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一話者一言語の是非(前編)の続きです。とはいえ、私が、一話者一言語に反対しているのは、言語に触れる量が少なくなるだろうと思っているからであって、別に、それ自体が悪いわけではありません。お金持ちさんだったら、外国人ベビーシッターを雇うことで、解決できるでしょう。つまり、ベビーシッターに母国語を話してもらうことによって、一話者一言語でも、1日中英語漬けにすることが可能だということです。今、アメリカでは、実は、これが注目を集めています。以前は、アメリカといえば、日本以上に母国語(=英語)礼賛国家でしたから、英語を話さずば人にあらず。人ではないとは言わないまでも、完全にバカ扱い。みたいな国なので(それで、多くの日本人も辛酸をなめて、それが日本人の英語コンプレックスにつながってるかもしれませんけどね~)、自分の子供が英語ができなくなっては大変、と、ナニー(乳母です)にも英語以外の言葉を使うことを禁じていました。アメリカのナニーは、移民であることが多いので、メキシコ人だったり、フィリピン人だったりが、ちょっとなまった英語で育てるのが当たり前でした。ところが、この状況に異変が起こっているというのです。この記事を見てみてください。これは、今年の夏に読んだニューヨークタイムズの記事ですが(英語です! でも、簡単な英語なので、ぜひ、読んでみてください。面白いです。)今、ニューヨークでは、メキシコ人のナニーに、スペイン語だけを話させて育てるのが流行っているというのです。一昔前は、アメリカでも、赤ちゃんや幼児に複数言語を聞かせると混乱するというのが通説でしたが(日本は今その状態ですね)、今では、スペイン語ネイティブのナニーに育てられればバイリンガルになるということが常識になりつつあるんです。そして、複数言語にさらされたほうが頭がよくなると考えている人たちもいます。その結果、エリート層を中心に、バイリンガル育児がブームになっているんですね。アメリカが今そうということは、日本も10年後にはバイリンガルに対する見方がずいぶん変わっているかもしれません。このブログを読んでくださっている皆さんのように、続々と和製バイリンガルも誕生していくでしょうしね。でも、日本で、英語ネイティブのベビーシッターを毎日雇うのは、相当なお金がかかるでしょうし、なかなか見つからないでしょうね。最近は、英語シッターを売りにしている会社はありますが、問い合わせてみると、日本人で英語が話せる人か、フィリピン人等東南アジア系のシッターが派遣されることが多いようです。それでも、もちろん、ないよりはずっといいのですが、私はネイティブにこだわりがあったので(英語話す日本人だったら、私で十分なので)、簡単には見つかりませんでした。でも、アメリカでも、バイリンガル研究は、まだまだです。(日本ではほとんどないに等しいですけど。)先程紹介した記事にも、バイリンガルの効果について少し書いてありますが、私からすると、ちょっと納得できない記述も多少あります。ただ、こうして少しずつ市民権を得つつあるとしたら、なんだかちょっとワクワクしますね。にほんブログ村←クリックお願いします。バイリンガル育児ブログがたくさんありますよ!
December 28, 2010
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バイリンガル育児をやっていらっしゃる方の中には、「一話者一言語」を唱える方がいらっしゃいます。これは、一人の人は、一つの言語しか話してはいけない、というもので、国際結婚の家庭などで、母親は日本語、父親は英語、のみで接する、というやり方です。それじゃ、両親日本人の家庭はどうすんのさ、というと、それでも、同じ人が違う言語を話すべきではないといいます。その理由は、子供が混乱するからだということです。でも、もちろん、私は、子供は混乱しない、という立場に立っているので、一話者一言語にする必要はないと思っています。そもそも、一話者一言語にするために、日本人の片親が、その子供と英語でしか話さないなんて、無理があるし、それで会話が減ってしまったらそのほうが残念です。前にお話ししたように、うちでは、私は、日本語と英語を話していますが、それで混乱するということはありませんでした。チャンポンだけはしないようにしていましたが(日本語の文法に英単語を入れたり、またはその逆の話し方。「早くhandsをwashしなさい。」みたいな言い方です。ルー語ですね(笑)。英語を話すときは英語だけ。日本語を話すときは日本語だけです。)、それで、私が話しているのが英語か日本語かわからないことはなかったのです。お母さんの英語があまりにもジャパニーズアクセントが強すぎて、日本語と聞きまごうばかりの英語だったらどうなるかは知りませんが・・・。でも、今年始めたばかりのフランス語や中国語で私が話しかけても、すぐにその言葉で返事してきましたので、そんなにうまくなくても、言葉の特徴をとらえることができるのだと思います。それに、私は、「他の人は全員ひとつの言語しか話さないけど、あなただけが、複数の言語を話すのよ。」というメッセージを伝えたくなかったのです。そうしたら、自分だけがヘンなんじゃないかと思ってしまうのではないかと思いました。そうではなくて、「英語と日本語、両方話せるのが当たり前だから。(あなたも話せないと大変よ?!)」ぐらいの勢いで、それを当然のことと受け止めて欲しかったのです。3歳にもなると、さすがに、日本語しか話さない人がいることを理解していますが、それでも、英語で話すことをヘンだとは感じていないようです。そのぐらい、周りに英語があふれている環境だったからです。そして、一話者一言語に反対する理由がもう一つあります。それは、そうすることによって、どちらかの言語の言語摂取量が減るのではないかと思うからです。バイリンガルになるためには、英語環境を作ることはもちろん、それと同じだけ日本語環境も必要です。私はいつも、英語環境を3時間、と申し上げていますが、これはもちろん、日本語も3時間、が前提になっています。お母さんもお父さんもずっとそばにいる環境で一話者一言語ならよいですが、肝心のお母さん(あるいはお父さんでもよいのですが、一番近くで育てている人)が、英語になってしまったら、日本語を使う機会が減ってしまいます。逆に、日本語のみでは、英語の機会を増やせません。先日、タイ人の友人から面白い話を聞きました。あるお母さんは、7ヶ国語話せるお母さんだったので、子供が産まれたら、7ヶ国語話せるようになるように、月曜日は何語、火曜日は何語、と曜日ごとに違う言語を話したそうです。ところが、2歳を過ぎても子供が言葉を話さないので、心配して医者に連れて行ったところ、「心配はいりませんよ。お子さんは、曜日がわからないだけです!」、と言われたという、笑える話というか、笑えない話というか。見事な落ちがあるので、作り話だろうとは思いますが、それは、さもありなんだと思います。7ヶ国語話せるようになるには、7倍話す必要があるんです。でも、これでは、それぞれの言語が7分の一しか使われていません。それでも、それぞれ片言は話すようになるはずだと思いますが、要するに、先日申し上げた、言語を話しだすのに必要な時間(1000時間~3000時間)をどの言語も満たさなかったから、話せないのだろうと思います。違う言語を学ぶ場合、単純に倍になるのかどうかは、私にもわかりません。人間の言語は、実は共通している部分も多いので、おそらく、日本語に1万時間、英語に1万時間ではなくて、重複している部分はもっと短縮できるはずだと思います。それにしても、最低時間は必要なのです。一話者一言語は、この一曜日一言語と同じ結果になりかねないと思うのです。まだ、続きを書きたいのですが、長くなったので、後編へ続く。
December 28, 2010
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今までも、ちょこちょこ小記事を書いてきましたが、なかなかバイリンガル・マニュアル全公開までの道のりは長そうなので、要するに、どうすればいいの? という肝心の疑問に対して先に答えておきます。要するに、基本は、大量INPUT、適量OUTPUTです。といわれても、それだけでは実践できないでしょうし、なんでそれでいいのか、というWHY? の部分にも答えていくのが、このブログです。皆さん、手を変え品を変え、いろんな言い方をされておられますが、バイリンガル育児に成功した人は、ほとんどこれを実践したのではないかと思っています。私の場合は、語りかけ育児を基本にしているので、英語でも日本語でも、いろんな話をしています。英語だと、私の話だけでは足りないので、ネイティブ・スピーカーの力も借りていますし、DVDや英語のアニメの力も借りています。Lちゃんの場合は、生来のおしゃべりなので、発話を促す必要はありませんでしたが、話しているときはさえぎらず、たくさん聞いてあげます。それを1日3時間以上、2,3年やれば、幼児であれば、バイリンガルになれると思っています。ポイントを一つ上げるとすれば、INPUTの英語の内容は、簡単になり過ぎないように、豊かに話しかけるということです。どうでしょう。簡単に聞こえませんか? でも、実行するのは、結構大変ですね。ですから、このブログでは、実行しやすくなるような具体的なやり方や、なぜ、この方法がよいのかについても、詳しくご紹介していくつもりです。
December 27, 2010
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英語育児をやっているお母さんたちからよく、「うちの子がルー語になるんです。」という話をよく聞きます。ルー語とはもちろん、ルー大柴さんのように、日本語の文法の中で英単語を織り交ぜて話す話し方のことです。そして、それを根拠に、英語と日本語を混乱しているのではないか、という心配をしておられます。でも、子供は、知っている単語が、英語か日本語かわからないということはありません。これは私も不思議に思ったのですが、うちは実は英語だけでなくフランス語と中国語も少し取り入れているのですが、子供は、その言葉を聞いたら、ほとんど一単語だけでも、何語かが瞬時にわかるんです。音に特徴があるんでしょうね。そして、それを混ぜこぜに覚えてしまうということはありません。Lちゃんの場合は、最初から、ルー語は出ませんでした。ごくたまに、日本語を話しているときに英語の単語が混じることがありますが、それは、間違っているのではなくて、その単語を日本語で何というかわからないときです。日本語の単語を教えてあげると、すぐに言い直して覚えてしまいます。最近は、「~~は、日本語でなんていうんだろう?」と自分から聞くようになりました。ルー語というのは、日本語です。日本語の文法に、英語の単語を入れているだけです。もし、お子さんがルー語を話すのだとすれば、英語を話したいのだけれど、英語の文法がわかっていないのだと思います。正しい英語をその都度教えてあげていれば、すぐに英語のほうを覚え、ルー語は使わなくなるでしょう。
December 26, 2010
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日本語もできないのに英語なんて・・・、英語は日本語が身についてからやるべきだ、そんな意見もネットにはたくさん転がっています。まことしやかに、赤ちゃんに英語と日本語聞かせたら混乱するだとか、その結果どちらも話せなくなるとか、セミリンガル(どの言語も満足に操れない人)の悲惨な例などをあげて、子供に英語をやらせることはまるで虐待かのように言ったりしているのです。直観としては、そんなことはないだろうと思っていましたが、もし本当だとしたら一大事ですから、自分の子供にバイリンガル教育を始める前に私も必死で調べました。その結果としては、やはり、そんなことはない、というものでした。まず、日本は、まれにみるモノリンガル(単一言語)国家ですが(もちろん、少数言語は一部ありますけど)、世界的にみると、モノリンガルの国のほうが少ないくらいなのです。それらの国の人間たちが、皆混乱していたり、言葉が満足に話せない、という話を聞いたことがありません。むしろ、そういう国では、普通にマルチリンガルに育つ人がたくさんいます。2言語以上を話せることは、別に珍しいことでもなんでもないのです。さらに、セミリンガルと呼ばれる人たちの例をみると、環境に共通点がありました。それは、日本で生まれ育った子供が、小学校の中高学年で海外に渡った例が多いのです。つまり、臨界期を過ぎてるかすれすれくらいの年齢の子供が、結構内容が高度化している学校にいきなり放り込まれて、英語が理解できない、日本語は当然小学校低学年のまま(日常会話はできているので、親も気付かず日本語を放置するケースがあるのです)、こうなると、9歳・10歳の子供に必要な抽象的思考を伸ばすこともできず、どちらの言語も満足にできないまま、知的にも劣ってしまう、という状況になり得るのです。日本語でそこまで来たのなら、日本語も伸ばす努力をするとか、英語にもっと前から慣れさせておくとか、手当をすれば、そのようにならないようです。また、日本でインターナショナルスクールを訪問するたびに、「子供は日本語と英語で混乱しませんか?」「日本語を話せなくなる子供はいませんか?」という質問を投げかけてきましたが、毎年何十人という生徒を見てきている学校の答えは一様に、「そんなことはありません。」というものでした。日本語も英語も、学習時間が十分にあれば、どちらも自然に身につけることができます。でも、どちらかの時間が極端に短ければ、そちらの習得度はにぶります。だから私は、日本人の家庭で、親子の会話も全部英語、のような極端なやり方には賛成していません。日本語に触れる時間が少なくなれば、それだけ日本語力が伸びなくなるからです。英語をやらせるならば、日本語の時間も同じくらい大切にすべきだ考えています。そうやって、日本語も十分に触れ、英語にもたくさん触れた子供は、ダブルで豊かな言語環境に触れられるのですから、日本語だけよりも、日本語だって豊かになるかもしれません。そしてもちろん、英語も話せるようになるのです。
December 26, 2010
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子供が英語を話しだすには、3年くらい必要です。お子さんのバイリンガル化に成功していらっしゃる方は、そんな風に、おっしゃってるケースが多いように感じます。でも、3年経っても話しださない子もいます。大人でも、「~~語を2年勉強しています。」といっても、そのレベルは結構様々です。それも当然です。だって、~年、では、その密度はわからないのですから。私は、より正確性を出すために、1日平均何時間やっているかを計算して、延べ時間で考えたいと思っています。ここで利用するのが、学習理論の項目でも書きました、1万時間の法則です。(参照:過去記事「1万時間の法則」)お子さんがバイリンガルになるために必要な基礎づくりの時間は1000時間、ある程度コミュニケーションがとれるようになるには3000時間、エキスパートになるには10000時間。だいたい、そう考えると、しっくりくるのです。週に1回英語教室に通ってます(でも、家ではなにもやっていません。)、こういうお子さんは、週1回1時間のレッスンだとしても、年間50時間。40分なら、実に30時間です。これで、英語ができるようになるはずがありません。1000時間という数字は、1日1時間やったとして、3年かかります。3歳の段階で3000時間到達させるためには、1日3時間です。1日5時間やれば、なんと2年で3000時間に達し、6年、つまり小学校にあがる前に10000時間に達します。どうでしょう。ネイティブは、そのぐらい、自分の言語に触れていないでしょうか。小学校にあがるぐらいの児童は、日常会話はエキスパートの位置に達しています。しかし、やってないことはできませんから、ライティングやより高度な知識は、その後も勉強しなければいけないでしょう。でも、基礎がありますから、今度は、それぞれに1万時間は必要ないはずです。でも、逆に、ライティングは、スピーキングとは別の訓練が必要ですから、作文の練習をちっともしなかった子供は、大人になってもまともな文章を書けないネイティブになっている可能性があるでしょう。お子さんのバイリンガル計画を0歳から始めるなら、1日3時間から5時間を目標にしましょう。いつまでにどの段階に到達してもらいたいかを決めれば、1日何時間やらなければならないかを割り出すことができます。やる内容のバランスも大切です。日本人の家庭でしたら、どうしてもCDなどに頼らざるを得ないかもしれません。CDのかけ流しも、ないよりはずっとあったほうがよいのですが、音入れだけでは足りません。音と意味とをつなげる意味づけの作業と、スピーキングを取り入れて始めてバランスがとれます。CDまたはDVDを1~2時間に、普通の会話を1~3時間取り入れられたら、一番よいのではないでしょうか。お子さんに英語をやらせている、と思っていらっしゃる方は、一度、今までの総時間数を考えてみてください。3000時間超えているのに、全然話せない、というお子さんがいたら、逆に教えていただきたいです。
December 26, 2010
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「生まれつきの才能はあるのか?」答えはもちろんイエス。でも、生まれたついた才能だけでは、成功できない。訓練も必要です。そして、「専門的な技能を極めるためにはどんな分野でも、1万時間の練習が必要」―― これが、1万時間の法則です。ある音楽大学でバイオリニストを調査したところ、世界的なソリストになる可能性のある学生、プロにはなれそうな学生、プロにはなれず音楽教師を目指す学生、の3つにわけたところ、子供のころからの総練習時間が、ソリストの卵は1万時間、プロレベルは8000時間、プロになれないレベルは4000時間だった、というエピソードがある本に載っていました。そして、練習時間が少ないのに天才レベルの技術を持つものはなく、逆にいわゆるガリ勉タイプのように多大な練習時間を誇りながらまったく技術が伴わないものも「いなかった」、というのがこの研究の結論です。この話が載っていたのは、下記の本です。【楽天】天才!【アマゾン】天才! 成功する人々の法則勝間和代さんの翻訳なので、勝間ブームの折には、書店にたくさん並んでいましたから、ご記憶にある方もいらっしゃるでしょう。でも、それとは関係なく、この本は大変面白いので、学習について研究したい人はもちろん、子育て中の方にも大いにお勧めします。何かを習得するためには、努力が必要。そして、その努力とは、時間に結構比例する、という事実は、多くの人がなんとなくわかっているものの、努力するのは大変ですから、目をそむけたい事実なのでしょう。「自分には、才能がないから・・。」そうつぶやいて、終わりにしてしまうのです。でも、私も学生のころよく家庭教師をやっていたのですが、生徒たちの成績は、見事に勉強時間に比例している、と感じていました。できない子は、要するに、勉強していないんです。そして、「自分は、頭がわるいから・・・。」といってあきらめてしまうのです。もちろん、才能というものはあります。1万時間という時間は、膨大な時間ですから、いろんなことにかけられる時間ではありません。1つかせいぜい2つに絞る必要があるでしょう。どの分野にしぼるかの選択も重要でしょう。ゴルフの石川遼選手。ボクシングの亀田兄弟。彼らが、それぞれの分野で1万時間練習していることは想像に難くありません。だからこそその道で一流になっているのです。1万時間勉強すれば、おそらく東大にも入れるでしょう。ほとんどの人は、そんなに勉強することはできないのですから。たいていの日本人は、なんと、日本語に関しては、練習時間が1万時間を超えています。だから、ネイティブは、(向き不向きはあるにせよ)日本語の先生になれちゃうほどのエキスパートなのです。でも、あなたは、それ以外に、1万時間練習したものはありますか? ある人は、おそらくその分野の専門家になっていることでしょう。今、人に誇れる分野がない人は、的を絞り切れていないか、打ち込んでる時間が少ないせいかもしれません。。。
December 26, 2010
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大人の皆さんは、「最近、記憶力が落ちて・・・・。」と嘆くことはありますか?特に、語学の勉強をしていると、自分の記憶力のわるさには、意地がやけてくることがありますよね。それでは、記憶力が落ちたのは、「最近」であって、昔は、記憶力はよかったのでしょうか・・・?いつでも、勉強している本人は大変なのであって、昔は楽で今は大変というばかりではないかもしれないですけどね。でも、確かに、子供のころは、吸い取り紙のように記憶ができた、という記憶を大人の私たちは持っています。やっぱり、子供のころのほうが、記憶力がよかったんじゃないかと感じるのです。実際には、大人の記憶力と子供の記憶力は、性質が違うのであって、どちらがよいとは、一概には言えません。子供の記憶力は、あるがままに丸ごとそっくり覚えてしまいます。大人の記憶力は、意味づけをしながら覚えていきます。1分程度のお話を聞いたとしたら、幼稚園生の子供は、丸ごと覚えてしまいます。いわゆる、お話の記憶、とか暗唱といわれているものですね。その際、お話を読んでくれた人の声の調子まで覚えてしまいます。今聞いたものが、そのまま頭の中で鳴り響く感じです。それに対して、大人は、話の要旨は覚えています。でも、一字一句と言われると、ちょっときつくなってきます。でも、要約した内容は、長い期間保持していることができるのです。つまり、大人は、情報を取り入れるときに、無駄なものを省いてしまって、意味に関連付けながら覚えるのが得意なんです。子供には、そこまでの高度な処理能力がありませんから、無駄なものも一緒に覚えてしまうのです。ところが、外国語を勉強するときになると、大人は、この記憶の性質から、日本語にない音を覚えるのは不得意になります。さらに、音を聞いたとしても、意味だけを覚えてしまい、発音やイントネーションを覚えることがなかなかできません。それは、無駄な情報として、削除される脳になってしまっているからです。だから、大人の脳も、意味の関連付けをしながらであれば、単語を覚えていくことができます。例文を使って文脈の中で覚えたり、自分で英作文をしながら使ってみると、よく覚えていくわけです。でも、発音は、意識しないと覚えられませんので、苦しいですが、何度も聞いて覚えるしかありません。ただし、大人の脳でも、音が一回しっかり入ってしまえば、正しい音を自分の頭の中に鳴らして覚えていくことができるようになりますので、そこまでの訓練が大切です。それに対して、子供は、発音やイントネーションの情報まで、丸ごと覚えることができますから、聞いた英語をネイティブのように話すことができるのです。ある意味、効率がわるいわけですが、まだまだ白紙がいっぱいある脳ですので、容量を気にせず、暗記できるのでしょうね。ちなみに、大人の記憶の性質は、前述の通り、意味づけをしながら覚えていく、ということですので、普段から、ものごとを論理的に考えて、意味づけしている人は、年をとっても、記憶は衰えません。むしろ、学者や優秀な経営者などは、年を召されるごとに、明快な頭脳を構築されていきます。逆に、普段あまりものを考えていない人は、意味づけするとっかかりがなくなりますので、どんどん覚えることができなくなり、脳みそがとろけていきます。そんなことを意識しながら、勉強するとよいですね。
December 25, 2010
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バリバリ英語育児をご訪問くださいまして、ありがとうございます。このブログは、子供の成長記録を描いたブログではありません。子供がバイリンガルになるための方法論を研究するブログです。ただ、実践のひとつの例として、うちの子供の例も入れています。ここ数年にわたる研究の結果、私の頭の中には、さまざまな情報が入っています。それをいったん整理して、さらに研究を進めていこうと思っています。これから書きたいと思うことをカテゴリに入れました。書くべきことは頭に入っているので、順番に書いてもよいのですが、その日の気分で書きたいものを書いていこうかと思っています。従って、新しい記事から順に読むよりは、カテゴリを頼りに、興味のある記事を読むことをお勧めします。研究をよりよいものにしていきたいので、皆さんの実践例やご意見・ご感想は大歓迎です。お子さんのバイリンガル計画をのんびり進めたい方も、バリバリやりたい方も、当ブログが何らかのお役に立てれば幸いです。
December 25, 2010
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先の記事で、バイリンガルといっても、ある程度話せればOKと書きましたが、(参照:過去記事「バイリンガルってなに?」)、それでは、どのレベルの英語力を目指せばよいのでしょうか?もちろん、ご家庭によって、英語を学ぶ目的は様々で、それに伴いゴールも異なります。でも、何かを学習する際には、目標を定めることはとても大切です。目標がなかったら、高いレベルに到達することはできません。幼児のうちは、英語に慣れておけばいい、もちろん、それもひとつの目標です。でも、私の場合は、大学生の時点で、海外の一流大学で学べるレベルの英語力(および知力)、社会に出たら、グローバル企業で英語をハンデとせずに働けるレベル、を目標の目安にしています。もちろん、子供が、海外の大学に行くか、日本の大学に行くかはわかりません。ただ、海外の大学がよいと思ったときに、それを選べるだけの素地を作ってあげたいのです。これは、かなり高いレベルの英語力です。生半可では到達できません。でも、私は、今のところ、それを達成するためにどうすればよいかを日々考えているのです。↓クリックして応援お願いします。にほんブログ村
December 23, 2010
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子供にバイリンガルになってもらいたい、というのは、昨今よく聞く親の願いですが、そもそも、バイリンガルってなんなのでしょう?一般的には、2ヶ国語を高度に操れる言語能力を持った人、を指すのでしょうが、「高度な言語能力」ってどの程度? という質問には、答えがありません。なかには、まったく本人が意識することなく、ネイティブ言語として、2ヶ国語自由に話したり書いたりできなかったら、バイリンガルとは言えない、と主張する人もいます。そういう人は、「バイリンガルキッズなんて、軽々しく言わないで。たいして、できるわけじゃないんだから。」みたいな批判をします。でも、正直、ネイティブといっても、言語能力は様々です。日本人でも、自分の考えを論理的に説明できない人や、文章を書くことができない人はたくさんいます。それでも、そういう人は、普段、そういうことをしないですむ職業についているので、ほとんど気付かれることはありません。もちろん、日常生活には、ほとんど支障がありません。若干、頭わるいと人から思われることがたまにある、というだけでしょう(笑)それでも、ネイティブは、ネイティブです。私は、バイリンガルの定義をそんなに厳しく考えていません。ある程度、話せれば、OKです。広義のバイリンガルです。このブログでも、そんな風に使っていきますので、ご了承ください。あの子も、この子も、バイリンガル。それでいいのです。
December 23, 2010
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どんな言語でもそうなのですが、まずは、この基本単語の1000語を覚えないと、いつまで経ってもその言語の基礎ができません。逆に、この1000語がActive単語(参照:過去記事「英語習得に必要な語彙力」)になっていれば、一応のコミュニケーションはとれます。これは、大人の外国語初学者にも言えることです。いつまでたっても初級を抜け出られない人は、要するにこの1000語を覚えていないことが多いのです。これに時間をかけてはいけません。1000語に含まれる単語は、本当に簡単な単語ですから、あっという間に覚えてください。せいぜい3ヶ月、できれば1ヶ月で覚えてください。この基礎がないと、前に進めません。子供の場合は、記憶力が優れているので、それこそ、あっという間に覚えてくれます。ポイントは、1日5個づつとかにしないで、いっぺんに100個ずつぐらいやっていくことです。カードをフラッシュしてもいいですし、日常生活で出てくるたびに教えていけば、一日100単語ぐらい簡単に使えます。そして、繰り返します。口に出してリピートさせる必要はありません。ただ、テーブルを指差して、"This is a table."、カップを差し出しながら、"Here is your cup."というだけでOKです。"Are you thirsty? We have orange juice." "Wash your hands before you drink." これで、何語出てきましたか? 18語です。1000語って聞くと、大変に聞こえるかもしれませんが、youもyourもisもareも別単語に数えてよいので、普通に話していれば、あっという間なんです。これを日々繰り返していたら、1000語すぐに覚えられます。ちなみに、0歳からやっていれば、1歳の段階では自然に全部意味がわかっていますし、2歳では自分で使えるようになっています。この基礎があれば、それが英語の核となって、雪だるま式に、その後の英語習得を容易にしていきます。ちなみに、大人の方がやるときは、必ずCD等で音を聞きながらやってくださいね。音を聞かずに本からだけ覚えると、カタカナ読みで自分の頭に音を鳴らしながら覚えていくことになりますので、間違って覚えていくことになります。そうすると、後で音を聞いてもわかりませんし、自分で発音しても(ネイティブには)通じないことになります。音がとにかく大事です。子供の場合は、本だけ読んで覚える人はいないので、必然的に音から覚えていくと思います。この際、親が発音に自信がない場合ですが、私のお勧めは、親もCDを聞いて発音を覚えた上で、それを言ってあげることです。CDだと、単語の羅列になってしまうので、覚えにくいです。最近の子供用英語教材のように、ペンで絵に触れると発音してくれるものは、よりよいかもしれません。でも、親も声をかけてあげたほうが、本の前だけでなく、いろんな場面で繰り返し覚えることができます。親の発音が悪いと、それを覚えてしまうのではないかという心配がおありかと思いますが、子供は不思議なもので、いろんな発音の中から、正しいものを覚えていくのです。そして、それは後からでも修正可能です。だから、間違った発音を覚えてしまうことにそれほど神経質になる必要はありません。とはいえ、親も、カタカナ英語で開き直らないで、よい発音を覚える努力をしましょう。CDの音を聞いて、文字を見ずに、聞いたまま繰り返す練習をしていきます。ときには、自分の発音を録音して聞いてみると、だいぶ違って聞こえることに驚くでしょう。それが同じになるように練習するのです。慣れてくると、カタカナでないと発音できない癖が直ってきます。音をそのまま聞いて、聞いた音を聞いたままに発音できるようになります。それが外国語習得の第一歩です。たとえ、英語が苦手でも、お子さんをバイリンガルにしたいなら、多少のコミュニケーションは親もできるようになったほうがよいと思いませんか? 頑張って下さい。
December 23, 2010
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プロフィールに貼ってある、エトピリカ(Etopirika)のロゴマークはなに? って思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。これは、私の主宰するエトピリカ幼児英語学習研究所のロゴマークです。って、まだ実体はないのですが・・・。そんなのができたら、ロゴマークにしようと思って、先にロゴマークだけ作ってしまいました(笑)エトピリカは、北海道に住む海鳥です。頭の飾り羽とオレンジのくちばしがとても美しい鳥です。でも、美しい海にしか住めないため、環境悪化のせいで絶滅の危機に瀕しています。子供たちの未来のために、美しい環境を守りたいというエコ的な気持ちと、かわいらしい外見ながら、あまり見かけないところから、これをキャラクターに選びました。くちばしは、子供たちへの愛を込めて、ハートにみたてています。自作、ではありません。ちゃんとプロのイラストレーターさんに作ってもらいました。エルマ♪ともどもよろしくお願いしますエトピリカのことをもっと知りたい方は、コチラ!
December 23, 2010
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英語育児のブログは、最近、結構たくさんありますよね。英語育児というと、反対する人もいる中で、仲間が多いというのは、勇気づけられます。でも、「のんびり英語育児」とか「ゆったり英語育児」みたいなコンセプトが多いように思います。もちろん、それぞれのご家庭にあったスタイルが一番よいわけですが、うちは、私の凝り性な性格もあいまって、「のんびり英語育児・・・じゃないなぁ。。。」と思いました。子供にはもちろん、英語が好きでいてくれるように、楽しく接していますが、私自身は、膨大な本を読んで研究し、本人に気付かれぬまま、さまざまな技を繰り出しています。それは、いうなれば、英語育児をバリバリやってます、って感じかな、と思って、このタイトルにしました。ちなみに、このブログの開始年月が2007年になっているのは・・・、その昔、別のタイトルでブログをやっていたからです。その名は、「バリキャリのバリバリ育児」。大手企業に勤めるバリバリのキャリアウーマンだった私が、妊娠を機に会社を辞めてしまって、プロフェッショナルマザーを目指す様子を描いたものです。いろいろあって中断してたのですが、このたび、英語育児に焦点を当てなおして、新装開店することにしました。昔から、バリバリだったんですね
December 23, 2010
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単語力は、英語力を測るうえで、ひとつの指標になります。でも、ワードチェッカーでぴょこん、と数字が出てくれば簡単なんですけど、実際には、しっかり覚えている単語の他に、うろ覚えの単語もあったり、意味はわかるけど書けなかったり、脳の中には、いろんなレベルの単語が存在します。ここでは、とりあえず、綴りは置いておいて、1.聞いて意味がわかる単語(Passive Vocabulary)と、2.聞いて意味がわかるだけでなく、自分で使いこなせる単語(Active Vocabulary)という風に、おおざっぱに分類して考えてみます。まず、日本人の英語のレベルというのは、どのくらいなのでしょうか?今までは、中学生になって初めて英語を習い始める人が多く、高校受験の段階で一流校を目指すならば、3000語が必要だと言われています。大学受験で、6000語から7000語です。ビジネス英語として使いこなすレベルの目安は、10000語と言われています。ちなみに、ネイティブは、50000語から70000語の語彙があると言われています。もちろん、これらは、Passive Vocabularyの語彙数です。Activeはもっと少なくて大丈夫です。外国人学習者の語彙は、教科書や単語集を使って測定していくので、ある程度わかりやすいのですが、ネイティブの子供が言語を習得していく過程の単語レベルについて詳述されている研究にまだ出会っていなくて、はっきりしたことはわかりません。また、未就学児については、家庭教育、早期教育のレベルによって相当な差が出る部分です。一般には、小学校入学前の段階で、6000語から7000語の語彙がある子どもは、就学後も学校の先生の話もよくわかり、その後の学業も伸びていくと言われています。目安として、3歳で3000語、4歳、5歳、と年齢×1000語のレベルです。ちなみに、これは、日本語でも同じです。就学前の語彙レベルは、その後の学校の成績に大きく影響してくるでしょう。多くの子供は、勉強しても意味が分からずに、そのまま学業から逸脱していくのです。幼児期から、豊かな語彙を与えてあげることが大切です。そういうわけで、日本語でも、豊かな日本語環境にいる子供は3歳で3000語ほどの語彙があり、乏しい言語環境だと1000語前後といわれています。英語においては、この1000語というのが、英語の根幹をなす基本語彙と言われています。これがわからなければ、およそ英語を理解することはできないというわけです。逆に、1000語を使いこなすことができれば(=1000語がActive Vocabulary)になっていれば、基本的な英語を理解して、コミュニケーションをとることができます。しかし、3歳の子供というのは、結構豊かにおしゃべりしますよね。これを支えているのは、3000語のPassive Vocabularyです。だから、バイリンガルキッズを目指されるのであれば、3歳の段階で、Active Vocabulary を1000語、Passive Vocabulary を3000語を目指してください。これだけあれば、日常生活はほぼ不自由しませんし、かなり自由にコミュニケーションをとることができます。とはいえ、現状では、1000語レベル、2000語レベル、3000語レベルのよい語彙集がないのです。特に、ネイティブの子供が習得するような日常生活に即した単語リストがなかなかみつかりません。大人用のものだと、2000語レベルくらいから抽象語が増えてしまい、これはいくら頭の良い幼児でも、なかなか理解できません。でも、最初の1000語は、いろんな本があると思います。ネイティブの子供が使う絵辞典などは、生活単語が多いのでお勧めです。うちには、下記の絵辞典がどこかのサイトでお勧めされていたので購入しましたが、2歳の終わりのころ久しぶりに開いてみたら、700語の辞書ですが、全部知っていたので、あまり使いませんでした。でも、絵もかわいいし、単語ごとに例文が載っているので、使い方もわかるし、よい辞典ですよ。でも、もう売ってないのですね。Little Critter's(r) Picture DictionaryLittle Critter's Picture Dictionary (Amazon)うちは、3000語~4000語の絵辞典が欲しいのですが、なかなかみつかりません。今、アマゾンで、下記の辞書を注文してみました。何語収録しているか書いてないのは困りますね。届いたら、また内容を報告します。Scholastic Children's Dictionary 2010 (Amazon)
December 23, 2010
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もっと細かく記録を付けておけばよかったんですけどね・・・。目の前の子どもは、日々ゆるやかに成長するもので、何月何日、ハイ、できたっ! みたいにはっきりしているものではなく、いつのまにかできるようになっているので、なかなか記録しづらかったのですが、やっぱり、できるだけ記録があったほうがよいと思うので、思い出して、書いてみます。そして、これからは、このブログでリアルタイムに1か月ごとの成長記録を付けられたらな、と思っています。とはいっても、現段階の英語力を評価するのは、なかなか難しいのですが、(皆さんも、自分のお子さんの日本語力を評価しろ、と言われても、なかなか難しいでしょう?) 少し、長くなってしまいそうなので、「0歳~3歳の英語力」というカテゴリをたてて、細かく、書いていきたいと思います。現在、3歳7カ月時点でのオーバーオールな英語力は、「初めに」で書いたように、話し始めた時から、日本語力とほぼ同じです。もちろん、ある部分では日本語のほうが優っていることもあり、英語のほうが優っている部分もあります。でも、要するに、日常生活は全部英語で大丈夫で、アメリカ人の英語の先生とは、1時間でも2時間でも英語で話し続けるという感じです。文法も、もちろん間違いはありますが、かなり細かいところも正確に話してるな、と感じることが多いです。でも、最近は、日本人に対しては、日本語しか話さなくなりました。でも、英語話者が現れると、完全に切り替わります。また、字にも興味が出てきたようで、ABCを書いたり、簡単な単語を読んだり書いたりするようになりました。細かいところは、別の記事で書いていきます。
December 22, 2010
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こんにちは。英語育児に関するブログを開設することにしました。現在3歳半の長男(以後、Lちゃんと呼びます。ちなみに、エルマ♪はLちゃんのママという意味です♪)を身ごもって以来、バイリンガルに育てたい! と思って取り組んできました。その結果、Lは、英語も日本語も、自然に話すようになりました。でも、この方法は再現性があるのかしら? 次の子も、同じようになれるのかしら? ということが気になってきたので、ここらで、今までの取り組みをまとめておこうかと思いました。もちろん、うちも、まだまだ途上ですが、このブログが、日本でバイリンガルキッズを目指している他のお子さんのお役に立てれば幸いです。さらに、英語育児をやってらっしゃるママさんと交流できたら嬉しいです。それでは、今後とも、よろしくお願いします。
December 22, 2010
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