Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年05月25日
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カテゴリ: 夢有無有
「時間」を紐解く(69)私見-時間観(十五)ゼノンのアキレスと亀の1
 アリストテレスが「時間」は、始めと終わりの運動の数と説いています。数学者が好んで使う時間定数、その事情を考慮すれば、時間が運動を計数即ち動き・変化として取り扱う時に非常に便利であり役立つからです。そのことがゼノンのアキレスと亀の「走ることの最も遅いものですら最も速いものによって決して追い着かれないであろう。なぜなら、追うものは、追い着く以前に、逃げるものが走りはじめた点に着かなければならず、したがって、より遅いものは常にいくらかずつ先んじていなければならないからである。この議論は、アリストテレス「自然学」がとりあげた一節である。「ゼノンのパラドックスは、アキレスと亀の競争という時間に関する問題を、アキレスと亀の位置という空間に対する問題に置き換えているが、このことがパラドックスを引き起こしている。時間は本来分割不可能なのに、それを空間に置き換え空間の分割問題にしたところに問題がある。」と。ところが、現代の私たちは空間を無限に分割することができない事を知っていると勘違いしている。空間を分割していくと量子論の世界に入って行く。そして分割不可能な単位である素粒子に行き着く。つまり空間は無限に分割可能なのではなくて、それ以上は分割できない最小の単位があるのであると。ところが「空間」の始まりの存在、ビッグバンの基である「コア(核)」なるものの爆発直後に素粒子は存在していたのだろうか、そもそも素粒子は空間ではなく個物と捉えられます。空間が無限に分割する事を仮定しており正しくないとする説には賛成しかねる部分もあります。ベルグソンの誤謬は原子を線上の点、ユークリッド云うところの「位置をもち、部分を持たない大きさ」の定義を、線上のみならず空間の原子までを点に擬えたことにあります。「空間」とは文字通り「虚空」言い換えると、何も妨げるものがなく、すべてのものの存在する場所であって、俗に云うところの「カラッポの状態」を言うと考えます。

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最終更新日  2013年05月25日 06時31分00秒
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