2024/10/20
XML


★ 忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳 ★
☆ 日本生命が、劇団四季のための劇場を日比谷にオープン(1963年=日生劇場開場)。その前座としてベルリン・ドイツ・オペラの招待興行が開かれる。 ☆ 皇后陛下が過労で倒れられ失声症となる(1993年)。憂国に名を借りた週刊誌の不敬に心を痛められた模様。 ☆ カダフィが第二のチャウシェスクになる(2011年)。42年間続いたリビアの独裁政権に幕を下ろす。
【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年10月20日 】

<メディアは生活保護をどう報じてきたか>
「利用者」と「公務員」“悪”の対象に揺れた20年間 =前節=
=Wedge_Report 【未来を拓く貧困対策】 2024.10.18./大山典宏(高千穂大学人間科学部教授)



 NHKのクローズアップ現代で、生活保護の特集が放映された。物価高騰などを背景に申請数は4年連続増加、利用する世帯は165万を超える。先行きが見えにくい社会で、再び生活保護に注目が集まっている。

「福祉事務所バッシング」と「利用者バッシング」の両極を揺れ動くメディアで、NHKは何を描こうとしたのか。メディアは生活保護をどう報じてきたのか、過去20年の歴史を振り返ってみよう。

NHK「『助けてと言ったのに…』生活保護でいま何が?」
 2024年9月18日に放映されたNHKのクローズアップ現代では、「『助けてと言ったのに…』生活保護でいま何が?」というタイトルで特集が組まれた。番組では、制度を運用する自治体で不適切な対応が相次いでいること、理想と現実の狭間で“運用の限界”を迎えていることが報じられた(NHKクローズアップ現代、2024年9月18日)。

 生活保護は06年から13年の数年間にメディアで繰り返し取り上げられた。東京都立大学の堀江孝司教授は、新聞各社の報道を「生活保護」をキーワードとして分析し、その傾向を明らかにした。分析によると、生活保護に関する報道は、09年に1回目の山を迎え、その後いったん沈静化したあと、13年に2回目の山を迎えている(堀江孝司「新聞報道に見る生活保護への関心――財政問題化と政治問題化」,図1)。



 実は、第1と第2の山では、報道は正反対のスタンスになっている。結論だけ先取りをすれば、第1の山は「貧困の再発見」、第2の山はその反動としての「生活保護バッシング」というキーワードで説明することができる。

 なお、報道件数は13年を契機に減少に転じ、以降は相対的に低調な時代が続いた。 しかし、筆者は、ここ2年ほどの間に、再び生活保護が報じられる機会が増えてきたと感じている。なぜ、このタイミングで報道件数が増えているのか。これまでの報道とは何らかの違いがあるのだろうか。

この点についても、掘り下げて考えてみたい。悪を見つけて叩く“正義”の報道 誤解を恐れずに一言で表現するならば、今までの生活保護報道の多くは、「悪を見つけて叩く“正義”の報道」という色彩が強かった。悪代官が市井の人々を苦しめ、そこに水戸黄門が登場して悪人を成敗する。勧善懲悪の物語である。 悪人として登場するのは、「利用者」と「公務員」である。



 「利用者」を悪人とする報道としては、読売新聞社が1980年に行った「不正受給批判キャンペイン」(命名は、筑波大学の副田義也名誉教授)を挙げることができる。炭鉱の町、北九州市を舞台に連載された一連の報道では、生活保護が反社会的勢力の資金源になっているとし、適正化に取り組む北九州市の姿を描いた。副田教授は、不正受給対策を「実際的効果をあげるための政策の性格より、マス・メディア対策、世論対策の性格がより多くみてとれる」と総括している(副田義也『生活保護制度の社会史 増補版』,p.263)。

 一方で、「公務員」を悪人とする報道の嚆矢となるのは、札幌テレビが制作したドキュメンタリー『母さんが死んだ』である。87年に札幌市でひとり家庭の母親が子3人を残して餓死した事件を通じて、福祉行政の冷酷な対応を描き出した。ディレクターの水島宏明さんは、その後、テレビ番組では描き切れなかった内容をルポ―ルタージュとしてまとめている。(水島宏明『母さんが死んだ:しあわせ幻想の時代に』)。

 生活保護の運用の問題点を指摘するという点では、どちらの報道にも社会的価値があった。しかし、報道は「生活保護=悪」というイメージを助長し、制度を一般の市民から遠ざける結果も引き起こした。
 医療や福祉の専門用語に、「スティグマ」という言葉がある。日本語訳としては、差別や偏見、恥辱観などの言葉があてられる。報道した人たちがそうしたいと考えたわけではないだろうが、メディアは生活保護のスティグマを強める役割を果たしてきたのである。



○◎ ○◎    ◎ ◎ ◎   ◎○ ◎○ ◎○ 
古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。
・・・・・・・・・・ 
---------前日記載への閲覧は下記のURL --------------

----9-----下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい--------------
【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/
【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜   http://blog.goo.ne.jp/bothukemon
びっくり・・・・・スマイル大笑い・・・・・怒ってるしょんぼり・・・・・しょんぼり怒ってる・・・・・大笑い大笑い・・・・・びっくり

クリック 宜しく・・ ブログランキング・にほんブログ村へ ・・ 人気ブログランキングへ ・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024/10/20 05:10:08 AM
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

涯 如水

涯 如水

Category

Free Space

※ お願い
下記リンクの移行は本稿(左側⇦)下端部のURL:より

【閑仁耕筆;探検家・挑戦者・登山家の譜講】
・ハインリッヒ・ハラー/オーストリア;- 01~XX節(2014-04-08)
・ジョウジ・マロリー/イギリス;- 01~09節(2014-04-06 )
・ラインホルト・メスナー/イタリア ;- 01~04節(2013-10-29)
・ウーリ=-・ステック/スイス  ;- 01~03節(2013-10-19)
・アナトリ・ブクレーエフ/ロシア ;- 01~06節(2013-10-13)
・探検家フリチョフ・ナンセン博士; - 01~12節(2013-10-13)
・探検家ゼブ・ホーガン博士;- 01~09節(2013-09-28)

【壺公夢想;Home_Page・夢想空間】
紀行随筆
・汗血馬の故郷へ;
・天山南路・歴史紀行;
・天山・草原のシルクロード;
・天山・激動の草原地帯;
紀行エピローグ・写真随筆;
西域人物伝・ティムール;
西域人物伝・ティムールの系譜;
ティムールの系譜“ムガル帝国”;
ジンギスハーンの系譜
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第一部・第一章ジュチ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第一部・第二章バトゥの野望
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第二部チャガタイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第三部オゴデイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第四部トルイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第五部フレグ家の覇権
騎馬遊牧民族
・匈奴の勃興と移動
・欧州・アッチティラの動乱
・ジュンガリア =最後の騎馬遊牧民国家=
絹繡之路(シルクロード)夜咄
・シルクロード夜咄・四駿四狗
・シルクロード夜咄・智謀の将
・シルクロード夜咄・運命の綾
ムガル帝国・建築文化

Calendar

Archives

2026/05
2026/04
2026/03
2026/02
2026/01
2025/12
2025/11
2025/10
2025/09
2025/08

Favorite Blog

日英同盟1 New! beabea65さん

青空日和 紘子.さん
TOKKOの 詩的な生活 T0KKOさん
しあわせが似合う人 Melody*さん
わたしのブログ 穏やかな海さん
ユーラシア大陸を旅… ユーラシア人さん
気ままにいろいろ NAKA3さん
花*hana*花 *紫陽花*さん

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: