2024/11/29
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★ 忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳 ★
◇ 歓喜の歌が日本で初演(1924年)、なかなか好評だったので音楽家が年越し資金を稼ぐための暮れの風物詩となる。 ◇ 熊本市・大洋デパートが火だるまとなり、100人を超える犠牲者の霊を悼むため、この日の午後から何時も市街地に流しているBGMを中絶することに(1973年)。 ◇ 中核派が、国労などの官僚主義的国鉄を堅持する姿勢に対し首都圏を中心として鉄槌を下し、中曽根康弘による分割・民営化への支持を表明した(1985年)。
【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年11月29日 】

トランプ―プーチン“幻の電話会談”が戦争激化の呼び水に、
核の恫喝で領土拡大目指すロシア =後節=
=Wedge_Online 【プーチンのロシア】 2024年11月27日 佐藤俊介(経済ジャーナリスト) 



ロシアはウクライナのNATO加盟阻止要求
 プーチン氏は、〝幻の電話会談〟が行われたとされる7日の夜にはロシア南部ソチで行われた国際会議に登壇し、今後の交渉に向けた自身の意向も明確に示していた。

 プーチン氏は「たとえ就任式の前でも、会って会談する用意がある」とトランプ氏に秋波を送りつつ、そのような会談は「実際の〝領土の上〟における現実に根差したものでなくてはならない。さらに、イスタンブールにおける合意を土台としなくてはならない」と強調してみせた。これは、ロシアによる侵攻開始から間もない22年3月末に、トルコ・イスタンブールでまとまりかけたとされる停戦合意案だ。

 この協議については、ロシア軍が占領、撤退した地域で地元住民が虐殺されていた実態などが浮かび上がり、最終合意に至ることはなかったが、その内容は関係国がウクライナの安全を保障することと引き換えに、ウクライナのNATOへの加盟断念が盛り込まれていたとされる。ロシアの要求に大きく沿った内容であり、ロシアはこのラインにまで交渉を引き戻したい考えだ。

 さらに、「領土の上の現実」とは、ロシアによる〝ウクライナ領土の占領を認めろ〟との意見にほかならない。ロシアは、ウクライナのNATO加盟を断念させつつ、ウクライナ東・南部の占領を国際社会に認めさせる構えだ。



北朝鮮も巻き込み戦闘激化
 その後の事態は、停戦交渉の本格化をにらみ、占領地域の拡大を目指すロシアと、それを押し返そうとするウクライナの攻防が続いている。

 米主要メディアは11月17日、バイデン政権がウクライナに対し、北朝鮮によるクルスク州派兵に反撃するために、ロシア領内に対する米製兵器を利用した長距離攻撃を容認したと一斉に報道。ロシアによる進軍を食い止める目的で、20日にはウクライナ側への対人地雷の供給も決定した。

 これに対しロシアは19日、通常兵器による攻撃を受けた際に、核兵器の使用条件を引き下げる方針を決定。21日には、マッハ10を超え、核搭載も可能とされる新型中距離弾道ミサイル「オレシュニク」でウクライナ東部ドニプロを攻撃した。プーチン氏はさらに翌22日、オレシュニクを量産するとも発表した。

 プーチン氏が指摘する、〝領土の上の現実〟をめぐる争いである。占領地をどこまで拡大できるか、プーチン氏は核の脅しも使いながら、攻撃を激化させている。ロシア軍の攻勢により、ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州の占領地は縮小を続け、ウクライナ東部でもロシア軍の進軍が続く。

 一方でプーチン氏は、欧米が自国兵器による対露攻撃を認めれば、核兵器の使用の可能性を辞さない姿勢を強調する。トランプ氏との電話会談で事実上容認されたとみられるウクライナ領土の占領拡大に向け、プーチン氏は最後の〝追い込み〟に入った格好だ。



ウクライナはクリミアの武力奪還を放棄か
 ウクライナも、すでにトランプ次期政権側と水面下の協議を進めていることは間違いない。そのひとつが、ロシアが14年に併合した、南部クリミア半島をめぐるウクライナの姿勢の変化だ。

 22年の侵攻開始直後は武力によるクリミアの奪還も辞さない姿勢を示していたが、ゼレンスキー大統領は11月下旬、米FOXニュースのインタビューに対し、「占領されたいかなる領土も、法的にロシアのものと認めることはできない」としつつも、「クリミアにおいては、外交交渉により取り返すしかない。クリミアのために、何十万もの人々の命を犠牲にするわけにはいかない」と語った。

 クリミアをめぐっては、トランプ氏の元顧問ブライアン・ランザ氏が11月9日、英BBCのインタビューに対しその奪還は非現実的だとして、「米国の目標ではない」と断じた。ゼレンスキー氏は当初、この発言に反発したとされるが、軌道修正を図ったとみられる。

 ただロシアが、外交交渉でクリミアを返還する可能性は現時点ではゼロだ。ゼレンスキー氏は事実上、クリミア奪還の目標を棚上げした。

 プーチン、トランプの幻の電話会談は、戦争終結に向けた号砲となった。ただそれにより無差別な破壊は拡大し、一歩間違えば、大規模破壊兵器が使用される事態にもつながりかねない。

 核を振りかざして世界を恫喝しながら領土拡大を追求するプーチン政権の本質は、来年1月20日のトランプ氏の大統領就任に向けて、一層鮮明になることは間違いない。


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古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。
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Last updated  2024/11/29 05:45:13 AM
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