとピクニックに出かけました。
草原でお母さんが腰かけたのは、シルヴェスターの岩でした。
岩のそばにある、赤い小石をお父さんが見つけ、
「シルヴェスターがいたら喜ぶのに」
と言いながら岩の上におきました。

母親の感でしょうか・・・
「かわいいシルヴェスターが、すぐそばにいるような気がしてならないの」
すると・・・・・



Sylvester 02

Sylvester 03

Sylvester 04

Sylvester 05




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最終更新日  2010.11.20 05:14:09 コメント(8) | コメントを書く


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