くろまる雑記帳

2005/06/19
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
このところ、雑務に追われて、せっかく middiさん

先にあやまっとこ。先生すんません。m(__)m



いい演奏を聴くたびにバイオリンの音色はつくづく官能的だなぁと感じますが、最近読んだ本の中にそんなバイオリンの音色を表現した素晴らしい文章があったので、ご紹介したくなりました。

石田衣良の『娼年』 のなかの一文。

。。(引用)。。。。。。。。。。。。。

その瞬間ぼくはヴァイオリンという楽器がなにをするものか全身で理解した。
(略)
 ヴァイオリンはただメロディをなぞるものではなかった。たったひとつの響きで空気の分子ひと粒ずつを磨きあげ、その場の雰囲気を豹変させる魔法の道具だ。嘘ではない、その瞬間、ぼくには金の粉でもはたいたように部屋中が明るく煙って見えたのだから。

目を閉じてきいていると、ぼくの脳裏に暗い夜空を指してどこまでも伸びる塔が浮かんだ。石積みの塔の周囲には螺旋を描いて階段が刻まれている。階段はただのぼるだけのものではなかった。上昇と下降とを繰り返し、音楽の階段は空に続いている。
 その世界に重力はなかった。のぼるのもおりるのも息をするように軽々と自然だった。そうして音楽をききすすむうちに、気がつくと遥かな高みにのぼっている。地上が霞むほどの高度なのに危険も恐怖も感じなかった。ただ自分よりおおきなものに満たされて高い場所に立つ、穏やかな喜びがあるだけだ。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


ちなみにこの小説は、 イーウーマンのインタビュー 和田社長
『その売れっ子の「娼年」、娼婦の「娼」ですけど、20代の女性とも60代の女性とも付き合うんです。
ものすごくポジティブな、その人のいいところを表現する言葉しか言わないんですね。
人間の気持ちがよくわかるし相手を幸せにするセリフがあるんです。
だから営業マンはこれを読んだらいいのに、って。そうやって違う角度から物事を発見するのがすごく好きです。』
とお話されていたので読んでみる気になったのですが、たしかに「プロ意識」というものを感じさせる内容でした。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005/06/20 05:18:29 PM コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

私に起きていること… New! 保険の異端児・オサメさん

どんなことも、「自… New! かめおか ゆみこさん

熊本地震 大丈夫で… ビューティラボさん

先日、学習会で講演… kaitenetさん

L鍼灸院へ(4回目) かず☆☆☆さん

Comments

コトノハ美樹@ Re:lFPのためのリバースモーゲージ無料研修(09/06) はじめまして、コトノハ美樹と申します。 …
あんこくろまる @ Re[1]:今さらですが…(03/17) ビューティラボさん コメントありがとうご…
ビューティラボ @ Re:今さらですが…(03/17) おお! 2種対応とはすばらしいです。 私は…
あんこくろまる @ Re[1]:春爛漫(03/09) ビューティラボさん お返事が遅くなりごめ…
ビューティラボ @ Re:春爛漫(03/09) これは桜ですか? 春ですね~♪

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: