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2009年10月13日
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カテゴリ: あき-autumn

今日はコロンバス・デーという半祝日。学校関係や一部の職場はお休みになるのだが、大半のところは平常どおりの仕事日である。

コロンバス・デーは、ぶっきぃにとって長年特別な日だった。この日にはボストンで10キロのロードレース( TUFTS 10K FOR WOMEN )がある。アメリカへ来た最初の年から、出られる限り出場してきた。故障などで走れない年には歩いたし、友達とチームを作って出た年もあった。連続出場ではないのでうろ覚えなのだが、そろそろ記念すべき10回出場になるような気がする

今年も早々と主催者のTUFTSからご招待の葉書が届き、それを眺めながら「出たいな~、出られるかな~」とギリギリまで思い悩み、結局断念することにした。ナニ、自分で「出ない」と決めたんだから二言は無い。・・・と言いたいところだが、

この間の5Kのレースが快調だったし・・・ あれからまた走り込んでるし・・・ 結構行けたんじゃないの?

未練たっぷりの情けない自分もしっかり居るのである


職場で、「じゃ、お昼休みにその10Kレースを観戦しにいこうよ」という話が出た。自分が走らないレースを観戦するってどうよ? ぶっきぃは乗り気でなかったのですっかり忘れていた。

お昼前に背後で大声がした。「 ぶっきぃ、行くぞ!
誰かと思ったら、全然違う部署のお偉いさん。「えええ~? どこへですか?」
「どこへ? TUFTSのレースを観に行くに決まってるだろ? 
 あんたはそのままレースに加わって走ってっていいからさ大笑い
冗談好きなこのお偉いさんの迫力に負けて、目の前に山になっていた書類を放置。レースのコースへ出てみることにした。職場から歩いていける距離。

沿道に立つ。ポリスの車に先導されてトップランナーの集団が爽やかに駆け抜ける。何て躍動的で美しいんだろう。今までは自分がはるか後方集団の中で必死だったから、トップアスリートが走る姿をじっくり眺めるチャンスが無かった。

乗り気で無かったはずのぶっきぃ。すっかりノリノリである。沿道から乗り出して大声張り上げて拍手で応援。だって皆カッコイイんだもの。

大声でぶっきぃを引っ張り出したにしては、隣で物静かにレースを観ていた例のお偉いさん。突然あるランナーさんを見つけて大興奮。大声で彼女の名前を叫んで応援し出した。

その年配のランナーさんの名前はジョーン・ベノイト-サミュエルソン。50代だそうだが、レースの先頭集団からさほど離れていない好ポジションで快調に走り去って行った。ぶっきぃはこの人がこのレースに連続出場していることを、今日初めて知った。

ジョーン・ベノイト-サミュエルソン ( Joan Benoit-Samuelson ) - '80年代の世界の女子マラソン界でトップだった人。ニューイングランドはメイン州の生まれ。1979年にボストンマラソンに一般ランナー(認定された登録ランナー枠外)として出場して優勝。しかも過去の記録を8分も短縮。これは凄すぎます。何よりも彼女はBoston RedSoxのキャップを被って走ったというところに、 グッと来たぜよ!!  1984年のロサンゼルスオリンピック。この年に初めて公式競技になった女子マラソンで優勝。

引退してからも、ずっと走り続けているという。今日の10Kも、上位グループの10代や20代の人に混じって、キラキラ輝いているように見えた。すごいな、この人のオーラ。

うだうだ言うだけの自分がかなり小さく思えた。いいお天気の沿道観戦。ベノイト-サミュエルソンさんとの遭遇。無理やり連れ出してもらって良かった良かった またまたグッドな1日になったよ。

レース速報で確認。Joan Benoit-Samuelsonさんは36分31秒でゴール。総合43位(年代別では勿論1位。新記録も樹立)。この日の出場者数は6000人余。TUFTS 10Kでは珍しいと思うが、日本から招待ランナーさんが出ていた。小俣 后令(Omata Korei)さんというアコムの選手。33分29秒で総合9位。

garden (100309).jpg

うちの野菜畑。ハロウィーンの飾りつけをしてみた。

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Last updated  2009年10月13日 10時48分59秒
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Re:ジョーン・ベノイト-サミュエルソン(10/13)  
アルローラ  さん
今年は出場されなかったのですね。
来年のお楽しみに 取っておきましょう(^_^)

すごいですねー。
こういうトップアスリートの方達って、本当に楽しくって走ってらっしゃるんでしょうねぇ。
全く走らない私は 走るってしんどくって辛いだけのものに思えるんですが..^^;;)

オリンピックで金を取った人って、その後 その競技に自分はどう関っていくかって事が難しいんだろうナァ(´Д`)
年とってタイムもどんどん落ちてくるだろうし・・ 周りのシガラミもあるでしょうし。
なにより自分自身が納得できるようなタイムじゃないとね。
現実を素直に受け入れる事も出来ないと 辛いでしょうね。

それを全てクリアして 今なお続けて参加されてるって、素晴らしい~☆
古くからのファンも大勢いて 頼もしい応援も、とっても嬉しかったでしょうねぇ(^_^)

(2009年10月13日 13時27分30秒)

Re:ジョーン・ベノイト-サミュエルソン   
ゆうゆう さん
高校生のとき
5キロの持久走にへろへろになっていたへたれな私にとって
挑戦し続けているぶっきぃさんや
このジョーン・ベノイト-サミュエルソン さんの
走りは尊敬です。

何年か前のオリンピックで高橋尚子さんが
過酷なレースを終了後、満面の笑みで
「楽しかった~、もっと走りたい」と
嬉しそうにインタビューに答えていたのが
すごく新鮮でした。

マラソンのインタビューといえば
みんな真っ青な疲労顔、泣き顔の人が多いイメージだったのですが、まだ走りたい!!なんて
この人は本当に走る事が楽しいのだな~しあわせなんだなって見えました。

ぶっきぃさんの出会ったこの方も
走る事を愛しているんですね。

こんな風に走れたらいいですね。
素敵ですよね。
ますます楽しんで走ってください。 (2009年10月15日 20時09分29秒)

Re[1]:ジョーン・ベノイト-サミュエルソン(10/13)  
bukit bintang  さん
>アルローラさん
>オリンピックで金を取った人って、その後 その競技に自分はどう関っていくかって事が難しいんだろうナァ(´Д`)

これね、とても「ええとこついちゅうき(高知弁)」。
オリンピックはおろかインカレでさえ無理だったぶっきぃでも、学生時代の選手生活を終えてから同じスポーツにどう関わっていって良いか、実はすごく戸惑った時期がありました。

競技(つまりは勝負)することにしか視点が行っていなかったのに、「楽しみなさい」と言われてもナカナカ。でも、生涯スポーツとして受け入れていくには気持ちの切り替えが必要。

ベノイトさんみたいなトップクラスのアスリートにとって、それはもう並大抵の葛藤ではなかったと思います。Wikipediaの英語版の方に書いてありますが、ベノイトさんは最近ではランス・アームストロングのペースメーカーとしてニューヨークシティマラソンに出たり、自身でマラソンレースを主催したりと、次世代のために力を尽くされているようです。

鑑のようなお方だと思います。 (2009年10月17日 08時36分48秒)

Re:Re:ジョーン・ベノイト-サミュエルソン(10/13)  
bukit bintang  さん
>ゆうゆうさん
>オリンピックで高橋尚子さんが
>過酷なレースを終了後、満面の笑みで
>「楽しかった~、もっと走りたい」と
>嬉しそうにインタビューに答えていたのが
>すごく新鮮でした。

これまた、「ええとこついちゅう!」…ゆうゆうさん、通訳要らんね。自分が楽しめるレースや試合ができたら最高なんだと思います。高橋尚子さんはとても大切なメッセージを伝えてくれましたね。

そういう意味では生涯スポーツというものに限界は無いとぶっきぃは思います。TUFTS 10Kは今年で33年目を迎える女性アスリートだけのロードレース。色々な思いやモチベーションを持って出場する数千人の個人が、互いに何かを共有できる大切な数十分だと思います。

元金メダリストというところでなく、1人の女性ランナーとして颯爽とボストンを駆け抜けて行く姿にうたれたのはワタシとそのお偉いさんだけではなかったと思います。

あ~、来年は仕事を休んででも出るぞ~ 10回出場記念だし。 (2009年10月17日 08時45分15秒)

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