ビジネス便利屋兼ライター 永嶋信晴のブログ

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2019年08月10日
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カテゴリ: 国内旅行365

こんにちは。暑い日が続きますね。

こんなときは、涼しいカフェやお店がたくさんある場所の街歩きがお勧め。

…ということで、本日も、新刊 「おもしろ歴史ウォーキング 東京編2​​​」 からのネタです。




今回、ご紹介するのは、 第5章の『 城跡、代官屋敷、古刹、風習、カラフルな電車… 観光スポットの定番がてんこもり ! 魅惑の世田谷紀行 』

諸事情があって、冒頭の部分だけですが…。

それでも、普通のブログの記事としては多いかも。

すべての記事は、 こちら で読むことができます。

是非、本書もご覧いただければ幸いです。

1.江ノ電みたいなかわいい電車が走っている

今回は、江戸時代から現代に至る世田谷の中心地を歩きます。世田谷は、私にとって思い出深い場所なのです。

…と言うのも、大学卒業後銀行に就職し、最初に配属されたのが世田谷支店だったのです。私が営業係で活躍していた頃は、駅から少し歩くと、まだ畑が残っていました。

もちろん当時から、世田谷の代名詞ともなっている高級住宅地もありました。元総理大臣のお屋敷や誰もが知っている当時のアイドルの家もあって、外回りではいろいろ楽しい経験をしたのも記憶に残っています。

 水戸のご老公様の自宅へ行ったら、本人が出てきて条件反射で土下座してしまったのも忘れられない思い出ですね。

 それはともかく、まず向かったのが三軒茶屋。渋谷から東急田園都市線に乗って 2 つ目の駅です。

 ここは今も昔もエネルギッシュな街の雰囲気。昭和女子大や付属校が駅前にあるので、若い女性が多く華やかなイメージがあります。

 駅のそばには、キャロットタワーという、にんじん色の高層ビルが…。




ビルの下のアメニティスペースは小ぶりですがなかなかオシャレですな。六本木ヒルズや丸ビルに比べると全国的に有名ではないですが、遊ぶならこちらも悪くないと思いますよ。






 キャロットタワーの下にあるのが、東急世田谷線三軒茶屋駅。世田谷区の中央を貫く世田谷線は、 2 両編成の、バスを 2 台つなげたような電車。





江ノ電みたいなかわいい車両が、どこかヨーロッパの雰囲気を醸し出しておりまする。スピードも普通の電車より遅く、若い女性の車掌さんが乗っているところもバスを連想させますな。

今回の旅は、世田谷線の線路に沿って歩くので、さまざまな顔を見せてくれるでしょうね。

2.キャロットタワー最上階の展望室の大パノラマは一見の価値あり!

ウォーキングの前に、まずはキャロットタワー最上階の展望室へ。ここはうれしいことに、無料で都内の絶景を楽しむことができるのですよ。

行った日は快晴だったので富士山も見ることができました。


真下には、これから歩く世田谷の大パノラマ。その中を通る世田谷線の線路がよく見えます。




 遠くには新宿の高層ビル群が、モンサンミッシェルのように浮かび上がって見えました。


雄大な眺望を堪能した後、キャロットタワーの近くにある最勝寺に向かいます。ここは江戸・五色不動のひとつ目青不動とも呼ばれているのですか。





 何度かお参りに来たことのあるお寺ですが、お墓のほうへ行くと江戸時代の大名墓地がありました。小田原城主であった大久保一族のお墓なのですな。知っている大名のお墓に出会えるとなぜかうれしい今日この頃。




3.ノスタルジックな魅力満載の世田谷線沿線

猛暑のなか、次の目的地を目指してひたすら歩きます。

それにしても、世田谷の住宅街は網の目のように道が走っていますね。ベテランドライバーでも、世田谷の小道に入り込んでしまうと方向感覚を失ってしまうと聞いたことがあります。

 昭和の少し前までは、世田谷は農村地帯ですからね。網の目のように広がった当時の農道が、そのままの形で現代に残っているのかもしれませぬ。

 道に迷わないよう、世田谷線を目印に歩きます。行き交うカラフルな色の車両が暑さでほてった体を癒してくれました。




 こうしてみると、世田谷線はどこかローカル線のイメージ。駅は無人駅が多く、駅前の商店街もレトロな雰囲気でノスタルジックな気分にさせてくれます。



「夏の線路ヲタク」なので、同じアングルの写真を何枚も撮ってしまいました。




4.吉田松陰のイメージそのままの清潔感が漂う松陰神社

世田谷線に別れを告げ、住宅街の中を歩いて行くと、目の前に美しい神社が…。





 ここは、松陰神社。





 かなり前ですが、大河ドラマの「花燃ゆ」にも登場した吉田松陰を祀る神社です。



吉田松陰の性格は、ものすごく明るくて、武士の子でも町人の子でも、一切分け隔てせず、同じように扱ったと司馬遼太郎氏の本に書いてあった記憶があります。

境内の一画に、実際と同じ大きさの松下村塾が復元されていました。




 境内には、吉田松陰のお墓も。 1863 年に、高杉晋作や伊藤博文たち門下生が、松陰の亡骸を千住小塚原回向院からここに改葬したそうです。



 松陰のお墓は思ったより小さめですが、門下生たちに守られるように佇んでいました。

5.世田谷区にまつわるエトセトラ

 松陰神社の近くには世田谷区役所があります。





 庁舎はなかなかモダンな建物だと思ったら、有名な建築家の前川國男が設計したそうですね。前川國男は、東京都小金井市の「江戸東京たてもの園」に自宅が保存されていた記憶があります。

ところで世田谷区って、結構広いんですよ。面積は 58.08 平方キロメートル。人口でも鳥取県や島根県の人口より多いそうです。区内には砧公園や馬事公苑、駒沢オリンピック公園など広大な公園が点在しています。

渋谷や新宿から電車で 10 20 分の距離ですが、世田谷は東京の中にあって、いい意味でのローカルな気分を味わえるところかもしれませぬ。

6. 400 年以上の歴史を誇る世田谷の伝統行事・ボロ市

 世田谷区役所の横をテクテク歩き、世田谷通りを越え、少し歩くと一見何の変哲もない道路に出ます。しかしここは「ボロ市通り」と言って、世田谷には欠かせない観光スポットなのですよ。





期間限定ですが…。

ボロ市が開かれるのは、毎年 1 15 16 日と 12 15 16 日。ボロ市とはショッキングなネーミングですが、もちろんボロが売られているわけではありませぬ。


その歴史は、 天正 6 年( 1578 年)に小田原城主北条氏政がこの地に楽市を開いたのが始まりだそうですから驚きです。

伝統行事として、 400 年以上の歴史を有しているのですな。最初は古着や古道具など農産物等が売られていたそうですが、現在は骨董品、日用雑貨、古本などが露店で売られているらしい。

昔、私が行ったときは、道の両側に 700 店ほどの露店が並び、大賑わいでしたね。

7.重要文化財の代官屋敷がある

ボロ市通りから代官屋敷通りに向かいます。代官屋敷通りとは重厚なネーミングですが、なんとモノホンの世田谷代官屋敷があるのですよ。





(以下、「おもしろ歴史ウオーキング 東京編2」に続く)

このあと、江戸時代から残る豪壮な代官屋敷を見学しました。当時 、世田谷郷の土地を所有していたのは、あの徳川四天王で有名な井伊家。





母屋はもちろん、表門、白州なども残っていて、江戸時代の代官職の仕事の内容が偲ぶことができました。

世田谷区立郷土資料館もあり、代官屋敷ともども無料で見学できるのがうれしい。

ちかくには、彦根藩井伊家の菩提寺・豪徳寺もありますよ。招き猫で有名な寺でもあるのですが、なんと、このお寺は、世田谷城の一部だったらしい。

今回の訪問で、今まで知らなかった巨大な空堀を見つけることもできました。

世田谷城の城主であった吉良家の墓所のあるお寺もあり、歴史好きは必見ですよ。

東京の歴史ウォーキングの醍醐味が味わえる続きは、是非、​​こちら​​をご覧いただければ幸いです。

​​ おもしろ歴史ウォーキング 東京編2 ​​」




(参考)

目次より

第1章 赤丸急上昇の人気お花見スポット・目黒川と新旧の名建築、空中庭園 東京都目黒区・渋谷区

1.少しセンチメンタルな気分になるお花見スポット・かむろ坂

2.昭和の竜宮城といわれた目黒雅叙園

3.目黒川沿いの公園も、見どころがいっぱい

4.目黒川・桜の絶景とめぐろ歴史資料館

5.建物自体が芸術作品の目黒区総合庁舎

6.渋谷にも古墳がある

7.オシャレな町にある大正時代の名建築・旧朝倉邸

8.西郷さんゆかりの西郷山公園と菅刈公園

9.目黒には、現代のバビロンの空中庭園がある

第2章 都内随一といわれる藤の名所・亀戸天神と大正時代の古民家を巡る 東京都江東区・墨田区

1.亀戸のカメにまつわるエトセトラ

2.駅前に立つガメラとラドンが合体?したモニュメント

3.銭形平次御用達?の工場跡がある

4.都内随一の藤棚が満開の亀戸天神

5.由緒ある寺院と下町散歩が楽しめる

6.エコライフの先駆けだったすみだ環境ふれあい館

7.江戸時代の農家と町屋の姿を合わせもつ旧小山家住宅

8.存在感のある亀戸大根の碑が立つ亀戸香取神社

第3章 新選組副長土方歳三も訪れた都内に現存する唯一の本陣・日野宿本陣  東京都日野市

1.新選組の故郷として注目を集める日野

2.峠の茶屋のような駅舎が魅力の日野駅

3.都内に現存する唯一の本陣の建物がある

4.土方歳三が昼寝をしていた部屋がある

5.新選組の少年隊士をかくまっていた部屋がある

6.明治天皇が行水に利用された桶がある

7.新選組のルーツの場所のひとつ・日野宿本陣の道場

8.大河ドラマの新選組配役にまつわるエトセトラ

第4章 日野時代の新選組の足跡と土方歳三の生家、菩提寺・高幡不動を歩く 東京都日野市

1.近藤勇や井上源三郎、沖田総司らが奉納した天然理心流の剣術額がある八坂神社

2.新選組6番隊長井上源三郎の資料館がある

3.新選組の育ての親・佐藤彦五郎のお墓がある大昌寺

4.ダンダラ羽織を着て写真が撮れる新選組のふるさと歴史館

5.ハイカラなお屋敷にある土方歳三資料館

6.昔からイケメンぶりが評判だった土方歳三

7.石田地区は、土方家がたくさん

8.土方歳三の菩提寺は、関東三不動の一つ高幡不動

9.八十八カ所巡拝コースになっている高幡城址

第5章 城跡、代官屋敷、古刹、風習、カラフルな電車 観光スポットの定番がてんこもり ! 魅惑の世田谷紀行

1.江ノ電みたいなかわいい電車が走っている

2.キャロットタワー最上階の展望室の大パノラマは一見の価値あり!

3.ノスタルジックな魅力満載の世田谷線沿線

4.吉田松陰のイメージそのままの清潔感が漂う松陰神社

5.世田谷区にまつわるエトセトラ

6. 400 年以上の歴史を誇る世田谷の伝統行事・ボロ市

7.重要文化財の代官屋敷がある

8.住宅街に痕跡が今も残る巨大城郭・世田谷城

9.井伊直弼の墓がある招き猫でも有名なお寺とは

10 .世田谷城主・吉良家の墓がある勝光院

第6章 住宅街のど真ん中に広がる農場・演習林、歴史と緑に恵まれた公園と多摩六都科学館を歩く 東京都西東京市

1.田無市と保谷市が合併して誕生した西東京市

2.名主の善政を伝える碑と蔵がある

3.横綱やベストセラー作家ゆかりの田無神社

4.三つの寺が合併してできた田無山総持寺

5.住宅街の真ん中に広がる牧場風景

6.火・金だけの開館だが、周りの景色が魅力的な農場博物館

7.武蔵野の多様な植物を体感できる東京大学田無演習林

8.西東京市の公園はどこも緑がいっぱい

9.外から楽しみたい西東京のシンボル・スカイタワー西東京

10 .平成 25 3 月に全面リニューアルされた多摩六都科学館

11 .ギネス世界記録に認定されたプラネタリウムがある

第7章 荒ぶる川・荒川沿いの歴史スポットとパナマ運河の工事に参加した技師が手掛けた水門を巡る旅 東京都北区

1.荒川のほとりには、歴史・風俗のある神社仏閣がいっぱい

2.パナマ運河の工事に参加した技師がてがけた旧岩淵水門

3.鉄道ファンに人気の神社がある

4.都会の真ん中で、山里の風景が楽しめる赤羽自然観察公園

第8章 将軍徳川綱吉が58回以上訪れたといわれる名園・六義園を歩く 東京都文京区

1.『古今和歌集』の世界を再現しようとした庭園

2.冬でも桜の季節の見事さを実感できる枝垂桜と池を望む絶景

3.回遊式築山泉水庭園の魅力を満喫できる景観

4.荒れた庭園を三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎が整備

5.江戸の百名山に数えられた山がある

第9章 桜を背景に、ロマネスク様式の大聖堂と 23 区内最古の木造建築を眺め、都内有数の桜の名所・洗足池にいたる極上桜散歩 東京都目黒区・品川区・大田区

1.ボート遊びや動物とも触れ合える碑文谷公園

2.昔の農村風景を今に伝えるすずめのお宿緑地公園

3.有名なアイドル歌手結婚の舞台となったサレジオ教会

4.地名の由来になった石のある碑文谷八幡神社

5. 23 区内最古の木造建築がある円融寺

6.桜のトンネルが 1 キロも続く西小山桜並木通り

7.東京タワーと東京スカイツリーがコラボで見える?小山八幡神社

8.千束と洗足にまつわるエトセトラ

9.都内有数の桜の名所・洗足池

10 .勝海舟のお墓がある

11 .洗足池は歴史スポットもいっぱい

12 .すっぽんも住む洗足小池






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最終更新日  2019年08月10日 15時42分41秒
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