Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年07月13日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」創世記 第48章・ヤコブの遺言
 48:1これらの事の後に、「あなたの父は、いま病気です」とヨセフに告げる者があったので、彼はふたりの子、マナセとエフライムとを連れて行った。48:2時に人がヤコブに告げて、「あなたの子ヨセフがあなたのもとにきました」と言ったので、イスラエルは努めて床の上にすわった。48:3そしてヤコブはヨセフに言った、「先に全能の神がカナンの地ルズでわたしに現れ、わたしを祝福して、48:4言われた、『わたしはおまえに多くの子を得させ、おまえをふやし、おまえを多くの国民としよう。また、この地をおまえの後の子孫に与えて永久の所有とさせる』。48:5エジプトにいるあなたの所にわたしが来る前に、エジプトの国で生れたあなたのふたりの子はいまわたしの子とします。すなわちエフライムとマナセとはルベンとシメオンと同じようにわたしの子とします。48:6ただし彼らの後にあなたに生れた子らはあなたのものとなります。しかし、その嗣業はその兄弟の名で呼ばれるでしょう。48:7わたしがパダンから帰って来る途中ラケルはカナンの地で死に、わたしは悲しんだ。そこはエフラタに行くまでには、なお隔たりがあった。わたしはエフラタ、すなわちベツレヘムへ行く道のかたわらに彼女を葬った」。48:8ところで、イスラエルはヨセフの子らを見て言った、「これはだれですか」。48:9ヨセフは父に言った、「神がここでわたしにくださった子どもです」。父は言った、「彼らをわたしの所に連れてきて、わたしに祝福させてください」。48:10イスラエルの目は老齢のゆえに、かすんで見えなかったが、ヨセフが彼らを父の所に近寄らせたので、父は彼らに口づけし、彼らを抱いた。48:11そしてイスラエルはヨセフに言った、「あなたの顔が見られようとは思わなかったのに、神はあなたの子らをもわたしに見させてくださった」。48:12そこでヨセフは彼らをヤコブのひざの間から取り出し、地に伏して拝した。48:13ヨセフはエフライムを右の手に取ってイスラエルの左の手に向かわせ、マナセを左の手に取ってイスラエルの右の手に向かわせ、ふたりを近寄らせた。48:14すると、イスラエルは右の手を伸べて弟エフライムの頭に置き、左の手をマナセの頭に置いた。マナセは長子であるが、ことさらそのように手を置いたのである。48:15そしてヨセフを祝福して言った、「わが先祖アブラハムとイサクの仕えた神、生れてからきょうまでわたしを養われた神、48:16すべての災からわたしをあがなわれたみ使よ、この子供たちを祝福してください。またわが名と先祖アブラハムとイサクの名とが、彼らによって唱えられますように、また彼らが地の上にふえひろがりますように」。48:17ヨセフは父が右の手をエフライムの頭に置いているのを見て不満に思い、父の手を取ってエフライムの頭からマナセの頭へ移そうとした。48:18そしてヨセフは父に言った、「父よ、そうではありません。こちらが長子です。その頭に右の手を置いてください」。48:19父は拒んで言った、「わかっている。子よ、わたしにはわかっている。彼もまた一つの民となり、また大いなる者となるであろう。しかし弟は彼よりも大いなる者となり、その子孫は多くの国民となるであろう」。48:20こうして彼はこの日、彼らを祝福して言った、「あなたを指して、イスラエルは、人を祝福して言うであろう、『神があなたをエフライムのごとく、またマナセのごとくにせられるように』」。このように、彼はエフライムをマナセの先に立てた。48:21イスラエルはまたヨセフに言った、「わたしはやがて死にます。しかし、神はあなたがたと共におられて、あなたがたを先祖の国に導き返されるであろう。48:22なおわたしは一つの分を兄弟よりも多くあなたに与える。これはわたしがつるぎと弓とを持ってアモリびとの手から取ったものである」
 イスラエルは、エジプトの国ゴセンの地域に住み、そこに土地を得て、家畜を増し、子を産み、大いに数を増した。と記録されています。その後イスラエルびとがエジプトを出て行くのはこれから430年後ですが、70人で移住してきたのが出エジプトの時点では壮年男子だけでも60万人にまで増えたと記されます。ですがヤコブことイスラエルのこの世での生涯は終息を迎えます。移住から数えて17年、147歳のイスラエルは、死期を悟ってヨセフを呼び寄せ、自分の遺体はエジプトではなく先祖たちが眠る墓に埋葬するとことを誓わせます。ユダでも長男ルベンでもなくヨセフにこのことを託すのは、エジプトを救った偉大なるツァフェナト・パネアことヨセフの父として、此のエジプトの地に埋葬されてしまわないようにということと、神が約束した地カナンに葬られるべきだという思いがあったから。ヨセフも同じ信仰から父のその求めに応じて誓い、誓いをその死後に果たします。そしてヨセフが死ぬときも、ヤハウェが一族をエジプトから連れ帰るときに自分の骨を運んでくれるようにと、兄たちにも頼むことになります。しばらくして、ヨセフのもとに「父、危篤」の急報、ヨセフが二人の息子とともに駆けつけると、イスラエルは最後の力を振り絞るように寝台の上で身を起こし、ベテルでの神の祝福の契約である、「あなたの子孫を増やす」「カナンをあなたの子孫の永久の所有地とする」を想起し、ヨセフの子であるエフライムとマナセを自分の養子にしたいと提案します。ともあれ最愛の妻ラケルの面影を持つ二人の孫に見て懐かしんだあと、イスラエルは二人に口づけして抱きしめ「ヨセフの顔さえ生きて見られるとは思わなかったのに、神はヨセフの子供たちをも見させてくださった」と喜ぶと、二人の上に手を置いて、ヤハウェの名において祝福しました。ところでこの祝福のとき、イスラエルは右手を次男エフライムの頭に置き、マナセには左手を置いていました。力や権威を象徴する右手の置き場を父が間違えたと思ったヨセフは、父の右手をとって長男マナセの頭に移そうとします。しかしイスラエル翁は、マナセも大きな民となるが、弟のほうはさらに大きくなると預言したのです。この預言は現実のものとなります。のちにエフライムはイスラエル王国の北部を代表する名となり、王国が南北に分裂してからは北王国そのものを指す名となります。以後此の養子縁組によりエフライムとマナセは、ルベンやシメオンらと同列に取り扱われることになり、イスラエルの部族の名としては「ヨセフ族」というかわりに「エフライム族」「マナセ族」という名が氏族名として出てくるようになります。ここで旧約聖書は祝福において右手を優先しています。主は強い手をもってあなたがたを導き出し、奴隷の家から、エジプトの王パロの手から、あがない出されたというように右手は優先の証なのです。神は何故イスラエルを自分の民(選民)とされたのか。それは弱い者を選ぶ事により神の存在とその摂理を明らかにするためであったと旧約聖書は説きます。

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最終更新日  2013年07月14日 07時05分36秒
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