音楽日記~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2026.08.30
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デビューからの勢いそのままのセカンド作 


 フォビア(Fobia)は、1990年にメジャーデビューしたメキシコのロックバンド。レオナルド・デ・ロサンヌ(ヴォーカル)とフランシスコ(愛称:パコ)・ウィドブロ(ギター)が中心になってメキシコシティで形成されたバンドで、1990年代に人気と名声を確立した。1997年にいったん解散したものの、2003年に復活し、現在に至っている。

 本作『ムンド・フェリス(Mundo feliz)』は、1990年のデビュー盤( 過去記事 )に続き、1991年に発表されたセカンド作である。前作と同様に、パコ・ウィドブロがすべての曲のソングライティングを担当している。メンバーは前作と同じで、レオナルドとパコのほかは、ハビエル・ラミレス(愛称:チャ!、ベース)、ガブリエル・クリ(ドラムス)、イニャキ・バスケス(キーボード)である。

 特に注目のナンバーは、2つのシングル曲。最初にシングル・リリースされた3.「カミーラ」は、曲がよいのはもちろんのこと、ヴォーカルがよいというところが筆者は気に入っている。2枚目のシングルとなった6.「エル・ディアブロ(悪魔)」は、曲としての完成度がとくに高いと思う。これら2曲はいずれもファースト作の「 エル・ミクロビート(微生物) 」や「 ディオス・ベンディーガ・ア・ロス・グサーノス(芋虫に神の祝福あれ) 」と並んでバンドを代表する楽曲となった。

 本盤の収録曲のうち、他に筆者的に気に入っているものをあと少し挙げておきたい。冒頭の1.「ブリンカス(跳躍)」はその題名どおりの軽快なリズム感がいい。フォビアと言えば、詞の特異な世界観も特徴なのだけれど、本作でも2.「ペピニージョ・マリーノ(海のコルニションまたはガーキン[ミニキュウリのピクルス]」、5.「カミニトス・アシア・エル・コスモス(宇宙への小道)」などにそうした部分がよく表れている。8.「サクーデメ(私を揺さぶって)」はフォビアらしい音作りの工夫がなされていて、聴き逃がせない1曲だと思う。あと、表題曲の10.「ムンド・フェリス(幸福な世界)」も私的にはお気に入りのナンバーである。


[収録曲]


2. El pepinillo marino
3. Camila
4. El cerebro
5. Caminitos hacia el cosmos
6. El diablo
7. La fecha especial
8. Sacúdeme
9. Mi pequeño corazón
10. Mundo feliz
11. Apachurrar el corazón

1991年リリース。





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輸入盤 FOBIA / ROCK LATINO (REMASTER) [CD]




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Last updated  2026.08.30 06:08:02
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