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前々から気になっていたことだが、「緑茶」と呼ばれているにもかかわらず、日本茶をいれるとまっ黄っきになるのはなんでだろう。先日、妻に問うた。すると、「沸騰したばかりの煮えたぎったお湯でいれるからだ」ということであった。そういえば、たとえばよしおの家で寝泊まりしてたとき、よしお妻はいったん別の湯飲み茶碗に湯をいれてからきゅうすに注いでいたような。妻が目の前で、同じようにしていれてくれた。すると、同じ茶葉なのにだいぶ緑色になった。そうであったのか。熱すぎるお湯はいかんのだ。30数年に及ぶ俺のお茶人生はいったい何だったのだ。以来、少し冷ましてから茶葉にお湯を注ぐようにしているのだが、これがなかなか少々めんどくさい。お茶の道とはほど遠い。確か千利休は、水を少しいれてまろやかにすると言ったんやったっけ(違ったかな)。まあしかしそれより不思議なのは、お茶のいれ方が間違っていると知りながら、一向に気にせず一緒に飲み続けていた妻である。結婚して3年もだ。
2007.05.16
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ゆうべは久しぶりに良い感じでまとまって…はおらんけど、なんかそんな気がしたなぁ。気のせいかな?さおり嬢の歌も素敵で、久々に聞いたおやぢのメッセージはやっぱりよかった。しかし、さおり先生はゴスペル指導者とは思えんいでたちですね(笑)。自宅にお迎えに上がったのやが、改段を降りてくるガンガンという音を聞いて「あ、今日もごついブーツやな」と見ずしてわかった。えりこさんとちはるさんも元気そうで何よりやった。また日付が変わるまで居座ってしまった…。今日は非常に眠い。あの店は、演奏より終わった後のほうが実は充実してるのな。土曜の晩だと、その後はちはるさんを連れて別の店に出かけてしまうのである。Soul Hooker兄はうさぎ飛びで、ちはるさんは這ってでも帰れる距離にそれぞれ家があるのが羨ましいというか、ずるいのだ。相変わらずドタバタしたステージであったが、来てくれた人たちのあったかい反応に感謝でございます。花束贈呈まであったしな(笑)。これであべ姉もしばらく続けてくれることだろう。演奏参加してくれたひらく氏とふなにゃん氏、どうもおおきに。Soul Hooker兄、ええ歌やったわ。曲の出だしで俺がけつまずき、終わりにあなたがけつまずく。アルファがあり、オメガもあるけったいなバンドだ。あ。3日も続けて日記書いてしまった。
2007.05.14
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今夜は久しぶりに福生のUZUでSoul Hookerライブである。相変わらず曲を覚えてないが、笑顔を絶やさなければ何とかなるでしょう。それにしてもSoul Hookerの兄貴はいつどこで曲を終わらせてくるかわからないので、毎回スリルに満ちている。そして同じ曲を何度やっても違う曲になるから不思議だ。彼の賜物というやつだろう。前回、ゴスペルクワイヤーを引き連れて参加してくれたさおり嬢も今回ピンで出る。その旦那はショートコント…やなくてショートメッセージをしてくれるという。マスターのえりこさんとカウンターのちはるさんは元気やろか。気合いを入れようと思うけど、なんか眠くなってきたな。春やから…。
2007.05.13
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しかしまあ、何ですな。「よしおの日」以来、1カ月以上も更新せずにおったのですな。ほっとくと月日だけがばしばし経っていきますな。昨日は私の誕生日であったのです。妻は会社を休んでまでして何やら準備をし…というより昼間さんざん寝てただけのようだが、帰ってきたら、昨年の冬から出しっぱなしのこたつ布団が片づけてあって、バラの花がいけてあった。「おお、花がある。こたつがない。とりあえず目につかないところにしまってくれたのだな。冬の間は愛おしいけど、暑くなってきたらあれはとたんにうっとおしいからなあ。おおきにおおきに。はっはっは」と感謝したら、隣の部屋に丸めていただけであった。今朝、私が洗濯して干している。「濃いぃ男」の5月11日。「いつかやって来る死の苦しみ」よりはマシやな。しかし、やっぱりこの季節は一番体になじむね。
2007.05.12
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今日は北海道のよしおの誕生日である。ほんとに何度も言うようだけど、この人は一応牧師なのだが親しい間柄なので呼び捨ても許されるのだ(と確信している)。昭和18年4月9日生まれ。「いつかやって来る死の苦しみ」と覚える。ついさっき電話したらうたた寝していた。悪いことしたな。ところでへろゆきが結婚して、ようやく難儀なことから解放されてぐったりしているよしおのもとに、また深く関わり合いになる宿命の男を一人ぼくは送り込んでしまった。人はこれをまる投げミッション、あるいは投げっぱなしミニストリーと呼ぶ(らしい)。かくして彼は今月の1日、人生最後の挑戦に身震いしつつ東京から札幌へと旅立ったのであった。今は札幌の寒さに震えているようだ(奄美の人やからしょうがない)。何かと苦労をかけた(今もだが…)よしおも64歳になった。自分で言ってることだけど、もう立派なジジイである。しかし、ジジイから始まるよしおの働きにぼくは期待してしまうのだ。「足腰立たなくなったら、俺とへろゆきで順番に面倒見るよ」と言ってあげた。人はこれをたらい回しと呼ぶ。
2007.04.09
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先週花見をした公園の桜は、ほとんど葉桜になっていた。が、いつのまにかチューリップが咲いていた。この花はとっても可愛いらしくて、それゆえちょっと恥ずかしい気がするのは自分だけやろか。でも、そこがまたいいのだな。生命が芽吹くとき。新しい季節。春生まれの俺はこの季節が一番好きだ。一番しっくりする。花粉症もない(申し訳ない)。そして今日はイースターなのだな。ああ、感謝。
2007.04.08
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あやしい花見隊の諸君。桜が咲きました。満開にはまだ遠いが、すでに麗しい春の色でございます。こんなに注意して開花を待ったのは初めてです。写真は本日の夕方6時前のもの。心配なのは今週末の天気ですな。予報では雨らしいが…。
2007.03.28
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唐突だが、あるロックシンガーの「JE○P」という曲について考える。だいぶ前に出たけど、割と有名な曲です。すでに知っている人も多いと思うが、この曲の歌詞には「?」な部分があるのである。質屋で100円で買ったシングルCDが手元にあるので書いてみる。 ワークブーツにはきかえ 赤いジャンバーひっかけ 夜明け前の湾岸道路を俺は西へと走らせ 背中に東京(まち)が遠ざかり 背中に人間(ひと)が 遠ざかり 俺の前にはただ風が吹いている フロントガラスの向こうから やっと太陽が昇ったと、ここまでの部分で「?」なことに気づく。湾岸道路を西へと車を走らせているのに、フロントガラスの向こうから太陽が昇るのである。万国共通、太陽は東から昇るものである。しかしこれは歌の世界なのだから、アートなのだから、そんな細かなことをあげつらってはいけない。ひょっとしたらずっとバックで走っていたかもしれないし、途中で首都高速環状線をぐるっと回って、東に向いた瞬間にフロントガラスの向こうから太陽が昇ったかもしれないのだ。「太陽が西から昇ろうと、これでいいのだ!」というバカボン的発想の転換にひとまず拍手を送った。もう昔の話だけど。桜島に銅像(?)を建てたらしいが、それはあまり見たくないな。通称日本のロックシンガー。ロックシンガーは孤高の存在なのだ。印刷前に誰も歌詞を校正してあげんかったんやな…。
2007.03.27
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ミシシッピ・ジョン・ハートという人がいた。アメリカ・ミシシッピ州生まれのブルースマンである。スカウトされて初めてレコーディングしたのが36歳ぐらいのとき。メンフィスやったかニューヨークやったかに行って十数曲を録音し、数曲が公表されたらしい。その後は故郷に帰り、はっきりとわかっているわけではないが農作業をして暮らしていたようだ。農場労働者、いわゆる小作人として働いたのだろう。60年代のフォークリバイバルによって再発見されたのが71歳のときだった。晩年、VANGUARDRECORDSから3枚ほどのレコードを出して亡くなった。だから、ほとんどレコードらしいレコードが残っていない。この人の歌う歌には、ゴスペルでもトラディッショナルでもフォークでもブルースでも、とにかく愛情が感じられるのはなぜだろう。ギター1本で素朴に歌っているだけなのだが…。思うに、本当に歌が好きな人やったんやろうな。仕事が終わって、あるいは仕事の合間に、「さあ、また頑張ろか」と、誰に聞かせるわけでもなく歌ってきたんでしょう。明るくひたむきな歌ばっかりなのだ。「The Best of Mississippi John Hurt」はVANGUARDから出たベスト版…というわけではなく、彼のライブアルバムである。もともと2枚組のレコードがCDでは1枚になっている。「HereAm I, Oh Lord, Send Me」や「Nearer My God To Thee」など、しみじみと素敵な曲をさりげなく歌い、心優しいMCには人柄が滲み出ている。90年代に出た同じアルバムには「Good NightIrene」がオマケでついてて、これがまたよいのだ。ブルースは悪魔の音楽といわれてきた。「十字路で悪魔に魂を売り渡した」というあの有名な曲が原因だろう。しかし「明日も頑張って生きまひょか」という前向きな歌に、天使も悪魔もない気がするのだ。とにかく、ぼくはこの人が好きなのです。会ったことはないけれど。
2007.03.25
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久しぶりにここに書く。仕事がたまって忙しかったのと体がまいっていたのとで、落ち着いて画面に向かうこともできなかったのだ。3/10に東京で結婚式に出た直後札幌に飛び、翌日の朝から結婚式に出た。17日にはまた羽田から飛行機で、今度は鹿児島まで飛んで翌日の朝から結婚式であった。9日のうちに実に3件の結婚式があったわけで、どれか一つは勘弁してほしいと一応お願いしたのだが、誰も勘弁してくれないのである。帰りの鹿児島空港ではさすがにぐったりして、飛行機を待つあいだ足湯に浸かった。ほんとは全身浸かりたかったのだが、それには勇気と信仰が必要だ。それにしても2~3年前には温泉などなかったのに、いつ鹿児島空港前に湧いたのだろう。地下1500mから吸い上げた天然ものだそうである。やれやれ…。おやっとさぁ(お疲れさま)。
2007.03.22
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北海道のへろゆき(仮名)が結婚した。土曜日に東京で結婚式に出席した後、そのまま羽田から千歳に飛んで、翌日の朝から札幌で結婚式に出てきた。我ながらきつかったけど、親友なので仕方ない。結婚式は札幌のよしおの教会で、よしおが執り行った。何度も言うようだけど、この人は一応牧師なのだが親しい間柄なので呼び捨ても許されるのだ(と思う)。かくいうへろゆきも去年、聖書学校(牧師になるために入る学校)を卒業して旭川で教会を始めた。立派な牧師である。もっともしかし今でこそ「センセイ」だが、そこに行き着くまでの道のりは険しく、行く先々いろんな人に迷惑および心配をかけ、問題を起こしつつ何とか牧師になったのだった。あの男がまさか牧師になるとは誰も思っていなかったようである。その男にキリストを伝えたのがぼくで、最後まで面倒を見て育て、牧師になるまで導いたのがよしおだ。結婚式・披露宴が終わって、よしおとよしおの妻とぼくだけになると、「俺の役目は終わった…」とよしおが言った。明け方までよしおと話した。以前はそこらのチンピラだったかもしれないへろゆきだが、ぼくはなんともこのへろゆきが好きであり、よしおが好きだ。これからも関わりは続いていくんだなあ。へろゆきセンセイの家庭に神の祝福があるよう、祈るばかりである。
2007.03.12
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月に何日か都合がつけば、友人のハウスクリーニング会社を手伝いに行く。友人は1年前にこの会社を立ち上げた。掃除については素人やったけど、教えてもらいながら進めるうちにだいぶいろんなことを覚えてきた。ワックスをはがす剥離作業も覚え、各種洗剤もばしばし使う。「Smoke Gets In Your Eyes(煙が目にしみる)」は有名な曲だが、きつい洗剤はもっと確実に目にしみる。先日は多摩センターの高層マンションで雨どいを磨いた。18階の最上階で脚立に乗り、手すりのはるか上まで身を乗り出すとさすがに足下が心細い。友人が安全帯を買いに行ってくれた。「落ちないでね。でも落ちたらちゃんと掃除してやるから」やと。そうか、「掃除屋」にはいろんな意味があったな。安全帯を腰に結ぶと、ようやく心に平安が訪れた。鼻歌で歌うのはブルースである。やっぱりブルースは働くおっさんとおばさんの歌なんやね。自分なんかが手伝いに行って友人がほんとに助かってるかどうかはわからない。しかしこれだけは言える。うちの家計は助かっている。こうして掃除の技術をかなり身につけたぼくであるが、自分の家はまず掃除しないのである。
2007.03.09
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今日、うちのおふくろが還暦を迎えた。ぼくにもハハがいるのだ。そんなわけで昨日はあわてて百貨店に行き、店員さんに相談してストールを買って贈った。肩掛けみたいなマフラーみたいなやつ。ついでに花も注文して配達してもらった。大阪の家まで。ふだん、具体的なかたちで感謝やお祝いの気持ちを表すことはまずないし、こんなときでもないと気恥ずかしくてものを贈ることもない。男兄弟だけだからしょうがない。東京に出てきて10年が経つ。山口出身のシンガー・SIONのお母さんは、彼が家を出るとき「行くな」と泣いたらしい。うちの母は「ネコ拾ったらあかんで」と言った。せっかく借りた家から追い出されたらかなわんやろ、という意味らしかった。ぼくにはどうにもネコを拾ってしまう習性があるのです。大阪の家にもぼくが拾ったネコがいる。そして、やっぱりこっちで拾ってしまった。
2007.03.08
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ちょっと前までは、自費出版でもしないと書いたことを不特定多数の人に読んでもらうことはできなかったし、ある程度の知識がないと自分のウェブサイトで表現することもできなかった。それが今はブログによって簡単に全国規模で発信できて、しかもタダである。ブログを始めて感じたことは、みんな書きたいことを持っていて、しかも表現もかなり上手やということですね。びっくりした。編集業をやっていると、某有名大学教授とか有名研究所所長などにもけったいな日本語を書く人がいることがわかります。わりといっぱいいる。ほんまよ。本多勝一やないけど、学校では作文を書く技術を教えんからやろなあ。すべて本人の自力習得にかかっている。かくいう自分も実は日本語にあまり自信がないのです。ではゲール語ならどうかというと、それもちょっとない。正しい日本語って何でしょね。
2007.03.07
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ギターを弾く。ちゅうても、休みの日に部屋にこもって一日中やってるわけやないぞ。少年の頃はそんなこともあったが、この歳になってそれやってたらちょっと変態だ。今はほとんど練習もしないけど、歳をとるとともに、不思議と若い頃にはない味わいが出てくるものなんだね。いまやステージで間違っても気にしない。音がはずれてても気にしない。チューニングはなんとなく合ってればOKである。ギャラが出るシゴトのときもあるから、しっかりせねばならないのだが。ギターの講師を、と頼まれたこともあるのであるが、ぼくのはまるで我流なので教えられないのです。すんません。そもそもギターなんて人から習うものでもないような気がするのだ。長いこと付き合ってきたけど、たぶんこれからも付き合っていくのだろうな。演奏する者がこんな自分で、楽器にはほんと申し訳ない。
2007.03.04
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北海道で牧師をしているよしおが書いた本がこのほど出来上がってきた。ぼくが編集・制作を請け負った本である。この人も牧師であるから一応先生の一種なのだが、親しいから呼び捨ても許されるのだ(と思う)。もう60代半ばなのだが。さて、このよしおが恐ろしいぐらい爆発的な悪文を書く。 その才能にはたぶん誰も勝てない。それでいて「この原稿、 何書いてるのかわからんのやけど」と電話すると、「何! お前なんかにオレの気持ちがわかるか!」とおっしゃる。そんなマンガみたいなやりとりで生まれた本なので思い入れは深い…わけでもないが、読んでみたいという奇特な人はご連絡ください。中身は熱いセンセイです。それ以外の長所も…あくまで原則的に多少はある。買うたって。
2007.03.03
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もともと日記がダメなのです。3日ぐらいしか続かない。3日しか書かないのに、「死んだ後に残ったらどうしよう」「これは大変恥ずかしいことになる」と思って破り捨てるので何を書いたのかもはやわからない。常にそういうものでしたねえ。絵日記はもっとつらかった。文字の他に絵があるのだ。天気を書く欄まであったような。…と、深く考えると気が重いので、思いつくままに書いたり書かなかったりしようと思い直した。そんなわけで話が急に過去に飛んだりしても、読まれる方は気にしないように。明日から3月か。春やな。
2007.02.28
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