記憶の記録

2006.09.05
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カテゴリ: 今月のコラム
ワタクシゴトで恐縮ですが、

僕の劣等感人生が始まったのだと思います。(僕が通っていた幼稚園は、松巌寺というお寺が経営する幼稚園でした)
和尚様はとても厳しい人で、他の子供のいる前で手きびしく叱咤したものです。
同窓生の前で、いきなり劣等生の烙印を押されてからというもの、きちんと、習い事も、勉強も、する必要の無い、とっても楽な人生が開けてしまったわけです。(笑)
以来、僕の中の劣等感はつのるばかり。
自分には何の能力も無くて、勉強などしても無駄なことだ、誰と競い合っても勝てるはずも無い。
そう思い続けて学生時代は光陰矢のごとし、瞬く間の楽しいひとときでした。
そして厳しい社会人としての人生が始まったと思いきや、社会は甘かった!!!

わたされた仕事だけしていれば給料がもらえる。
自動的に昇給していく。周りの先輩方もプロフェッショナルに見えない!
おいおい、本当にこれでいいのか?と思ったものでした。
劣等生だったけれど、若さゆえ熱いものをもっていたのだと思います。
それから、たぶん、学生時代にやっていたスポーツの厳しさを知っていたことが、僕にそう思わせたのだと思います。
僕は柔道をやっていました。これは厳しかった!厳しくなければ即、怪我に結びつく競技ですから、当然のことですし、厳しさに納得も出来ました。しかも、格闘技ですから、一瞬の油断が、敗北を招きます。同じ部の仲間全員が、妥協の無い自分に厳しい男たちばかりでした。
そのような環境から社会に出て、甘いと感じたのは、錯覚ではなかったと思っています。
全く勉強しない学生だった僕が、卒業したとたんに勉強するようになりました。
そのエンジンは、まちがいなく、僕の中の劣等感でした。
劣等感こそがぼくを変えていきました。
いまでも、劣等感というDOHC4バルブターボ付エンジンは健在です。

いまだに、僕の基本的能力は、並以下で、すり鉢のそこから這い出そうとしている蟻のようです。
52年の人生で学んだ最高の知識は、これです。
『劣等生でも、継続は力なり』





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Last updated  2006.09.05 18:20:31
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