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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


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ブルーアイ.

ブルーアイ.

2010.08.07
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……………アリスは大きな声で目が覚めました。
誰かの声がします。誰かが怒鳴っているようです。
目を開けると、もう朝のようで明るい光が差し込んで来ました。
その中で由美が心配そうに立っているのが見えました。

アリス「どうしました?」

由美「あの……、業者の方がおおぜい来てます。」

アリス「業者の方?」

見ると玄関におおぜいの業者が押し寄せていました。
そしてニセアリスに言いました。



業者「うちのところもです!アレは”偽札”ですか?」

ニセアリス「お金はちゃんと渡したじゃないか?
それが消えようがどうしようが、アタシは知らない!!」

業者「何を言ってるんですか?!あなたが渡したのは”偽札”じゃないですか?
”消えるお金”がどこにありますか?」

ニセアリス「”偽札”じゃねぇーーーーよ!」

業者「じゃあ、偽札じゃなかったらなんで一晩で消えるんだ?」

業者「警察を呼ぼう!」

業者「そうだ!警察だ!」

アリスはあわてました。
そして、



ニセアリス「知らねぇーーーよ!”渡した金が消えた”とか言って来やがったんだ!
アタシは”金”は渡した!それが消えようがどうしようがアタシの責任じゃない!」

ニセアリスは開き直っていました。

アリス「みなさんちょっとだけ待っていていただけますか?」

アリスが頭を下げて業者たちに頼み込みますと…、



と言ってみんな一度玄関から外に出ました。

アリス「ニセアリスさん!これはいったい?」

由美が言いました。

由美「とにかく”魔法の本”で出したお金なら”魔法の本”に聞けばいいんじゃないの?」

そう言ったのでニセアリスは”魔法の本”を保護しているガラスを開けさせました。
そして……、

ニセアリス「おい!」

魔法の本「はあ~~~~~~。よく寝た!」

ニセアリス「おい!”金”が消えちまった!いったいどうなっているんだ?!」

魔法の本「は?何がですか?」

ニセアリス「とぼけるな!お前が出した”金”だよ!
一晩で消えちまったぞ!」

魔法の本「はあ。まあ”魔法で出したお金”ですから。
”本物”じゃありませんよ。
一晩で消えます。」





ニセアリス「 なんだとおおおおお!





ニセアリスの顔は真っ赤になりました。

ニセアリス「じゃあ、本物の”金”を出せ!」

魔法の本「え?それは無理です。私が出来るのは魔法を使うことだけですから。
本物のお金なんて出せませんよ!」

ニセアリス「ぐぐぐぐぐぐぐぐ!」

ニセアリスはもう爆発しそうでした。

ニセアリス「じゃあ、もう一度魔法で”金”を出せ!それをやつらに渡す!」

するとアリスが、

アリス「ニセアリスさん!そんなことをしたら本当に警察につかまりますよ!」

と言いました。
それでもニセアリスは開き直り、

ニセアリス「もうそれしかないだろう!
とりあえずそれで払っておけ!アタシはそのスキに”高飛び”するから!」

と言いました。アリスは怒りました。









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Last updated  2010.11.28 12:42:11
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