ビジネス便利屋兼ライター 永嶋信晴のブログ

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2016年05月21日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 こんにちは。

 土日はいつも、以前書いた原稿の中から、病気予防をテーマにお送りしています。

 本日の病気のテーマは、有名人が病気になったことで注目を集めた咽頭がん・喉頭がんです。

 のどは、口腔から食道および気管の上部までを言い、咽頭と喉頭の二つの部分からなっています。咽頭は、鼻の奥から食道にかけての器官で、空気や食べ物の通り道です。

 咽頭はさらに、鼻の奥の上咽頭・扁桃腺の辺りの中咽頭・食道につながる部分の下咽頭の三つに分けられます。

 咽頭がんは、できる部分ごとにそれぞれ、上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんと呼ばれます。

 症状は、それぞれのがんによって異なりますが、一般に、上咽頭がんは鼻詰まりや耳の閉塞感など鼻や耳の違和感、中咽頭がんは、食べ物や飲み物がしみるような違和感、下咽頭がんは、飲み込んだときのひっかかるような違和感、などの症状があります。

 なぜできるのか、詳しい原因はわかっていません。



 咽頭に続いているのが、気管への入り口に当たる喉頭で、それは、声帯や喉頭蓋などからできています。

 喉頭蓋は喉頭の入り口にあって、食べ物や水分が肺に入らないようにガードしている器官です。

 喉頭がんができるのは声帯で、できる場所によって、声帯に発生する声門がん、声帯の上方に発生する声門上がん、声帯の下方に発生する声門下がんに分けられます。

 その中では、声門がんが六割以上を占めます。

 症状は、初期は声がしわがれるのが特徴で、進行すると、呼吸困難や嚥下困難に陥ることもあります。

 治療は、咽頭がん、喉頭がんともに、外科療法、放射線療法、化学療法が行われます。

 予防は、禁煙と禁酒が第一で、喉頭がんの患者の喫煙率は90%以上という報告もあります。




●食べ物を飲み込んだときの違和感、声のしわがれに注意

・咽頭がんは、上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんに分けられる
・喉頭がんは、声門がん、声門上がん、声門下がんに分けられる
・喉頭がんの患者の喫煙率は90%以上という報告もある

永嶋信晴著 よくわかる「病」の基本としくみを一部改訂





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最終更新日  2016年05月21日 13時01分56秒
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