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誰もが「幸せ」になりたいと願う。でも、「幸せ」ってどういう状態のことを言うんだろうと時々考える。
学生の時、友人2人と「幸せ」について語り合ったことがある。飲み会の後で少しお酒が入っていた(^^;)。どんなにお金があっても病気で寝たきりでは幸せとは言えないから、「幸せ」にはバランスが必要だという話になった。それでその時は
○ 健康なこと
○ 適度にお金があること(多すぎても少なすぎても×)
○ 温かい人間関係に囲まれていること(特に家族)
という結論になった。この3つが揃うのはなかなか難しい。
その後就職して多くの学生と関わるようになって、「幸せ」の別の面が見えてきた。似たような境遇でも「自分は幸せだ」と思っている人もいればそう思っていない人もいることに気がついたからだ。
「幸せ」を感じる心の側の問題も大きい。「幸せ」を感じることのできる「心」があるかどうか。どんなに恵まれた境遇にあっても「幸せ」を感じることができない人もいる。
生きるか死ぬかの大病から生還した人はよく「今ここに生きているだけで幸せ」と言う。今まで当たり前だと思っていたことが実は本当はとても幸せなことだったりする。
私は今子どもたちに「今の時代のこの日本に生まれただけでかなり幸運で幸せだ」と話している。戦時中の日本に生まれていたら・・・。飢餓や戦禍に見舞われて子どもたちが次々に死んでいくような国に生まれていたら・・・。『きけ、わだつみの声』や『もしも世界が100人の村だったら』を読んだらそれが分かる。
家庭を持ち子どもを育てるようになって、「幸せ」のまた別の面が見えてきた。子どもを持ってみて初めて、今まで愛してくれた人がいたことが「幸せ」なことだったんだなぁと思うようになった。そしてそれ以上に愛する相手がいることの「幸せ」を感じた。
学生時代母が箱に色々食料を詰めて送ってくれたことがありとてもうれしかった。でも今子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべながら箱に色々詰める時のうれしい気持ちはその時より何倍も大きい。人に何かを与えてもらう人生よりも人に何かを与える人生の方が、喜びは深いのかもしれない。
何年か経ったら、また違う「幸せ」の一面が見えてくるかもしれない。