全19件 (19件中 1-19件目)
1
昼時はすぐに満席となってしまうカウンターだけの小さな欧風カレー店がある。店主がサッカー好きと見えて、セリエAのゲームをビデオで流していたりする。確か店名もイタリア語だ(読めないけど)。季節限定の新メニューができたとのことで注文してみたら、なんと「エジムンドカレー」というネーミングだった。ホウレン草とベーコン、ナッツの入った美味しいカレー。それがなんでJリーグと刑務所の経験があるブラジルのサッカー選手の名前なのか判らなかった。メニューリストにも店内のどこにも答えはなし。でも店主が忙しそうだったので訊かずに出た。ちなみに僕が食べたのは「エジムンド」に焦げたチーズをひいた「チーズ・エジムンドカレー」。う~む、うまかった!サッカーが「うまい」選手だから、「うまい」カレーにつけた? そんな単純なことじゃないよね。誰かおせ~て。
2004.01.30
コメント(0)
オンライン古書店「れいど・ばっく」さんのサイトが復活した。めでたしめでたし。そう簡単に消えるはずはないと思っていたら、やはり少しばかりリニューアルされていました。初めてネットで古本を買ったのがこのサイトだったので思い入れがあるのです。実はこの時の対応、包装の仕方など、個人的に気にいってマネさせてもらっています。ちなみに買ったのはリチャード・ブローティガンの「愛のゆくえ」(新潮文庫)。実はこの文庫本が絶版時代に買い集めてはあちこち配って回っていたのです。そのクセが抜けず、ハヤカワから復刊(※表紙画像はこちら。高橋源一郎氏の解説が出色)した後も、どういう訳か買ってしまい、先日も復刊前の新潮文庫を2800円の高値にもかかわらず購入。当たり前ですが、280円で売っているのと何ら変わらず、やれやれという経験もしていたんです(バカですね)。というわけで、この本は何冊も手元にありますが、販売する時は1冊ずつ出しています。初期の村上春樹が好きな方におすすめです。よろしかったらどうぞ。
2004.01.28
コメント(0)
高校生の学力が落ちているらしいです。学力が低下しているのは高校生だけじゃないし、低下しているのは学力だけじゃない気がします。老いも若きもおバカになっているんじゃないでしょうか。実際にあった話。東大前駅から乗ってきた20歳位の男女が、電車の中でデカイ声で話していました。(だからといって東大生とは限らないが)女「あたシィ~、毎日お勉強のテキスト読んでるから~、なんか小説とか~、そういう本ってぜんぜん読まないのね。でもカナがこないだ~、芥川賞のなんだかが面白いっていってたの~。知ってる?」男「あ~それはあれ、あれのことじゃないの、ほら、ムラカミハルキとかのことじゃないの? オレもよくは知らないけど」女「なに~、ムラカミ? 知らな~い。そういうのが今はやってんだ」男「オレも最近のはつまんないから読まないけど。そうだな、夏目漱石の『坊っちゃん』は笑えたぜ。読んでてフツーに声出して笑えるだよ、あれ」女「夏目漱石は知ってる。読んだことないけど」こんな調子でエンエンとやっている。こんな会話してて意味あるんか?! お前らには、小説は不要だよ、きっと。こんな感じのが増殖している、間違いなく!
2004.01.25
コメント(0)
写真界の巨匠、ヘルムート・ニュートン氏が亡くなった。なんと交通事故だったそうである。しかも自分で運転を誤って壁に激突したらしい。83歳。運転には気をつけなくてはいけない年齢だ。なんかあっけない人生の幕切れという印象が拭えません。偉大な人物のつまらない最期。まだヘアヌードがこれほど氾濫していない時代において、氏の作品は「これは芸術だ」と前置きしておいて鑑賞できる貴重なヘアヌード写真だった。篠山紀信氏のもそう。アラーキーはちょっと違ったけど、今や海外の美術展で日本を代表するヴィジュアルアートとして人々の目に触れている。彼の作品も芸術だ。芸術は規制されないが、猥褻は規制される。だけど古来より芸術に含まれてきたエロスとか官能といったものは、どうなるのか。当時はまだそんな微妙な境界線について議論することもありましたが、インターネット時代には意味がなくなりましたね。おあとがよろしいようで。ニュートン氏の魂に合掌。
2004.01.24
コメント(0)
パキシルに替えて、セントジョーンズワートなるハーブ・サプリメントを服用してみた。なんか薬物が趣味のような中毒のようなまさに“Addicted”な状態になっている。「神経伝達物質を分解するモノアミン酸化酵素の働きを抑える作用、脳内セロトニンが他の神経細胞に再吸収されるのを防ぐ作用、この2つの働きが脳内のセロトニン濃度を上昇させ、気分の落ち込みを改善させる」らしいです。まだ今のところ実感はないけど。「弟切草」やら「ハッピーハーブ」やらの別名があるそうで、なんだかよく解らないままネーミングに引き込まれてしまったかも。
2004.01.23
コメント(0)
コンピュータ音痴なもんで、ホームページのhtmlもよくわからない。にもかかわらず、仕事で必要があって、プログラム言語のことが書かれてある書類を見なくてはならなくなったんですね。だいたい、JavaとJavaScriptの違いもよく知らなかったけど、「SunのがJava、NetscapeのがJavaScript」とか言われると、何だもともとの会社が違うんじゃん、と納得したりする。で、プログラムに興味のある人なら誰でも知ってるフレーズなのだろうけど、あらためて、解説の最初に、しかも画面はあくまでもシンプルにこの言葉がそっと置かれている図は、とても好きになりましたね。Hello World! そうか、コンピュータというのは世界に向かって挨拶するんだ。インターネットが当たり前の時代になって、この言葉が人間とコンピュータをむすぶインターフェイスの魔法に思えてきました。そんな発見のあった日。
2004.01.21
コメント(0)
これまで密かに親しんできたインターネットの個人サイトが、ある日とつぜん「Not Found」になった時のショックって経験ありませんか?今回、ネット古本屋の老舗的な存在である「れいど・ばっく」さんのサイトにアクセスできなくなってしまったんですよ。それだけで閉鎖したとは思わないけど、ちょっとしたショックですね。これまでも「ひまぞんの株日記」さんとか「Knock on wood」さんとか、好みのサイトがなくなってしまったので寂しい思いでいたんです。それだけに、今回の「れいど・ばっく」さんのは、早く何かの間違いであったと復活してほしいものです。
2004.01.20
コメント(0)
いやあ、夜中になると咳が出て、眠れないよ~。咳止めのクスリを飲んでるんですが、これが本来の目的ではあまり効かないくせに、副作用というか「眠くなる」分にはものすごい効果を発揮するんである。ただでさえ眠りが浅い(というか眠っていない)のに、眠くなるクスリを飲んだら、そりゃ日中でも眠るわさ。今日もデスクで気持ちよく眠っていると、遠くから「お~い、デンワ~!」の声が聞こえる。これが自分あてだと解るのにしばしのタイムラグ。おっと気がついて咄嗟にデンワに出たまではよかったが、相手が判らない。30秒くらいたってようやく判明して事なきを得た。あ~あぶない、あぶない。こんなんじゃクビになるぞ~。まあいいか、それでも(開き直り)。ひょっとして覚醒剤が必要かも。
2004.01.19
コメント(0)
鳥インフルエンザにやられたのか、咳が止まらず眠れない。しかたがないので起きてテレビをつけると、ロックバンドのライブをやっていた。エネルギッシュ! 熱い! それもそのはず中村達也率いるロザリオスだった。入れ墨の似合うロック野郎、中村はかっこいいの一言につきる。ベースのTOKIEさんの存在感もなかなかのもの。ギターのカトウタカシもサウンドに幅をもたせるプレーをしていた。その他、土屋昌巳、金子飛鳥、武田真治とサポート陣も多彩で飽きさせない。ああ、これはテレビじゃなくてライブで見なきゃな、と思いつつ何か大切なものをもらうことができた。中村がTOKIEさんのことをこんな風に言っていた。「まったく不安がないって感じでベースを弾いている」。この境地、うらやましい。
2004.01.18
コメント(0)
ブックストアでの一コマ。老婆が台にのって棚の上の方に手をのばしていた。白髪を淡い緑色に染めているが、たぶんオーバー70。パッと見の印象は、魔法使いのおばあさん。そのおばあさんが、魔法を使えないようで、必死になって背伸びしている。ちょっと大丈夫かなと心配したとたん、一件落着、お目当ての本を手にすることができた。その時! 買い物カゴに投げ込んだ(ちょっと乱暴)その本のタイトルが偶然にも見えてしまったのである。その本――『ジョアンナの愛し方―男性があなたに夢中になる203の方法』「・・・・・・・・・・・・」いや、何も問題ない、です。この出版不況のなかで、高齢者にまで買われていく本というのは、幸せなもんです。ただほんの1秒、頭がクラクラしましたが・・・。
2004.01.17
コメント(0)
今日のニュースはなんといっても「レアル日本参入!まずは1000人サッカースクール」ですな。あのレアル・マドリード(スペイン)が日本に「カンテラ」という下部組織を創設する計画があるらしい。そこで日本人選手1000人を教えるということは、そこからレアル昇格や、クラブのJリーグ参入の可能性もあるということだ。スポーツビジネスはもはやアジアマーケットなしには語れない時代になっているのね。
2004.01.15
コメント(0)
人生ゲームをしていて、ゲームの途中で結婚することになり、相手の名前を決めることになった。ふと頭に浮かんだ名前というのが「ビビアン」。「ビビアン・リー」ではなくて「ビビアン・スー」が元になってはいるけれど、それ自体はたいした問題じゃない。「ビビアン」は、その昔「ドラゴンクエスト」で「勇者・とんとん」が人生の分岐点で選ぶことになった女性の名前なのである。当時はデータ容量に制限があって「ヴィヴィアン」とできなかったのだが、その後も「ビビアン」のまま「Mother」「ファイナルファンタジー」と苦楽をともにしたのですね。だからどうってことはないけど、けっこう広がりがあるんですよ、こういうさまざまな困難や喜びに支えられた名前というのは。まあ人によっては、それが「あやや」だったりするのかもね。
2004.01.14
コメント(0)
いや~、久々に熱が出て、本日は仕事に出られませんでした。病院ではインフルエンザの検査をやって、結果は陰性だったんですが、先生いわく「2割くらいは陰性でもインフルエンザに感染している場合があって、あなたの場合、熱の出方からその可能性が高いと思われます」だって。まあ平熱がここんとこ低くて35度くらいだから、38.3度というのは、平熱36.5度の人の39.8度に相当するような気がしないでもない。ということで、品不足で厚労省もあわてたことがある例のタミフルカプセルやらブルフェン錠やらPL顆粒やらカロナール錠やらを飲んでひたすら寝てました。今、体温をはかったら35.9度。解熱剤の効果でまくりですな。しかし、高温から低温へまっさかさまかよ。いったいど~なってしまうのか!!
2004.01.13
コメント(0)
「デーモン小暮の邦楽維新青山本場所」に行ってきました。会場は青山円形劇場、客席の8割方が女性。ライブは、雅楽、箏などの邦楽を交え、『雨月物語』の朗読あり、ツェッペリンの「天国への階段」や百恵ちゃんの「いい日旅立ち」ありと実にもりだくさんで楽しませてもらいました。二十絃箏が「ステアウェイ・トゥ・ヘヴン」のイントロを弾き始めた時は、ゾクッとしましたね。異分野のコラボレーションは面白いですな。
2004.01.11
コメント(0)
30代前半とおぼしき、やや美人の女性が言った。「は~い、あおむけになって、スボン下着を下げてくださいね~」「えっ?」ドギマギしていると、「え~っと、腰骨のあたりまででいいですからね~」言うやいなや、すばやく両手がのびてきて、一気に下げてしまった。腰骨の下あたりまで下げてから、キモチ戻したぞ。だいじょうぶかおい。 こちらの心中おかまいなしに、どんどん先に進む。「は~い、ちょっと冷たいですよ~」 ヌルヌルしたものが肌にあてがわれた。「は~い、息をすって、おなかポッコリ~、は~い止めて」「・・・・・・・・」「は~い、ラクにして~、は~い、息をすって~おなかポッコリ~」「・・・・・・・・」 何度も繰り返して、圧巻の終盤がやってきた。「は~い、これでおしまいですね~」 彼女の右手がティッシュを3、4枚、サッサッサっとすばやく抜いて、ヌルヌルのおなかにかぶせた。その手慣れた動作に見入ったのは、おそらく自分だけじゃないだろう。健康診断でのひとこま。
2004.01.09
コメント(2)
最近は、スターバックスがすぐ隣にある書店なども見かけるようになったけど、カフェと書店のコラボレーションでいいところがないかな、と思っていたら青山に出来たらしい。まだ実際に足を運んでいないので何とも言えないけど、カフェが<Zucca>ブックスは松浦弥太郎氏の<CowBooks>だそうだから、それなりのグレードが期待できるのでは。カフェで本を読むというのは、なかなか豊かなひとときだよね。青山のおしゃれなブックカフェにはぜひ行ってみたいけど、平井の<ワン・モア>のようなふる~い喫茶店で常盤新平を読むのもわるくない、と思う今日この頃。飯田橋のラブレー、町田のアリスなんか、今もあれば行くんだけどな、残念。
2004.01.08
コメント(0)
満員電車の中での話。20代OLらしき二人がしゃべっていた。「ミホの彼氏って、医者でしょう、いいね」「あ~でも開業医じゃなくって勤務医だからたいしたことないよ」「稼ぐんでしょう、いくらくらいなの、3000万とか?」「あ~でも3000まではいってないと思うけど、まあそのくらいかな~」「え~スッゴ~イ、い~ね~!」「あ~でも、その分税金もたっぷりとられるから」「そ~なんだ、でもい~よね」「あ~でも、開業医の人はもっといいみたいよ」「そ~なんだ。でもい~よね」「あ~でも・・・」鬼のような形相になってこらえていたのは、僕だけではなかったですね。「ばかやろう、こちとら年収300万円時代をどう生きるかで悩んでんだよ。たいしたタマでもね~くせに、でかい声でペチャクチャ言ってんじゃね~よ!」と言いたいであろうことは、なんとなくその場の空気で分かりましたが。ドアが開いて降りる時に聞こえたのが、「やっぱ稼ぎのある男を選ばないとね~女の幸せは・・・」どつくで、ホンマ!
2004.01.07
コメント(0)
BooksTontonで出品している本のなかから『完全自殺マニュアル』を注文してくれた女性がいたのですが、連絡がとれなくなってしまった。確認メールを出したのだけれど返信はなく、結局、本はキャンセル/再出品され、すぐまた新たな買い手にめぐりあうことが出来ました(今度も女性)。最初の女性はもう「完全自殺」から関心が無くなったのか、あるいはマニュアルに頼らずに事をなし遂げたのか、すごく気になるのだけれども、もはや知るすべはありません。ちなみに『完全失踪マニュアル』も扱っていますので、ご興味ある方はどうぞ。
2004.01.05
コメント(0)
みなさんお正月はエンジョイできましたか?1月は5日(月)から仕事始めという人が多いと思いますが、僕は昨年末にやり残した仕事があって、3日に仕事始めとなったんですね。ちぇっ!と思いながら日比谷通りを歩いていると、目の前をランナーが通り抜けたのでした。ゼッケンを見ると「駒澤大」。う~ん、速い! 感心、のち落胆。あ~そうだよな、正月だから駅伝をやっているんだよな。沿道の人たちは読売新聞の小旗を手に楽しそうだが、こちとらあんまり楽しくはないぞ・・・と思いつつ、テレビ中継の現場に立ち会えたので、少しだけ得したような気分になれました。落胆、のちプチハッピー。
2004.01.03
コメント(0)
全19件 (19件中 1-19件目)
1