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2023年05月19日
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カテゴリ: 映画
宮沢賢治 政次郎 を主役にした家族のストーリー。賢治本人でなく父を主人公にしたところが面白いと思った。そのため賢治の作品はあまり出てこない。「風の又三郎」「永訣の朝」「雨ニモマケズ」ぐらい。
10数年前に花巻を旅し、下ノ畑や花巻農学校、記念館、童話村も訪れているので、見覚えのある風景を懐かしく見た。

政次郎は子煩悩で甘いお父さん。賢治が無茶を言っても結局聞いてしまう。大正のころにこれは珍しい。そして、賢治が思った以上にめちゃくちゃな人間。現代ならダメなニートの息子になっていてもおかしくない。おまけに妄信的に日蓮宗に傾倒して暴走して、作家として名を残さなかったらただの危ない人だ。今でこそ聖人君子扱いされているが、実情はこっちが近いように思う。

それでも温かく見守る父。妹トシ。トシの早世がなかったら、賢治は作家にならなかったかもしれない。
物凄く感動したというほどでもないが、心に残る作品だった。


☆☆☆☆





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最終更新日  2023年05月19日 13時02分56秒 コメントを書く
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