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気がついたら、2月も終わりだ。暖冬のせいで、月日の感覚がいまいちない。曜日感覚はもともとないが、今年は月日感覚までない。で、気がついたら、3月というわけだ。昔の人は良く言ったもので、1月は犬2月は逃げる3月は猿という。2月は、徳川綱吉の命により、動物は採用されなかったそうだ。日本の歴史は非常に深い。また、この業界、「2・8」と言って、2月と8月は暇。と言うのが常識なのだが、今年は、ウチは非常識なオケである。ところで、先日BSでやっていた「寅さん」の沖縄シーンを見てから、南の国にあこがれている。ああ・・・・。輝く海・・・。燦々ときらめく太陽・・・。札響の中でも、結構、みんな旅行に行っているようだ。うらやましい・・・。そうなると、ついつい考えてしまうこと。と言うと、「南の島に引っ越したい・・・。」( ̄。 ̄)ボ~~~~ッそういう話が出ると、すぐに仲間内では、「あそこのオケはさぁ・・・。」↑必然的にこういう話になる。ターゲットは、東南アジア、沖縄、ハワイなど。意外と、いろんなところにオーケストラというものはあるようだ。夢はふくらむ。しかし、そこでハタ!と気がつくのだ。私は、南の国が好きで、タイやマレーシアに行った事あって、そして、そこで学んだ事があったではないか・・・。私が、暖かい国に住んだら、楽器の練習なんて、絶対しません・・・。たぶん、お金なくても、ハンモックでブラブラしてる方が幸せ・・・。楽器弾きたい時は、ウクレレで良し!そう。自分の事は、自分が一番、良く知っているのである。楽器やめますか?人間もやめますか?といった具合だ。しかし、今日は自分でも予測不可能な事をしてしまった。うっかり、車で右車線を走っていたのだった。欧米かっ!
2007年02月28日
庭師のT関さんがやってきた。今回は6曲もコンツェルトをやるという、なかなか過酷な仕事で、T関さんは、みんなの質問や打ち合わせに忙しく、お庭の剪定すら、ままならない。コンツェルトの伴奏はとても神経を使うので、こういう風に、6曲もやってしまうとなると、終わった後は脳死状態のフラフラ人間が、50体ほど出来上がる。そのうちの1体は、びよら奏者の少女だ。そう、少女ですら脳死に陥る、危険な仕事。それが、コンツェルトなのである。そんな仕事を、キチンとこなしてしまう指揮者はやっぱエライ。しかも、ニコニコしながらこなしてしまう指揮者はエライ。今日は、そんなエライ庭師のために、先日、天童さんに話すと、「ブログに書きたまえ。」と言われたネタを披露しよう。楽器の名前の由来について、生徒に話していた。師(私)「ビオラ・ダ・ガンバの、ガンバは、足っていう意味なんです。」弟子「へええ・・・。」師(私)「だから、ガンバ大阪っていうのは、サッカーチームだから、足と掛けてるのかもね。」弟子「あ、そっか~。 じゃあ、よく運動会とかで応援するときに、 ガンバ!o( ̄へ ̄o)(o ̄へ ̄)oガンバ! って言うのはぁ、 あ~し(足)、あ~し(足)! って応援してるんですかあ・・・?」師(私)「え・・・。・・・(゜_゜i)タラー・・・いや、それは・・・。」さ、明日も、あ~し(足)、あ~し(足)く( ̄△ ̄)ノ!!
2007年02月12日
天童さんが帰って行った。そうして、また札幌には日常が訪れる。我々は、室内楽で小学校などを訪問して、小規模の音楽教室をやったりしているが、なんと、今回、そこにも参加してくださった、天童さん。指揮者コーナーなんかもやって、大盛り上がり。北海道の地方の子供の、あのピュアなハート。これには、いつも感動してしまう。今回、一番びっくりしたのは、「お名前は?」と聞かれると、苗字と名前を言う前に屋号を言う。これには、天童さんもびっくりで、「え、なんて、なんて?」小学生「いや、これは屋号なの。」天童さん「え?屋号さんって言うの?」と言うのに、小学生達はバカ受けしていた。その後の、小学生のひとこと。「最近の都会のヒトには、わかんないかもしれないけど・・・。」これには、私がバカ受けした。指揮をしてくれた小学生には、我々のサインをプレゼント。 この色紙、よく見ると。↓拡大図 いらっしゃってないはずの、A山先生のサインや、中途半端に書かれているM部くんの文字。これは、サービスですので。はい。 これもサービス。いつかの日記でも、この方はこんなサービスをしてくださいましたねえ。2004.4.30の日記
2007年02月11日
昨日は吹雪だった。高速道路も通行止めだった。そんな時に限って、地方の仕事がある。私たちは滝川で仕事だった。札響の人たちは、演奏旅行の移動には手馴れたもんで、前日から、そこかしこで「お天気情報」と「道路情報」を耳にすることとなる。あらかじめ、「高速閉鎖」は想定内で、私も朝早く家を出る事にした。札幌から岩見沢まで高速は通行止めで、一般道を走る。それほどの混雑もなく岩見沢にすんなり着き、朝食を買いにコンビニへ。A木さんとバッタリ会い、「ここまで来たら、もう安心だね。」というお言葉を頂戴する。そこから高速に乗り、滝川まで一息。と言うところだった。すると、また吹雪いてきた。「ホワイトアウト」と言うそうだが、吹雪くと前が見えない。ふと、出口が見えた。しかし、看板は見えない。ここ、どこかな・・・。と思った瞬間、そこが滝川の出口(目的地)だと気が付いた。しかし、車は通りすぎた後だった。がはは。高速は人生と同じだ。一度進むと、Uターン不能。言ってみるならば、恋の一方通行のようなもの。いや、これはちょっと違う。仕方なく、次の「深川」まで行くことにした。片道15分もかかった。そこは非常にのどかだった。いったい何をやっているのだろう・・・。深川から、もう一度高速に乗り、滝川までぶっ飛ばす。よいのだ。よいのだ。これも、オトナになるには通る道なのだ。そしてやっと滝川に着くものの、気持ちはそうとう焦っているので、立ち止まって地図を読む余裕もない。また、悪いことに、年末からカーナビのリモコンが見当たらず、リモコンがないので、カーナビが使えないという事態に陥っている。滝川市内は、国道が「コの字型」に曲がっていて、すごく難しい。とにかく、人の多い方、建物の多い方へ走る。というのが地方の鉄則。方向はあってるはずなのに、家が見えなくなってきた。「ホワイトアウトか?」いやいや、道を間違っているだけ。やはり、もっと早い段階で「ここは、どこですか? 私は誰ですか?」と、尋ねるべきだった。と思ったところで、それらしい建物に着いた。交通整理のおじさんに言われる通りに進んでいたら、折りしも、近くで「市民つなひき大会」が行われていて、危うく、つなひきの方へ行ってしまうところであった・・・。オーエス、オーエス。いやいや、SOS、SOSである。そんなこんなで、車を降りてホールの方へ向かったが、そこで、携帯がないことに気付く。もう一度、車に帰って携帯を探していたら、カーナビのリモコンが出てきた。もう、遅いっちゅうねん。なんとか、無事20分前くらいには着いたので、良いのだが、いやー、まいった・・・。しかし、この事件、吹雪が悪いのか、私が悪いのか、安部内閣が悪いのか。天のみぞ知る。
2007年02月05日
今日から、天童よしみ似の指揮者の練習が始まった。詳しくはこちら↓フルート森さんのブログ上の写真でお召しになっているTシャツは、アメリカのタクシー運転手の間でのジョークだそうです。「How do you get to CARNEGIE HALL」(どうやったら、カーネギーホールに行けるの?)そのお答えは、背中にございます。 練習練習練習(写真提供・・・H本さん)実際に、天童よしみ似の指揮者がタクシーの運転手に聞いてみると、マネーマネーマネーと返って来たとか・・・。(S野さん、何度も天童よしみに似ていると言ってすいません。)
2007年02月03日
本日練習後、コントラバスのS藤さんから電話があって、「あやぴょんと話したい人がいるから・・・。」といって、誰かに電話を代わった。「やあ、元気?先輩だよ、先輩!」んー。先輩って、誰!?と横柄な態度に出てしまったら、なんとジャズピアニストのO曽根真さんだった。いつか、定期演奏会でモーツアルトを弾かれたO曽根さんは、以前から何度も書いているが、私の高校の先輩である。といっても、私が2年生の時、O曽根さんはすでに有名人で、「久々に母校に帰って来て演奏した。」という風で、つまり、何が言いたいかと言うと、私は結構若いのだ!O曽根さんが来た後は、しばらく我が高校ではジャズブームになったような気がする。それはさておき、今日、キタラホールで本番だと言う。「うそー。今、札幌ですか~!?」という、出来の悪い後輩。そして、ちゃっかりチケットを頂いてしまった。´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)ウフフフフフ今回はバンドネオンの小松亮太さんとのバレンタインコンサートだったのだが、もう、すっかり彼らのワールドにはまり込んでしまった。今回の凄さは「超・人」と言うテレビ番組で取り上げられるそうなので、興味のある方は、そちらを参考にしてください。そして、ずいぶんと札響の宣伝もしてくださった。「クラシックのコンサートだと、何度もお辞儀と出入りを繰り返すんですよねー。」とネタにされていたが、普段クラシック専門でやってる私からすると、ジャズのコンサートもなかなか、おもしろい。例えば、口笛。演奏が良かった後、「ピーピー!」とお客が口笛を鳴らす。いやー、かっこいいなあ・・・。でも、外国ではクラシックでもやってるので、これからみなさん、夜な夜な練習を重ね、ぜひクラシックでもやっていただきたい。それと、明らかにジャズの特徴だなー。といつも思うのは、ゲストの呼び込み。クラシックだとこうなる。「それでは、小松亮太さんに登場していただきましょう。どうぞー。」これがジャズだと、こう。「コマツリョウタッ!」どうも、ちょっと恥ずかしい・・・。おい、ゲストにいきなり、呼び捨てか!?などと言ってはいけない。まあ、そんなこんなで、とても良い時間をすごさせて頂いた。今年6月12日(火)札響名曲コンサートでO曽根真さんをソリストに迎え、ガーシュインのラプソディ・イン・ブルーをやる。どんな、演奏になるのだろうか。アドリブは入るのか。みなさんも、ぜひお越しくださいませ。
2007年02月01日
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