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このごろ思うことがある。
病院へ行って治療だの投薬だのをしてもらうと、念のためリスクや起こり得る副作用の説明を受ける。患者として当然、知る権利があるわけだから真面目に聞いておく。
「ま、こういうリスクは 滅多に起こりません
から。」
「 普通は何ごとも無く
治癒していきますから。」
「副作用が起こる確率は 10パーセント未満
ですから。」
どうも、数学の「 集合 」にたとえていうと、ぶっきぃは「あり得ない」「起こらないはず」「未満」に相当するマイナーグループに属することが割とある。ナニ、今のところ命に別状のあるような集団に属しているとは言われていないから、あまり気にもしていない。ただ、お医者様の「大丈夫ですから」はあまり信用しないようになっている。
まれな星の下に生まれついたんだったら、宝くじとか福引きとか、そういうのに当選してもいいはずなんだけど。
2週間前、隣の歯を圧迫し始めた右下の親知らずを抜歯した。その時の日記は コチラ 。傷口はちゃんと縫ってもらったし、1週間くらいで違和感が徐々に無くなってきたかな、と思った頃から何となく右の顎が痛み出した。
と言っても、ズキズキするほどでもない。ちょっとうっとうしいから一度止めた痛み止めをまた服用するようになった。鈍く痛いのは顔の右側だけ。歯の周りだけだったり、顎だったり、こめかみだったり、耳の辺りだったり。
昨日が抜歯手術からちょうど2週間。まだ違和感があるのはおかしいと思い始めた。職場の同僚やボスからさんざん脅かされて、とうとう病院へ電話した。「すぐ来てください。」と言われた。何となくエマージェンシーな感じ。「なんかヤベー」気がする。
また来ちゃったよ。大病院。
今朝、早めに仕事をフル回転させといて、その合間に病院へダッシュで行ってきた。例の「蝶ネクタイの先生(ここの口腔外科部長)」は学会で出張中。代わりの先生が丁寧に診てくださった。色々問診されて出た結論は
ドライソケット (dry socket) という症例。
抜歯後にまれに起こるらしい。要は、抜歯した後に傷口に保護膜のようにかぶさっているはずの血餅がとれて、ぽっかり穴が開いた状態。隣接している歯の根本が露出するため、ちょっとした刺激が歯神経の痛みにつながる・・・。ドライソケットは基本的に激痛を伴うとのこと。
まれな症状を発してしまった不幸・・・中の幸いだったのはまったく激痛じゃなかったこと。それなりにうっとうしいけれど、我慢できないほどじゃない。確かにここ数日寝不足気味にはなっていたけれど。
原因がわかってひと安心。先生からの説明と自覚症状を照らし合わせて、ズバリ納得がいくから、これは間違いなくドライソケットだ。ぶっきぃの「穴」は塞がりかけの極小さなものらしい。だから傷みが軽かったんだろうって。
先生は、先の曲がったプラスチック製の注射器でソケットを丁寧に洗って(実はちょっと痛かった)、「詰め物」でソケットを塞いでくれた。
「詰め物、ちょっとクサイ薬が含まれています。ヘアカラーみたいな匂いがしますが我慢してくださいね。」
はいはい、何でも我慢します・・・。って詰められたニオイはまさしく 正露丸 だった。ヘアカラーの匂いとは違うだろー、 せんせー。ぶっきぃは正露丸のニオイなら慣れまくってますから。
明日また、この詰め物の交換に病院へ行く予定。多分、週明けにもう一度行くと思う。ちょっとした災難だったけど、また1つ勉強になった。
ドライソケットを検索してみた。 日本語のウェブサイト は割と抽象的で、かえって恐怖感をあおるよね。 英語のウェブサイト の方が、かなり具体的に説明があって安心して勉強できた。とにかく、早く完治しますように~。

患者さんが必ず付けさせられる個人情報入りのタグ。
意識なくなっても、コイツが誰でどこの先生の患者かバーコードで一発でワカル。
憎めないけれど、今日は憎かった彼 2016年05月21日 コメント(2)
An honest mistake- 悪気は無いから 2014年12月17日 コメント(2)
2セットずつ用意する 2014年12月06日 コメント(2)