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番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


番外編4 「連れ去られたミルキー」おまけ


小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


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小話  屋台その2  VOL.162


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特別編 『アリスの大豪邸』 


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特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


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ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.08.22
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 たぶんこの時間に行けば、インコはちょうど起きて昼食でも取っている事でしょう……。

お昼頃、タッキーはインコの屋敷に到着しました。
それにしてもいつ見ても、ハデハデで無駄に広いお屋敷です。

タッキーはいつものように壁を通り抜けて屋敷内に進入し、長い直線の廊下を滑るように飛行しました。
そしていつものようにインコ兄者のいる応接室に入ろうとすると中から誰かの話し声が聞こえたので、タッキーは思わずその部屋の天井部分に体を埋め込みました。そして顔だけ天井から突き出し、体を半透明にして自分を発見されにくくしました。



インコ兄者「タッキーのアホぅ、うまくやってるかなーーーー?フフフ……」

そうひとり言のように呟いて、あの”そっくりさん大会実行委員長”はまた高級ゴルフクラブを布で磨いていました。どうもこれは彼の趣味のようです。”高級ゴルフクラブを磨く”事が。

インコ兄者「フンフンフン♪」

彼にとっては恍惚の時間のようです。



そこへもう一匹のインコが近寄って来て話しかけました。

インコモモジャ「兄者!そんな事のんびりやってて、”首尾”は大丈夫なのかい?あのそっくりさん大会次期優勝候補を街から追い出す算段とかは?
それに、前々から欲しがっていた”魔女の鏡”は手に入りそうかい?あの”自分の複製を生み出す事が出来る”という伝説の鏡は?」

インコを「兄者」と呼ぶもう一匹のインコ、ハデハデな黄色い羽毛をしているこのインコこそ、インコ兄者の弟「インコモモジャ」です。

インコモモジャ「あの鏡さえ手に入れば、毎年、そっくりさん大会で気を揉む事も無くなる。毎回すんなり優勝さ!」

インコモモジャは最近会社を兄者に任して車で旅行に出かけていたのです。お金が有り余っているので、豪遊して来たのです。
もちろん彼の車はハデハデです。そう、ハデハデでまっ黄色の……。

インコ兄者「わっははは、モモジャよ!大丈夫だ!心配いらん!
ワシはそこいらの者どもとはお頭(おつむ)のデキが違うんだよ。
くっくっくっ……、”首尾”の方な……、
ちゃんと”おバカのタッキー”に頼んである!」



インコモモジャ「それを言うなら”お化けのタッキー”でしょ?」

インコ兄者「はははっ!そうとも言う!」

インコモモジャ「でも、”タッキーを利用”してるんだ?それでどう?」

タッキーはここで交わされている会話になにやら不穏な物を感じ、しっかりと会話に聞き耳を立てました。

インコ兄者「ヤツにウソを言ってあの”黄金の別荘”を見せたんだ。」


あの、リゾート地の無人島に移築する計画のあの一軒家を?」

インコ兄者「そうさ、あれは非常にコンパクトに作った家なので”お墓”に見えなくもないのさ。
ちょっと苦しい説明だったが……、タッキーのヤツはあれを”お墓”だと信じた」

インコモモジャ「へーーーーーーーー!タッキーにあれを”お墓”だと言ってねぇーーーー。
普通信じないよねーーーーー。だだの”家”ジャン!どう見ても。
よく信じ込ませたね。兄者は口がうまいや!」

インコ兄者「ヤツはかねてから”お墓”を欲しがっていたからな。
そんなヤツに信じ込ませる事など簡単だ!」

インコモモジャ「さすが、兄者」

インコ兄者「そうそう。
そして……、
”あの大会優勝者達を脅してこの地から追い出し、さらに”魔女の鏡”を手に入れて持ち帰れば、あの家をやると言った。」

インコモモジャ「えーーーーーーー!!!!!
あのお屋敷をあげるの?タッキーに?
総工費10億4000万ゴールドのあの別荘を?
ちょっと待ってよ、いくらなんでもワリに合わないよ。
確かに”魔女の鏡”が本当に手に入るなら、それでも安いかも知れないけどさ……。
でも、なんでタッキーにあの”黄金の別荘”をくれてやるのさ!
”魔女の鏡”っていっても、もともとタッキーの物じゃないんだろ?!
損だよそれじゃ。
第一、俺、あの家をこの間購入した無人島に建てるのホント楽しみにしてたんだからさ。」

そいってモモジャは先ごろ購入した浮き輪をヒョイと手(翼の先っぽ)に取りました。それは趣味の悪い黄色と黒のコントラストのカラーリングでした。そしてそれを頭からかぶって泳ぐマネをして見せました。

インコモモジャ「フン、フフン♪~~」

上機嫌です。




小説目次 

→第1話~第14話
→第15話~







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Last updated  2007.07.09 03:28:40
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