【あらすじ】 1980年代に爆発的な人気を博した5人組バンド“PoP”。ダブルボーカルの一人コリンがバンド解散後も大活躍しているのに比べ、もう一人のボーカルだったアレックスは今ではすっかり過去のスター。マネージャーで友人のクリスがもってくる、80年代を懐かしむ元ギャルたちのイベントも減ってくる状態。 ある日、アレックスにカムバックのチャンスが訪れる。若者に絶大な人気を誇る歌姫のコーラ・コーマンから、新曲「愛に戻る道(Way Back into Love)」の作詞・作曲のオファーがあったのだ。ただし、コンサートが2週間後に迫っているため、期間はわずか3日しかなかった。 曲を書くのは10年ぶり、しかも昔から作詞の才能はゼロ。困り果てている時、アレックスのアパートに、友人の代理でと鉢植えの世話にソフィーが訪れてきた。そして、彼女がつぶやいたフレーズがアレックスの心に響いた。 ソフィーは元々作家志望だったが、創作の師匠で恋人であったスローンに手酷くふられ、おまけにスローンが書いたベストセラー小説が彼女をモデルにしていて、しかも性悪女として描かれていることでひどく傷つき、何も書けなくなっていた。 アレックスはソフィーに、一緒に曲を創ってほしいと申し出るが、二度と傷つきたくないソフィーはきっぱりと断ってしまう。 彼女の才能を信じるアレックスは、それでも諦めずに、かつてPoP!の追っかけだった姉のローンダをも巻き込んで、ソフィーの心を動かしていく。そして、二人のラブソング作りが始まった……。 『ラブソングができるまで』 MUSIC & LYRICS