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小話  屋台その2  VOL.141


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特別編 『アリスの大豪邸』 


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.08.30
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インコモモジャ「じゃ、いただきます」

ヨーグルトが入っているツボの蓋を取って、長いスプーンを気軽に差し込むインコモモジャ。

インコ兄者「おいおい!気軽に食べるなよ!味わって食うんだ!何せこれは2個1セットで3000ゴールドもする物なんだぜ!」

インコモモジャ「うそ~~~~~~~!ヨーグルトがかい?
そんなバカな。ヨーグルトがそんな高いワケないよ!」

インコ兄者「ここに使われている新鮮な牛乳。これを搾り出した牛さんは生まれてからずっと高原の無農薬野菜のみを食べているんだ。
それもグルメな高級品種ばかりを。
おまけに住んでいる所はアルプスみたいな高い山。厳しい自然環境の中で育っている。そこいらの物とは原料からして違うのさ!
おまけに製法!


インコモモジャ「へーーーーーーー。」

インコ兄者「数が作れない少数生産だからこの価格!これを食する事が出来るのは選ばれた者だけだよ」

インコモモジャはスプーンで慎重に一すくい取りました。

香りが……、そう、よく冷えたヨーグルトですが……、香りが伝わって来ました。

パクッ!

なんとも言えないコクの有る芳醇なお味が口の中に広がります。

インコモモジャ「うめ~~~~~~~~~~!!」

インコ兄者「こういう物には金をかけんとな」

インコモモジャ「でも兄者、タッキーのあの”お墓”。俺たちの今日のディナーの4分の1の値段かよ」

インコ兄者「ちっ、ちっ、ちっ……。
食事を楽しんでいる最中に”しけた”話題を出すなよ。そんな事は今はどうでもいい。

ほら、隣街に美味しいケーキ屋があるのを知っているだろう?
今、大変な人気なんだ。そこに”スペシャル”を注文した」

インコモモジャ「あのオーダーでトッピングすると言う」

インコ兄者「ああ、スポンジケーキ生地からクリーム素材まで全てオーダーして選べるのだ」

インコモモジャ「”高い”でしょう……。それじゃあ」


”スペシャルオーダー”でね。明日届くよ。一緒に食おう」

インコモモジャ「おいくらしたの?」

インコ兄者「10’000ゴールド!」

インコモモジャ「げぇーーーーーーーーー!ケーキ1つに10’000ゴールド」

インコ兄者「デコレーションは最高のチョコが使われている。苦味のある大人のチョコだ。前から一度食してみたかった」

インコモモジャ「さすが、兄者だ!金をかける所が違う!」

インコ兄者「そうさ。”かけなくていい所”にはかけないで”かける所にはかける”。これがワシのモットー!」

インコモモジャ「さすが!さすが兄者!”悪どい”!今ごろタッキーは泣いてるぜ!」

インコ兄者「わっはっはっはっ!」

インコモモジャ「きゃっはっはっはっ!」





小説目次 

→第1話~第14話
→第15話~







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Last updated  2007.07.09 03:33:58
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