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小話  屋台その2  VOL.141


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特別編 『アリスの大豪邸』 


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.11.30
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タッキー 「ミッチーがどうかしたんですか?」

ニセアリス「うう……、お気の毒です……」

タッキー 「えーーーーーーーーーーーーーー????!!!!!
”お気の毒”っていったい?!!!!!」

タッキーはニセアリスの両肩をつかみました。 

タッキー 「教えてください!!ミッチーはどうしたんですか?!!」

ニセアリスはさらに芝居に磨きをかけ、
「うう…、ぐすっ!ぐすっ!」……と、さも悲しそうな泣きマネをしました。

そこでタッキーは慌てて”黄金の家”の方に行きました。家の壁を抜けて中に入りました。



そこには……、


















誰もいませんでした……。


















妙に綺麗にかたづいた家の中が存在しているだけでした。
















しばらく、そのかたづき過ぎた家の中を見ていると……、
何かが欠けているような気がしました。
よく見ると……、ミッチーの持っていた家財道具が全て無くなっていました。
歯ブラシ、ヘアーブラシ、手鏡……、化粧箱……、ハンガー……、シャンプーのボトル……、コンピューターミシン……。

タッキー 「あ、ああ……、」

タッキーは”黄金の家”を飛び出し、アリス達の元に行きました。
するとニセアリスが椅子に座り、テーブルの上に顔を伏せてワンワン泣いていました。
テーブルの上にはタッキーのノートパソコンが開いた状態で置かれ、そこにミッチーの顔写真が大きく映し出されていました。


ニセアリス「うう……、あんないい人が……」

タッキー 「教えてくれ!ミッチーはどうしたんだ?!!」

タッキーは思わずニセアリスの肩を激しくつかみました。そしてユサユサと揺らしました。

ニセアリス「うう……、ミッチーさんは……、ミッチーさんはね……」

タッキー 「…………」









































しばらくこの家の中にいた誰もが動きませんでしたが……、
やがてアリスが落ち着いた感じでテーブルの方に歩いて来て、ミッチーの顔写真が写っているノートパソコンをたたみました。

パタン!

タッキー 「お化けが”お亡くなりに”……って?」

アリス  「今のは、この人(と言ってニセアリスを指差して)の”悪ふざけ”です。」

タッキー 「あーーーーーー!そうなんだ?!!!!」

アリスは大変”おかんむり”です!
ニセアリスはアリスに怒られる事を恐れ、一旦トイレに身を隠しました。

バタン!

アリス  「フーーーーーーーーーーー!」

アリスはいつもニセアリスのいたずらに手を焼いています……。

アリス  「でも……」

タッキー 「え?」

アリスは今度はタッキーの方を向いて、真剣な顔でこう言いました。



アリス  「ミッチーさんはいなくなりました……。」






小説目次 

→第1話~第14話
→第15話・第16話
→第17話~





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Last updated  2007.07.09 01:52:08
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