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小話  屋台その2  VOL.141


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特別編 『アリスの大豪邸』 


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.06.23
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恐怖のドライブ











 ミルキーがかまってくれなくなったモグモグは部屋の隅の方でしゃがんで眠り始めました。
モグモグはまったくタッキーの話に興味が無いようです。
ウサギさんは少し離れた所に座って、静かに聴いていました。






タッキー 「それからの私は苦悩の毎日でした。
仕事が思うように進まなくなりました。ミッチーのおかげで多くの時間を取られ……、仕事に集中する事も出来無くなりました。
おかげで平日は毎日遅くまで残業。やっと休日が来たと思ったら、ミッチーに無理矢理外に連れ出され……、
やれ遊園地だの、ウインドウショッピングだの、グルメだの、ドライブだの、水族館だの、バーゲンセールだの、ゲームセンターだの、カラオケだの……。
私は疲労が溜まり、仕事のペースが落ちて行きました。
社内での良い仕事は同僚に持って行かれるし、ライバル会社との開発競争には負けるし……。


ニセアリス「うんうん。なるほど……」

ミルキー 「うんうん。なるほど……」

タッキー 「私の夢は、”良い仕事をする事”でした。良い商品を開発して、名前を残す事でした。その夢の実現の為に今まで努力して来たのです。
……そっ、その夢がミッチーと付き合っているとドンドン崩れて来て……」

ニセアリス「ふむふむ、分かるよ。その気持ち……。」

ミルキー 「うんうん、分かりますよ。その気持ち……。」

タッキー 「その後私は………………、
深く思い悩み………………、
その末にある計画を思い付きました。
そして私はその計画を実行に移す決心をしました。
……ある日の休日、私はミッチーをドライブに誘いました。


ミルキー 「きゃーーーーー!!\(*^▽^*)/」

ニセアリス「聞いてない!」

タッキー 「私はわざと山岳のコースを選びました。そこはワインディングコースで有名な場所で、スポーツカーなんかに乗った飛ばし屋がよく集まる所でした。その為、事故等も頻発するコースです。事故は、スピードの出しすぎでカーブを曲がりきれずに谷底に転落するケースが多かったのです。
ですから、この辺りで私の車が事故を起こしても何の不自然さもありませんでした。

ニセアリス「え?」



タッキー 「1時間ほど車を走らせ、普通にドライブしていました。
いい天気でした。
ミッチーは1人楽しそうにしていました。その為、私の計画に気付く事はありませんでした。
その後……、
車は、かねてから……地図で調べた……深い……谷底のあるカーブに差し掛かりました。」

ニセアリス「ゴクッ!」

アリス  「”ゴクッ”じゃない!」

ミルキー 「ドキドキ……」

アリス  「ふぅ………………。( -_-)」(あきらめのため息)

タッキー 「そして私は……、そこで”人生最大の後悔”を……行う事となったのです。
うっ…………」

ニセアリス「何?その”人生最大の後悔”って?」

ミルキー 「……って?」

タッキーは泣き出しました。

タッキー 「わあああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
おいおいおいおい……」

ニセアリス「どうした?」

ミルキー 「どうしたぁ?」

タッキー 「わああああーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
おいおいおいおい……」





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Last updated  2007.07.09 02:47:16
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