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小話  屋台その2  VOL.141


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特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


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『アリスの大豪邸』第3部 ACT.130


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


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ブルーアイ.

ブルーアイ.

2010.01.26
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そして「はいはいどうぞご自由に」と言いました。アリスはニセアリスの行動に少しあきらめが出ていました。

ニセアリス「だーーー!
これだからアタシは行動の遅い連中とは話が合わないんだよ!」

ニセアリスはすっとんでこの家の扉から出て行きました。

ニセアリス「はあーー!かせがにゃー!!!」

バタン!



ニセアリスがあわてて出て行った後、ウサギさんは落ち着いた感じで腕を組んでこう言いました。

ウサギ「とにかくあのお屋敷の中を見てみる事が先決です。
そうしないと話が先に進みませんから。


アリス「では急いで出発しなくては。今から出発しても現地に着くのはだいたい2時半ぐらいではありませんか?」

ウサギさんは柱時計を見ました。

ウサギ「そうですね。もう時間があまりありません。」

アリス「でも行ってみて、もし建物が気に入った場合はどうするのですか?」

ウサギ「それは現段階では考えていません。
私の考えでは建物自体に何か問題があるのはないかと思っています。あの価格は”何か問題があるから”つけられたように思います。
だから内部を見てそれで話が終わるんじゃないかと思っています。
そしてその結果をあの”あわててお金を稼ぎに行かれた方”に報告すれば、それでなっとくされると思います。」

アリスはウサギさんの考えになっとくしました。

ウサギ「ではまいりましょうか?
とにかく屋敷の窓からでも中をのぞいてみましょう!


アリス「わかりました。私も行きます。」

するとタッキーが、

タッキー「では私が建物の内部を見に行ってきましょうか?」

ウサギ「え?」

アリス「は?!」



ウサギ「壁をすり抜けられる!」

そうです。”ゴースト”であるタッキーなら、壁をすりぬける事が出来るのです。

ウサギ「そうか!どうして今まで気付かなかったんだろう!
ではもうしわけありませんが、ごそくろうねがって我々といっしょに汽車で行ってもらえますか?」

でもタッキーは……、

タッキー「私はキップを買いません。空を飛んで行けばいいだけですから。
キップ代がもったいないです。」

ウサギ「なるほど、そうですか。」

タッキー「では私は先に出発します。
そうしないと、銀行が開いている時間にどのみち間に合わないかもしれませんから。」

ウサギ「そうですね。一応銀行が閉まる前に結果を見た方がよいでしょう。銀行が閉まってしまえばそれで話は終了ですから。
じゃあ、よろしくお願いします。」

こうしてタッキーはウサギさんのお家の屋根をすり抜けて飛んで行きました。
アリスやウサギさんは天井を見上げてその姿を見送りました。

ウサギ「こうしちゃいられない。
我々もすぐに出発しますか!」

アリス「ええ!」

「(でも、もしあの建物に何の問題もなかったら、その時はどうするのかしら?)」とアリスは思いました。










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Last updated  2010.03.06 07:31:30
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