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2012年06月26日
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カテゴリ: ドラマ・TV・芸能
低視聴率を言われているNHKの大河ドラマ「平清盛」が過去最低に並ぶ10.1%を記録したという。

確かに登場人物が多すぎて分かりづらいかもしれないが、そこまでひどい内容だとは思わない。自分は視聴率など気にしないが、毎週楽しみにしているこちらとしては、見ている人も同罪といわれているようで、気分がよくない。

前回の放送は、むしろ面白かった。平治の乱につながる対立がそれぞれ描かれている。後白河上皇(松田翔太)の側近2人、信西(阿部サダヲ)と藤原信頼(塚地武雅)の対立。信西が「家柄だけの無能な人」と信頼を罵倒した場面は面白かった。実際、信頼はそういう男だったようで文献では酷評されている。

また、源頼朝(中川大志、子役)と清盛の初対面のシーン、緊張のあまり注いだ酒をこぼしてしまう頼朝に対し、清盛の余裕ぶり。母由良御前(田中麗奈)が病気になっても平家に頼るな、と言い残して死んだり、この後の展開(平治の乱→源平合戦)を予想していろいろ考えているなと思う。

キャスティングもうまいし、何が問題かといえば、清盛自体に国民がなじみがない、この一点に尽きると思う。源義経あたりが出てこないとやはり盛り上がらない。

人気、なじみだけで題材を選ぶと大河は毎年戦国物、特に三傑(信長、秀吉、家康)が登場するものだけやっていればいいということになってしまう。
「水戸黄門」のようなワンパターンが何十年も受ける国民性を考えると、視聴率を狙って国民に媚びるか、意欲ある題材を探して視聴率を気にせず作るか、選択を迫られることになる。





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最終更新日  2012年06月26日 10時15分47秒
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