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今回は視点を変えての、過去話--------。
夏目がまだ髪が長くて、親戚中をたらいまわしにされ、いつも一人ぼっちだった頃の事。
赤点を取って、神社にどうしたらいいか神頼みしに行ったユリコ。
だがそこには、境内で眠る夏目の姿が!!
調度髪のところに落ちていた枯葉を取ってやろうと手を伸ばしたところ・・・
急に目を覚ました夏目は、 ユリコを見て叫び声を上げ、思い切り足でユリコを蹴ったのだ!!
走り去っていく夏目を、呆然と見ているしか出来なかったユリコ。
一体今のは何だったのか?
女の子を足蹴にするなんて。
ユリコは母と二人暮らし。
なんでも、町で夏目は挙動不審で虚言癖があると噂になっているようで、心配した母はユリコに忠告。
「あんまりその子に近づいちゃダメよ」
もう、足蹴にされちゃいましたが(^^;)
翌日、やっぱりひとりで本を読んでいた夏目に近づいたユリコは、
「昨日はよくも足蹴にしてくれたわね」
と、怒りをぶつけることに。
一瞬何の事か分からなかったような夏目。
しかも「誰?」だって(><)
クラスメイトの顔位覚えろと、怒りのユリコ。
すると 「寝ぼけてた、悪い」
と笑顔で謝罪する夏目。
だが、長い前髪がどうにも気になったユリコは、思わず髪切ったら?と言ってしまう。
でも、どうやら夏目は髪は自分で切っているよう。
「散発代出してくれなんて、いえるとでも・・・」
そう。
ただでさえ居候の身。
これ以上その家の人に迷惑はかけられないと、夏目なりの気遣いだったわけだ。
そんな事情も知らないで無神経だったと、ユリコはなんとかして夏目に謝罪したいと思いながら日々は流れて行った。
チャンスをうかがおうと、彼を見ていたところ・・・
夏目はいつでもひとり。
そして、何かを払うような動きをしていたり、急に走り出したり・・・確かに挙動不審な点が多い。
もしや、彼はあの時、ユリコの後ろに何か見えていたのかもしれないと思うけど・・・そんなことあるわけない。
ある日、雨が降り出してしまい、傘がなかったユリコはどうしようかと空を見上げていた。
すると夏目が一緒に入るかと、傘を差し出してくれたのだ。
今がチャンスと、謝罪をするも・・・何の事だと言う夏目。
彼はもう忘れたふりをしてくれたのだ。
そんな彼の優しさを知ったユリコ。
だが、一緒に傘に入っていたのを母に目撃されていたよう。
ダメって言ったでしょと、母なりに心配してくれたようなのだが・・・。
ユリコはもう知ってしまったのだ。
夏目が気遣いの出来る子なのだと。
そうやって少しずつ会話も出来るようになったある日・・・事件は起こった。
夏目のいる場所で突然ガラスが割れたのだ!!
最近、頻繁にガラスが割れるのだが、その近くにいつも夏目がいるというのだ。
先生もこれで何回目だと、流石に保護者を呼ぶ事態になってしまったよう。
だが、夏目の立つ位置より内側に割れたガラス。
明らかに割れ方がおかしいのに、ちゃんと調べもせずに夏目を犯人扱いするのはおかしいと詰め寄るユリコ。
すると・・・。
「いいんだ、緒方、ありがとう」
そう言ってユリコの手を押さえて笑った夏目。
先生に連れられて職員室へ向かう夏目を助けることも出来ず、誰も分かってくれないことが悔しくてたまらないユリコ。
「みんなちゃんと見てよ、見えないの?
思わず悔し涙を流してしまうユリコ。
それからすぐに、夏目の転校が決まった---------。
やはりあのことが原因なのか?
最後に夏目に声をかけるユリコ。
「次はきっといい人たちだよ」
「今までも、いい人たちだったよ。
でも、どこに行っても嫌われてしまうんだ、人にも、あいつらにも・・・」
その言葉が引っかかったけど・・・これがユリコと夏目の出会いと別れ。
そして、今日もまた赤点を取って、あの神社に行ったところ、帰りに石畳で躓き、階段から落ちそうになって駆け下りたのだが、そこへドラックが!!
一瞬誰かに助けられた気がしたけれど・・・なんとか捻挫ですんだユリコを見舞ってくれた友人達。
その子から夏目を見たという男子生徒の話を聞かされ、ドキっ!!
ユリコは夏目を好きだったんじゃないかと、報告してくれたよう。
さて、夏目はというと・・・。
また変な小さなあやかしを連れて帰ってしまった夏目。
ニャンコ先生はそれを分かっていたようだけど、特に害のない小者だということで、放っておいたよう。
それより団子の方に夢中だったようで(^^;)
そのあやかしは、人に寄生して生きていく弱いあやかし。
だが、見覚えのある傷痕を見て、夏目は初めてそのあやかしを目撃した日の事を思い出すのだった・・・。
それは調度ユリコのいる学校へ転校した時の話。
何かと世話をやいてくれようとした生徒たちの前で、夏目にくっついてきたそのあやかし。
驚いて払おうとした姿を見られてしまった為、生徒たちは気味悪がって近づいてこなくなったよう。
その時払いのけたあやかしの事が気になった夏目は、様子を見に行くも・・・
その時、大きな狛犬のような面をした妖怪が、その引っ付き虫のようなあやかしを狩ろうとしているところに遭遇してしまったのだ。
咄嗟に石を投げてあやかしを庇う夏目。
するとその妖怪は今度は夏目に襲いかかろうとし、小者を逃がしたバツだと、
夏目か、身近で誰か死ぬという呪いをかけたというのだ!!
周りは関係ないだろうと反論すると、後30日間その妖怪から逃げ出せば、助けてやるという条件を出したのだ!!
そして、その妖怪・黒鎌から逃げ出そうとする夏目。
その途中、ユリコと遭遇したのだ。
その背後にいた黒鎌に驚き、足蹴にしたよう。
だが、黒鎌はついに学校にまで現れたのだ。
それであのガラスを割られたということか。
だが結局その町を出ることになった夏目は、黒鎌に、自分はもうこの町を出るから呪いを解いて欲しいと願う。
すると・・・。
呪いなど嘘だという黒鎌。
元はこの町の守り神だったという黒鎌には、人を傷つけることなど出来ないというのだ。
そう、相手をしてくれた夏目との鬼ごっこが楽しかったという事だったようで。
でも、そのせいで誤解もされたけれど、理解してくれたユリコとも出会えた。
「ここは少し楽しかったよ」
最後にユリコにそう言えた夏目。
そして、ユリコの方は、あれからまだ話の続きがあったよう。
夏目を目撃した男子は、その後、しばらくして、やさしそうな女性と楽しそうに家に帰る夏目の姿を目撃したそう。
塔子さんだね(^^)
いい人たちに引き取られたのだ。
それが分かっただけで、ユリコはほっとしたよう。
自分が捻挫だけで済んだのは、あの時、見えない何かが助けてくれたからではないのか。
そう思ったユリコ。
たとえば境内にある狛犬が・・・。
ひっつき虫のあやかしは、またしばらくして姿を消したよう。
人にくっついて、またあの町へ行くことがあったら、その町のものに伝えて欲しいと願う夏目。
「俺は元気でやっていると----------」
過去と現在、ユリコ視点と、夏目視点のミックスで、上手くまとめてくれたお話になりましたね~♪
夏目にも、ちゃんと理解者はいてくれたのだ。
それがなんだか嬉しかった(^^)
最後のオチの狛犬の描写もさらっと見せて余韻が相変わらず素晴らしい作品だよなぁ。
いたずらされて口の中にテニスボールが入ったままだっていう黒鎌の姿が、最初は怖い妖怪かと思わせつつ、愛嬌があった感じ。
まぁ、ガラスを割られるのはちょっとやりすぎ感はありましたが。
夏目のために涙を流してくれた人。
理解して欲しいと思ってくれた人。
夏目が気づかないだけで、心配してくれる理解者は、この前にもいたのかもしれない。
そんな人に、ちゃんと今はしあわせにやっていると伝わるといいなぁ。
やっぱりイイハナシだなぁ♪
この短編も大好きだった。
さて、次回からは田沼大活躍の回ですね!!
こちらも夏目のために!!ってことで、期待です~♪
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