1990年代の半ばに、ニューヨーク市の中のスラム街の一角に、KIPPアカデミーという実験的な公立中学校が新設されたそうです。KIPPとは、Knowledge Is Power Programの略。この学校は、入試もなければ入学に必要な条件もない。生徒は抽選で選ばれ、ブロンクスに住む小学四年生ならだれでも申し込めます。生徒の約半数がアフリカ系アメリカ人で、残りがヒスパニック。4分の3の生徒が両親が揃っておらず、生徒の90%が貧困家庭の子どもを対象とした”無料または割引ランチ”の資格を持っています。