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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2006.01.04
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カテゴリ: 『桃ニセアリス』
 港への傾斜路を下ると、急に視界が開けました。
戦闘用舟”漁業組合の男たちの大和”は港に停泊していました。大きさはお城ぐらいありました。冷たい灰色で全体が塗られていました。大きな煙突からは黒い煙がほんの少し立ち昇っていました。

桃ニセアリス「なんだ?これは?」

それは本当にとてつもなく大きい舟です。全体が地味な色で塗られているせいか、強さを秘めた舟のように感じられました。

船頭  「昨日までは極秘の造船所で、隠されたまま建造しておった。完成前に鬼たちに発見されてはいかんからな。本日初めて、一般人の目に触れる事になった」

港では、多くの人々がこの大きな舟を見に来ていました。港の堤防には綱が張って仕切られた場所が設けらていました。一般の人はそこからこの大きな舟を見ていました。

桃ニセアリス達はタラップのような木製の大きな橋を、馬車ごと登って行きました。甲板に着いたので、馬車から降り立ち、その甲板全体を見渡して見ると、果てしなく広いスぺースでした。まるでどこかの競技場に来た様な広さがありました。

ミルキー 「ほお~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!」

桃ニセアリス「田舎もんが!これぐらいでビビるな!」


甲板の中央には複雑な構造物が作られており、それはまるで摩天楼のようにそびえ建っていました。

船頭  「あのてっぺんに”艦橋”がある。この舟の指揮や操縦をする所じゃ」

その巨大な構造物の手前には、大型の筒が3本伸びた砲塔があり、それは鉄で出来た箱のような感じでした。桃ニセアリス達はその物々しい迫力に圧倒されました。

船頭  「これがこの舟最大の武器、”主砲”じゃ!これで鬼ガ島など吹き飛ばしてくれるわ!!!!」

桃ニセアリス「いかにも強そうな舟じゃ!」

船頭  「その通り!これはワシが大元の大金を出して作らせたのだが、さらに全国の漁業組合から寄付や援助が寄せられてここまでに仕上げられた舟じゃ!鬼に絶対勝つ事を目指して造られた。いいかげん鬼達の海賊行為も見逃せんようになってきたからな。」

そして300名近い乗組員がこの舟に乗り込みました。皆、鬼を倒す事に闘志を燃やしている者ばかりでした。体格のいい男達が整然と列を組んで乗り込む姿は感慨深げなものがありました。

大量の食料と武器・弾薬の積み込みも終わりました。エンジンはさらに過熱して出港準備が全て整いました。

桃ニセアリス達は舟の中の一室を与えられました。
しかし、出港間近だったのですぐに部屋から出て来て、甲板に上がって出港の様子を見ていました。




船頭  「出港!」






堤防では多くの人達が手を振って見送りをしていました。

都の住民 「かならず鬼を退治して来てくれーーーーー!!!」

都の住民 「都に平和を取り戻してくれーーーーーーー!!!」





桃ニセアリス「ああ、今度陸地に帰って来るのはいつの日か……?」

ウサギ  「鬼を倒したら、大手を振って凱旋できます。

いや、英雄にきっとなれます。
そうなれば……、
僕は決心しているんです。見事、ウサ子さんを救い出せたら……、その時は……、その時は……」

桃ニセアリス「その時は?」

ウサギ  「その時は……、ポッ!(〃∇〃)ゞ」

桃ニセアリス「まあ、その時はウサ子のニューシングルのCDを100枚ほど買って、ベッドの上にしいて寝るんだな」

ウサギ  「があーーーーーーーーーー!!!(`□´)」



目次 

→第1話~第14話
→第15話・第16話
→第17話
→第18話
→『番外編』
→マンガ『ミルキーとブランコ』
→マンガ『連れ去られたミルキー』





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Last updated  2007.07.09 05:06:03
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