こぶたのベイブウ映画日記

こぶたのベイブウ映画日記

March 9, 2006
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カテゴリ: 日本映画 2001~2005
高校生の時に好きだった男性を


美奈子に共感はできないけれど、
田中裕子さんの魅力で面白い映画でした。

「寂しいと思ったこともない」
そう言う美奈子がとても淋しそうだし、
そのリアルっぽさが、とても良かった!

ちょっとした日常の描写が自然なので、
最後まで飽きずに観ることができました。


私と美奈子の間に距離がありすぎたから。

幸せは、人それぞれなんですけどね。
こう生きたいと望む方向が違いすぎました。

ちなみに私の理想の生き方は宇野千代さんです。
この20年ぐらい、ずっと・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追記

田中裕子さんの醸し出すリアルな生活感と
自然な演出のおかげで、いい映画だなーと、
一見、思うのですが、その枠を外してみれば、
男性の目から見た都合のいい女性のようにも感じられた。


50になるまで独身を通すような女友達を
私は知らなかったので、余計にそう思ったのかもしれない。

男性の視点でこの映画を観たら、30年以上、
ある男のために独身でいてくれような、情の深い
健気な同級生がいるってことですよ。


美奈子ってたまらないんじゃないでしょうか?

(2004年/日本)

* * * * * お友だちの映画満足度 * * * * *

いつか読書する日 (モントリオール世界映画祭 審査員特別大賞を受賞した作品です!!)いつか読書...

私も槐多のように溺れたことがある。
台風の時、荒れた海に流されてしまったのよ。

波にのまれ、もうダメだと思ったその時、

「好きなことを全部しておけば良かった!」

「まだしていないことばかりだよー!」

と、死を目前にして心から後悔した。

幸運にも救助の人に助けられたのだが、それ以来、

「後はないから、いま好きなことをしよう!」

そう思ってベイブウは心のままに生きている。
(考えるより行動するタイプかもしれない)

だから、美奈子のような生き方が
とてもじれったく感じてしまうのよ。

いつか読書する日

上映後、緒形明監督のお話がありました。

◇「映画は解答を与えるものじゃない」

◇「自己表現でなく、あくまで他者を描きたい」

◇「20代の人は観なくていいと思ってる」

◇「20代で感動した人は、
 もうこっちに近いんじゃないかな(笑)」

◇「若手で注目してるのは山下敦弘監督」

(3月5日/所沢ミューズ)

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最終更新日  March 9, 2006 07:12:10 PM
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