Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年01月09日
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カテゴリ: 夢有無有
ギルガメシュ叙事詩・第一の書板の文段解析1
 全てのものを国の果てまで見、全てを味わい、全てを知り、全ての知恵を極め、全てを知り尽くした人について、私は我が国民に教えよう。彼は秘密を見、隠されたものを得た。彼は洪水前の事柄を知らせた。彼は遥か遠くへ旅をし、大変な苦労をして帰り着いた。彼は碑石に苦労の全てを刻み込んだ。
 彼は囲いの町ウルクの城壁を建てた。聖なるエアンナの神殿の宝物庫もそうだ。その外壁を見なさい。その輝きは銅のようだ。その内壁を見みなさい。どこにもこれ程のものは無い。敷居に触れてみなさい。それは遥か昔からのものだ。イシュタルが住むエアンナに近づいてみなさい。後の王の誰だろうと、これには及ばないだろう。
ウルクの城壁を登り、歩いてみなさい。礎石を調べ、レンガをあらためなさい。そのレンガが火焼きレンガではないかどうか、七人の賢人がその基礎を置いていないかどうかを。ウルクの町の広さは一シャル、果樹園は一シャル、粘土をとる低地が一シャル、それにイシュタル神殿の未耕作地。つまり、ウルクは三シャルと更に未耕作地からなっている。銅製の書板入れを探し、その青銅製の鍵を解いてみなさい。秘密の門を開け、ラピス・ラズリの書板を取り上げて読んでみなさい。ギルガメシュがどのようにして、あらゆる苦難の道を歩んだかを。
諸王に勝って名声に溢れ、容姿の優れた王、ウルクの出身で、雄牛のように勇敢だ。彼は、第一人者として前を進んで行き、兄弟たちの後ろ盾として、後を守って行く。
ギルガメシュはルガルバンダの長子で、強力な網のように兵士たちの守りとなり、石の城壁をも砕く怒濤のような、もの凄い勢いを持っている。ギルガメシュは気高き雌牛ニンスンの息子で、畏れ多いほどの完全さを持っている。彼は山地に入る道を拓き、山裾に井戸を掘った。東の果てまで大海原を渡り、世界の果てまで行き、生命を求め、力を尽くした。破壊された聖所を再興した方である、遥かなるウトナピシュティムの所へたどり着いた。王権においてルガメシュと肩を並べられるような王は他にはいない。
ギルガメシュは生まれ落ちた日からずっと、その名を讃えられる。彼の三分の二は神、彼の三分の一は人間。彼の体の形はベーレト・イリーが造った。彼は野牛のように雄々しく、背は高く姿は完璧。武器の扱いのうまさで、彼に並ぶ者はいない。彼の太鼓によって、仲間達は立ち上がる。
 文段解析1=シュメール王名表によれば彼はリラの息子であり127年間在位した。ただし、第一の書板では、ルガルバンダ(Lugalbanda)は古代メソポタミア、ウルク第1王朝の伝説的な王で、女神ニンスンを妻とし、多くの説話においてこの夫妻はギルガメシュの親であと語られています。王碑文にはウル・ナンム(ウル第三王朝創始者)の母、シュルギ(ウル第三王朝第三代王)の母と記され、伝承によってクラバのドゥムヂの母、ギルガメシュの母とされている。そのニンスン(Ninsun or Ninsuna "lady wild cow")は雌牛の女主人と訳され、ニンスンナとも呼称されて牧畜、灌漑の女神である。その息子ギルガメシュ自身に関する考古学的史料は現在の所は発見されていませんが、伝説の中でギルガメシュとともに登場するエンメバラゲシの実在が考古学上の発見によって実在が確認され、また、彼の名はギルガメシュ叙事詩にも登場している。このことは、ギルガメシュもウルクの実在の王であり、単なる伝説上の人物ではないということを示唆していると云えそうです。彼は数多くの神話に登場し、創世記のニムロデをその人物に当て嵌める説もあるが、その実際の姿は殆ど分かっていません。後世の伝承にはギルガメシュが偉大な征服王であったかのような記述やキシュと戦いこれを征服したという記述もあり、シュメールで覇権的地位を得た人物の一人であると考えられています。他に彼の業績としてウルクの城壁を建造したことが重要視され、バビロン第1古王朝時代にも引き合いに出されています。ギルガメシュは紀元前2600年頃、シュメールの都市国家ウルクを治めていた実在の王。シュメール語読みではビルガメシュ(老人が若者であるの意)。ギルガメシュは、古バビロニア語以降の読み方です。彼はニップール市のエンリル神殿ドゥ・ヌムンブラを建て、またキシュの町を攻略したことがあるらしい。ファアラ遺跡で出土した、紀元前2450年頃(シュメール初期王朝期末)の神名一覧表にも見られ、ギルガメシュの神格化は早いうちから行われていたと考えられ、新シュメール時代のウル第三王朝では、供儀・供物を捧げられる対象でした。また、後世にイスラエルの偶像崇拝に見られる牛を鋳造して崇める風習もこれ等を始原としている可能性があります。

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最終更新日  2013年01月09日 09時48分56秒
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