サルサを踊って、ワインを飲んで、Human Resource Managementを考える

サルサを踊って、ワインを飲んで、Human Resource Managementを考える

2009.12.19
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既に公開から1週間近く経過しているが、総務省統計局のホームページで2009年2月分の労働力調査を見ることが出来る。

これによると、完全失業者は299万人で昨年より33万人増加している計算になるという。完全失業率は4.4%。男女別には、男性は1月4.2%→2月4.4%。女性は4.1%→4.4%。働く意欲のある女性の失業が足を速めて来ているのか。

又、完全失業者のうち、求職の理由は次の通りで、この不況下就業者が、転職や離職を控えている状況が推知できる。
(1)勤め先都合 94万人で昨年より33万人増加
(2)自己都合 96万人で7万人減少

更に驚くのは、年齢階級別の完全失業者数である。
15歳~24歳の完全失業率は8.9%と他の年齢階層に比べて異様に高い。

15歳~24歳 完全失業率8.9%
25歳~34歳 5.9%

45歳~54歳 3.5%
55歳~64歳 3.8%

次いで、25歳~34歳が5.9%。いわゆるロストジェネレーションが入るのがこの年齢階層。若い人がなかなか就職・再就職できない状況になっているのだろう。

次に有効求人倍率に目を向けると、2009年2月は更なる悪化が明白になっている。なんと正社員の有効求人倍率は0.37倍。3人に1人分しか求人がない計算だから、失業者や転職希望者には相当苦しい。非正社員を含んでも0.59倍。

米GMの破産申請も間近ではないかと恐れているが、これは津波となって米国全土に広がり、米国全土の景況をより冷やし、外需依存の日本にその余波を広めることになる。新聞各紙が取り繕ったような記事を出しているが、まだまだ悲観論から脱却するのは早い。考えられるリスクに警戒し、支出を減らす、勉強をする、マジメに働くなどの日々の生活努力を怠ってはいけない。





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Last updated  2009.12.19 19:42:51


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