Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年06月15日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」創世記 第31章後半-2・主はわが盾

 家族も蓄えも相応にできたヤコブが故郷に直ぐには戻れなかったのは「兄エサウの怒りがとけたら、迎えをやる」という母リベカ知らせが未だ無かったからでしょう。ただ往路の天使の乗降を観たあのベテルで「確かに神が自分とともにいる」という確信を与えられたヤコブに、「わたしは、あのときの神だ」と名乗る神が「わたしはすべて承知している。わたしがあなたの父祖に約束した地へ帰れ」というのです。ラバンにとってのラケルとレアは、ヤコブを引き止めておくための手枷足枷のつもり。二人をヤコブに売って財産を手に入れたも同然であれば、父のもとにいても自分や子どもたちが相続する分は期待できそうにない、ということで妻たちも帰郷することに異議なし。ヤコブがラバンのもとに来てから20年が過ぎたときのことでした。ヤコブは言います「この20年というもの、私があなたの群れの世話をしていて、家畜が子を産み損ねたことはない。あなたの群れの雄羊を食べたこともないし、野獣に殺されたものも盗まれたものも、私が償った。見張りのために、この厳しい土地で昼は猛暑に夜は極寒に悩まされ、眠ることすらできなかった。この20年間のうち、14年はあなたの2人の娘のため、6年はあなたの家畜の群れのために働いたというのに、あなたはわたしの報酬を十回も変えた。もし、神ヤハウェがわたしの味方でなければ、あなたはきっとわたしを手ぶらで追い出したことでしょう。神は、わたしの労苦と悩みを目に留められ、昨夜、あなたをさとされたのです」と。相手のラバンはもう、「裸一貫で来たヤコブがいま故郷に持ち帰ろうとするのはすべて私の物だったものだ、しかし娘や孫たちのために手出しは控えよう」と強がるのが精一杯。ヤコブに一抹の恐れを抱くラバンは石塚をつくり、双方とも敵意を持ってこの石塚を越えることのないようにと誓いあいます。そして和解の証明として食事をともにすると、内心はどうかわかりませんが、ラバンは翌朝はやくに娘と孫たちに口づけして祝福し、平和のうちに去ります。ラバンもこれだけ分が悪くなれば、もし神の介入がなければ戦う展開は必至だったでしょう。しかし神は、信じる者ヤコブの盾になって守ります。後に聖王であり詩人のダビデは、先王サウルに不当に命を狙われたあとで、「主はわたしの岩、砦、逃れ場、 わたしの神、大岩、避けどころ、わたしの盾、救いの角、砦の塔。わたしを逃れさせ、わたしに勝利を与え不法から救ってくださる方」の歌いだしで始まる長編の詩でヤハウェをたたえます。

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最終更新日  2013年06月15日 06時12分34秒
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