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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


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ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.10.22
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 さて、皆は椅子に座りました。正確に言えばアリス・ニセアリスは椅子に座り、ミルキーはアリスの膝の上に、モグモグはテーブル横の床の上に座りました。
狭いのでぎゅうぎゅうです。椅子の予備はもうありません。

そして美味しい料理をご馳走になりました。食事は家庭的なメニューでした。ただし、やはり肉類はほとんどありません。ハンバーグなどもありましたが、見た目が”ハンバーグ”なだけで確か中身は植物の筈です。
後はマカロニ、ポテトサラダ等の洋風の物と、ちゃんと”お茶碗”に盛られたコシヒカリと、わかめ等の具がたくさん入った味噌汁が出ました。これは涙が出るくらい懐かしい味がしました。口にしたアリスは「本当の自分の家」を思い出しました。

アリスもまたミッチーの姿に憧れました。
「(私も将来こんな素敵なお嫁さんになれるのかなーーー?)」


……実に楽しいひと時です。





 タッキーは新聞を少し下げて、顔を出し
「ウサギさんは?」と聞きました。そう言えば……ウサギさんの姿はありません。



タッキー 「お仕事ですか?うらやましい……」

アリス  「そう言えば、タッキーさんはインコさんの所を辞められたんですよね」

タッキー 「ええ、事実上そうです。インコ達の会社には連絡を取ってません。今回の件でほとほと愛想が尽きました。
でも……、仕事はすぐに見つかりませんから……”Webデザイナー”にでもなろうかと思うんです」

ミルキー 「うぇぶでざい”あ”~~~?」

ニセアリス「ウェブデザイ”ナ”ー!」

ミルキー 「うぇぶでざいなぁ~~~♪」

ミルキーがかわいく言い直しました。

ニセアリス「”Webデザイナー(うぇぶでざいなー)”=”上部(うえぶ)で財を成す(うえぶでざいをなす)”。
……つまり”株を上場して、その影響で財を成した人達”の事を言う」

ミルキー 「ふーーーーーーーん。そうなんだ。」


しかしアリスは、ニセアリスの前のテーブルをドン!と叩き「違います!」と言いました。

アリス  「サイトとかのデザインをする人ですよね?」

タッキー 「そう!今、私がしようとしているのは”インドアネット”に存在するサイトのデザインです」

ミルキー 「いんどあねっとお~~~!いんどあねっとお~~~!」

ニセアリス「”インドアネット”。


ドン! 「違います!」

またニセアリスがミルキーにデタラメを教えようとしましたので、アリスは怒りました!

タッキー 「”インドアネット”の意味は……、その世界の中に入り口である”ドア”が存在し、そのドアをくぐるとその中で物が行き来できるという事を意味します。
その入り口は”ゲート”とも呼ばれます」

”インドアネット”はこの世界のインターネットです。
この世界のインターネットはアリスの知っているものとは少し違うのです。

食事が終わった事もあり、タッキーは自分の前のテーブルのお皿を片付けて再びノートパソコンを取り出しました。どうやらこれで”インドアネット”の説明をしてもらえるようです。
タッキーは皆に見えるようにパソコン画面をそっちに向けました。タッキーにとっては苦しい姿勢ですが、それでも素早くキーボードを打ちました。
そのパソコンモニターにはやはり”黒い画面”が映っていました。







小説目次 

→第1話~第14話
→第15話~
→第17話~








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Last updated  2007.07.09 04:10:57
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