やっぱり読書  おいのこぶみ

やっぱり読書 おいのこぶみ

2018年09月02日
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カテゴリ: 読書メモ


直木賞受賞作、この短編集にある小説の数々に思いました

「夫婦ってなんだろう」と突き詰めれば様々に答えが出てくるのですし
これが決定版とか、超現代の様相だからとか結論付けはありません

池波正太郎さんは洒脱の中に深くあたたかい愛情
司馬遼太郎さんはユーモアにくるんだ慕情
そして山本周五郎さんは厳しいまでの自律を経ての愛情

「めおと感」を時代小説として表した過去の作家たちを見て思うとき
はて
青山文平さんの「めおと感」はかなり異色
突き放されて、突き放して何が何だかわからなくなってくるのが
現代っぽいというか、現代に即しているというのか

つまり、夫婦をやっておりますと
ポロポロこぼれ落ちるものや、ボロボロになるものがあって
両者とも「私が正しい」「私は間違っていない」になるんだとさ

そう言えば藤沢周平さんの「めおと感」は何だっけ?
わたしは感知していないよう、わからない、残念

というのも、周五郎→周平→文平さんの印象だから










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最終更新日  2018年09月02日 10時01分29秒
コメント(8) | コメントを書く
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Re:『つまをめとらば』青山文平(09/02)  
Todo23 さん
> 周五郎→周平→文平さんの印象だから

なるほど「周」を継ぎ「平」を継いだと・・・

時代小説の系譜ではそうなりますかね。
周五郎→周平は全くの同感。周平の後はと言うと、
・青山文平;武家ものがお得意の様ですが、やはり今は第一候補ですかね。
・朝井まかて;好きな作家ですが、ちょっとタイプが違います。
・安住洋子;期待してたのですが、あまり伸びてきません。
・乙川優三郎;途中から男女のドロドロした愛憎物ばかりになってしまい。
・木内昇;良い作家さんだと思うけど、これもタイプが違う。
・北重人;最も周平さんに近かったと思いますが、数年の作家生活で亡くなりました。惜しかった。。。
・葉室麟;ちょっと途中から質が下がったような。。。

さて『つまをめとらば』。
題名を見慣れているせいかすっかり既読のつもりでした。
今度、図書館に借りて読もう。
(2018年09月03日 07時52分15秒)

Re[1]:『つまをめとらば』青山文平(09/02)  
ばあチャル  さん
Todo23さんへ

実は青山文平さん、初読みです
文章の切れ味にさすが!周五郎さん継承と思ってしまいました

で、はてさてその間の藤沢周平さんの「めおと感」は?って
なって
周平さんはかなり読んでいるつもりですが、夫婦についての印象は
『三屋清左衛門残日録』しかなくて
残念ながら亡くなってからの愛情表現で・・・

Todoさんはすごい!全作品をお読みですね



>さて『つまをめとらば』。
題名を見慣れているせいかすっかり既読のつもりでした。
今度、図書館に借りて読もう。


そうです!
初読み読後、さっそくTodoさんはどうかなとHPを訪問しまして
あら、ない!

拝見して
わたしは文平さんの他作品も読みたく思いましたけど(笑)




(2018年09月03日 08時59分19秒)

Re[2]:『つまをめとらば』青山文平(09/02)  
Todo23 さん
ばあチャルさんへ

青山さん。『お金を得るために小説を書いている」と言われてて、ちょっとねと思ったのですが、その割に寡作、というか書き散らすような事は無いようです。元々、純文学を志向されてた人なので、文章にこだわりがあるのでしょうね。

周平さんの「めおと感」。
確かにほぼ全作品を、しかも何度も読み返したのですが、ずいぶん昔ですからね、すっかり忘れてしまいました。唯一記憶になるのが獄医立花登手控シリーズですが、こちらは結婚前の従姉妹のちえと登の話なのでめおと感とは言えない。
退職したら池波正太郎(こちらは未読も多い)と藤沢周平を一気読みしようなんて考えていたのですが、まだ未着手。まあ、そのうちに。 (2018年09月04日 16時36分26秒)

Re[3]:『つまをめとらば』青山文平(09/02)  
ばあチャル  さん
Todo23さんへ

ちょうど、O・ヘンリー短編集3冊読み終わって
プロットの巧みさとか重厚感を味わってました
時代が近年といえども時代物ですよね
古いのにおもしろい!

海外作品ですから比べるのも何ですが
まったく違う雰囲気というか

日本の時代物の短編は普遍性があるのかどうか?
だいたいいわゆる時代物は外国語に訳されていないのでしょうね
考え込んでしまいました

とすると
わたしにはむずかしい、つまり良さがわからない
大江健三郎さんや村上春樹さんの作品は普遍性があるのですよね

変なこと言ってすみません

(2018年09月06日 14時55分23秒)

Re[4]:『つまをめとらば』青山文平(09/02)  
Todo23 さん
ばあチャルさんへ

O・ヘンリー短編集、良いですよね。


こちらに面白いリストが。。。
https://www.goodreads.com/list/show/32.Best_Japanese_Books

いわゆる時代小説は無いですね。
村上春樹、一人勝ち。
あとは大江、安倍、三島、明治の文豪たち。
でも中によしもとばななさんあたりも混じってて、それを見ると「普遍性があるから翻訳される」のか疑問ですね。もちろん受け入れられているのですが、そのきっかけは、出版社の誰かの個人的好みなんて事もありそうです。
世界的名声を持っていた黒澤監督が周五郎さんとか周平さんの小説を映画化し全世界配信して、同時に翻訳本を売ったら・・・・ダメかな(笑)

時代小説にも色々ありますが、描かれる主題は人の生き様そのものだったりします。背景を現代に置くと生々しすぎるので、少し離れた過去に置く。そういう時代小説ならば普遍性は有ると思うのです。 (2018年09月06日 17時14分41秒)

Re[5]:『つまをめとらば』青山文平(09/02)  
ばあチャル  さん
Todo23さんへ

英訳された本のベストリスト、なかなかにおもしろかったです!
訳されているってことが第一条件ですよね

村上春樹さん、大江健三郎さんはもちろん、吉本ばななさんや桐野夏生さんの作品が多く英訳されているのは知っておりましたが、だからそうなる!?(笑)

でも、そんなものではないですよね、受け入れられているのだから

文学は古典となっても読まれると本物でしょうと思います
ただし、わたくしは知り得ない(笑)ですよね







(2018年09月07日 08時37分04秒)

Re:『つまをめとらば』青山文平(09/02)  
Todo23 さん
本日読了。というか再読でした。
読み始めた途端「これは読んでる。」
調べたらkindle版を持っていました。という事は、旅先で読了し、帰宅後に感想を入れて無かったのだと思います。

改めて。
「めおと感」はかなり異色と言われた意味が分かったような気がします。
どこか融合しあった所が無い。夫唱婦随もなければ婦唱夫随も無い。
確かに現代的かもしれません。
(2018年09月20日 08時11分16秒)

Re[1]:『つまをめとらば』青山文平(09/02)  
ばあチャル  さん
Todo23さんへ

>読み始めた途端「これは読んでる。」
調べたらkindle版を持っていました。


ありますねぇ、わたしも

たしか、群ようこさんが『鞄に本だけつめこんで』で
言っていましたが
年経てくると読んだのに忘れて、また読めるという「楽しみ」が出て来たと

でも、未読本が沢山、沢山あるのに「うれしい困った」でしょ(笑)


(2018年09月20日 09時04分58秒)

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