2006年03月09日
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自分ではどうしようもない醜い部分だってある。
悩みもあれば傷もある。
それにどういう向き合い方をするか、、、。

両親の離婚によって別々に暮らしている姉と弟。
完璧主義の姉と、何事にも熱くなれない弟。
老犬の介護と死を通じて、少しだけ目覚めていく2人。

老犬介護という素材と、登場人物たちの魅力的なキャラクターに魅かれました。


姉と弟が交互の視点で語っていく。


さらりと書いていて、そのくせ人の繊細な奥底までみせてくれる。
誰もがみんな「アンバランス」な人間なのかも。

さらっと書いてある誰でも持ってる小さな意地悪と、自尊心の心理に共感。


そして、そんな2人の間に横たわるのが、
もう自分で立ち上がることもできないけれど、呼ぶとちゃんと鼻をくんっとする老犬「はる」の存在。

なにもごまかさず、ありのままに生きている、みんなの思いを背負ったはる。

何も言わずに、ありのままに生と死をうけいれていく存在。
またコロのあのときのことが鮮明によみがえった。

犬って、なんでこんなに人間に寄り添ってくれるんだろ・・・。


じんわり。深く温かいものが残ります。


作者は79年生まれ。一つ年上。






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最終更新日  2006年03月09日 11時11分03秒
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