2010年10月14日
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カテゴリ: 未分類
くだらない小説を読んだ。

くだらない。なんて軽く言ってしまうけど、
作者は結構有名な人で、かなり昔、新聞小説だったものなので、
私ごときが、批評すべきものではないのかもしれない。

でも、この 新聞小説 って言うのがミソだと思うのだが、
途中で飽きそうになったら、

ええっ!

と驚くような描写があったり、

途中で脈絡が変わっていくのも、まあ仕方ないのか。


内容としては、大金持ちの家庭の話で、

会長が秘書に手を出していて、
その隠し子と孫が恋に落ちてしまうとか、
奔放な女性が会長とその息子と二股だったりとか、

I原悦子さんなら、土曜の夜に柱の影から、


「んま~。あきれた・・・。」

と言うであろう、よ~くよ~くあるパターンで、
最終的に作者の手に負えなくなった人は自殺。

特に微妙な心理描写があるわけでもなく、
哲学的な意味合いが あるわけもなく

この広い広い日本の中で、しょっちゅう偶然の鉢合わせがあり、

いやはや、
作り話ならいくらでも作れるもんな~。

なんてぶつぶつ言いながら、
結局のところ、読み終えるまで眠れなくなって、


恐るべし・・・。B級小説。


作り話なんて、
作者によって、幸にも不幸にも出来る事を知りつつも・・・。


そういえば、「ガラスの仮面」なんかは最たるもので、

いったい紅天女は誰の手に・・・?

なんて、ドキドキしながら読んだものであったが、
結論の出ないまま、だらだらと続いた所を見ると、

「ああ、作者もどうしようもなくなってしまったんだな・・・。」

と思った瞬間、

「そうか、これは作り話なんだ。」

と目が覚めたものであった・・・。遠い目。



じゃあ、作り話でなく本当の話なら価値があるかと言えば、
まあ、そういうわけでもなく、


読んで良かった。

と思えるであろうちゃんとした内容のある本を読もうと思いつつ、
こういう娯楽小説もやめられなかったりするもので・・・。


追記・

明日は10月の定期です。
D.イノウエさん、たしか2年ほど前の7月くらいに地方公演で共演しています。
当時はインスペクターになりたてだったので、

「英語で話すのか、日本語で話すのか・・・。」

と挨拶に行く時、ドキドキした記憶があります。
(実際には日本語もとても上手)

音楽的にも、私は結構好きです。
ぜひお越しください。







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Last updated  2010年10月14日 23時12分49秒


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