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2001.12.10
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カテゴリ: 普段の事
季節が流れ、今は空が夏より高く感じる紅葉の季節。

浅海も、それとなく真樹と大崎君の態度から感じ取っていた。

・・・と言うよりも、四六時中一緒にいた2人が、突然そっけなくなっているなら、みんな気がついているはず。
学校中が知っているようだった。

そして、利枝は真樹の1番の友だちだったために、2人が別れた本当の理由を知ることになる。

利枝にとっては、衝撃的な事実。

あんなに仲の良かった2人なのに・・・
あんなにカワイイ真樹なのに・・・


「大崎君に他に好きな人ができた」というのだ。
そして、その子は真樹の友だちだと言うのだ。

えっ?!

「利枝も知っている。」

そう。
利枝ではない。

わかっている。自分が人から好かれにくいって言うことは。
少しでも期待した自分が哀れだった。惨めだった。
真樹に対しても、申し訳なかった。
利枝は『恋愛至上主義』に徹すことができないと、初めて思った。

利枝と真樹。


利枝の知っている、大崎君が好きになってしまった真樹以上の女。
利枝とも真樹とも仲のいい、香奈だった。

・・・くやしいけど、利枝も納得してしまった。

香奈~?!だれそれ?!
と、言いたいところだった。でも、香奈は一見普通の女の子なのに、何か人をひきつけるものがあったのだ。

そして、真樹はまだあきらめていない。

利枝は思う。
少しでも、真樹の強さが欲しい。

利枝はあまりにも自分に自信が無かった。
自分が考えていることも、人に否定されるとあきらめてしまう。
あきらめれる。そういう考え方だった。
人に肯定されると、その分強くなれる気がしていたのも、自信が無い証拠だと思う。

真樹と大崎君の真実を聞いた利枝。
付き合っている人がいても、思いは変わってしまうのだろうかと、気持ちの幼い利枝は疑問に思っていた。

利枝にとって、大崎君はいったいどういう存在なのか、考え直す必要があるような気がしてきた。

そんな利枝を横目に、なぜか浅海が暴走をし始めようとしていた。


---第4章終り





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Last updated  2001.12.10 22:55:50


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